猫って可愛くて癒されるけど、気まぐれでなかなか懐いてくれないという方いらっしゃるかと思います。

そこで今回は猫に好かれる方法をご紹介します。

ゆっくりと近づいて撫でてあげる

猫は触られるのが嫌い、なんてことはありません。

ただ警戒心が強い動物です。

そのため、いきなり近づいて触れようとすると、猫はびっくりして逃げようとしてしまいます。

犬と異なり、中には1日の大半を屋外で過ごす猫も少なくありません。

彼らは車や他の動物から自分の身を守るために、常に周りを警戒しています。

そのために、物音や陰に一層敏感になりやすいのです。

彼らにとって私たち人間はとっても大きい存在です。

だから近づくときは勢いよく近寄るのではなく、ゆっくりと近づいて、撫でてあげましょう。

慣れてきたら、お菓子を手のひらに置いてあげてみましょう

これは猫にもよりますが、基本的に動物は食事中は常に警戒心を抱いているもの。

食事中の動物にちょっかいを出して噛まれてしまった、なんて話もよく聞きますよね。

お菓子をもらう事自体は猫自身も喜んでいるけど、いきなり手のひらに置かれると、食べるのに戸惑っちゃうなんてことも。

なのでお菓子をあげるときは、初めは床に置いてあげることから始めてみましょう。

慣れてきたら指先、手の平といった風に置き、ゆっくりと差し出してあげてみてください。

このときのポイントは不意に手を動かさないこと。

当たり前ですが、食事中にお皿が動いたらびっくりしますよね。

また、食べ終わった後にたくさん撫でて話しかけてみてください。

良い関係を作るきっかけになるかもしれません。

必要以上に触らない

撫でて、撫でてとシッポをフリフリする多くの犬とは対照的に、猫は必要以上に触られることがあまり好きではありません。

決して触られることが嫌いなわけではないのですが、必要以上に触ろうとしているうちに力が入ってしまったり、デリケートな部分に触れてしまったりすることもありますよね。

そうしたことが猫のストレスへと繋がってしまうのです。

そのため、触りすぎには注意しましょう。

また、同様に多くの猫は抱っこされることを嫌がります。

中には抱っこされるのが好きな猫もいますが、あまり多いとは言えないでしょう。

なぜなら、抱っこされることによって体制が不安定となり、バランスが取りにくくなってしまうためです。

そのため、なるべく抱っこは避けた方が無難だと言えるでしょう。

撫でてあげるときは顎の下や首回りを撫でてあげましょう

猫は顎の下が撫でられるのがとっても好き。

撫でてあげるときは指の腹を使って、ゆっくりとマッサージをするように撫でてあげましょう。

また、首回りを撫でてあげるのも効果的です。

これも同様に、マッサージを行うように優しく撫でてあげましょう。

このとき注意するのは、力を入れすぎないこと。

私たちが思ってる以上に猫へ負担がかかってしまうためです。

優しく撫でながらリラックスさせてあげてください。

きっと飼い猫とあなたの距離も縮めやすくなるのではないでしょうか。

ゆっくりと時間をかける、気長に

すぐに懐いてくれない、どうしたら良いの、と焦る気持ちも分かりますが、猫は警戒心が強い生き物です。

なんで懐いてくれないの?と躍起になって接するのではなく、ゆっくりと、時間をかけて猫と信頼関係を築く努力をしましょう。

猫は気分屋ですので、もしかしたらベタベタと甘えてきた翌日には、ツンとして近寄ってこないこともあるかもしれません。

そんな時、いちいち気にしていてはキリがありません。

今日はきっと気分が乗らないんだな位に受け止めるのが良いでしょう。

焦らずに時間をかけて、気長に付き合ってみましょう。

柔らかい声のトーンで話しかけてあげる

猫に話しかけるときは、極力大きすぎない声で話しかけてあげましょう。

大声で話しかけると、びっくりしてしまう事も少なくありません。

近づいて猫が心地良いと感じるように、柔らかい声で話しかけてあげましょう。

例えば帰宅したときに毎日「ただいま、元気だった?」と優しく話しかけてあげるだけでも猫には伝わります。

その際、しゃがんで一撫でしてあげるのもいいでしょう。

続けていくうちに猫の警戒心も薄れていくのではないでしょうか。

猫に好かれよう

猫は他の動物と違って、ただ警戒心が人一倍強いだけです。

また気分の起伏も激しい動物です。

いきなり懐いてくれなくても焦るのではなくて、根気よく話しかけてあげたり撫でてあげたり、気長に待ってあげてみてください。

懐いてくれるまでは大変かもしれませんが、懐いてくれればきっと素敵な関係が築けるはずです。