コンタクトなどを常用している人にとって「猫の毛が目に入る」というのはかなり苦痛ですよね。

ですが、猫を飼っていると猫の毛が目に入ってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

でも、毎朝嫌な思いをしたくありませんし、できるだけ防げれば快適に暮らせるでしょう。

そこで今回は猫の毛が飼い主の目によく入ってしまう時の対処法をご紹介します。

小まめに猫の毛を掃除をする

猫の品種によって毛足が細かくて長く、抜けやすい場合があります。

スフィンクスなどの何種類かの猫は抜け毛がありませんが、多くの猫は毛の生え変わりの時期以外にもちょっとした理由で体毛が抜けてしまいます。

その証拠に、猫がよく毛玉を吐いてしまいますよね。

猫の毛が生え変わりの時期以外に毛が抜けてしまう原因の多くは、人間が撫でたことで抜けてしまったり、猫自身がカーペットなどに体を擦り付けることで抜けることです。

そのため部屋の空気中に軽くて細い猫の毛が浮遊します。

それが人間の目に付着することによって目の中に入ってしまいます。

これを防ぐためには、「猫の毛が空中に浮遊するのを避ける」必要があります。

オススメの方法は、カーテンやカーペットなどの猫の毛が付着しやすいものを小まめにコロコロなどで掃除をして、付着した猫の毛を取ってしまうものです。

そうすれば、猫の毛が部屋の中に舞うのを防ぐことができるでしょう。

特に布製品には猫の毛が静電気でつきやすいので、小まめに掃除するようにしましょう。

また、猫の毛が埃に混じることもあるので、週に何度かは家の中全体の掃除をするようにして、猫の抜け毛をケアするようにしましょう。

猫のブラッシングをこまめにする

猫の抜け毛を防ぐためには、抜けそうな毛をブラッシングでとってあげることが大切です。

猫の毛というのは抜けやすく、猫も毎日のグルーミングをするので、抜けた毛が胃に溜まってしまい、毛玉を吐きます。

そのグルーミングを人間がブラッシングで変わってやってあげることで、猫の負担も取り除くことができます。

ブラッシングはペットショップなどに売っている猫用のブラシを使って、猫が気を許している時間だけ行うようにしましょう。

また、短毛には短毛用の、長毛には長毛用のブラシを使い分けて行うようにしましょう。

猫の性格によってはブラッシングが苦手な子もいますが、好きな子はおねだりする子もいるくらいなので、飼い主と猫のスキンシップの習慣にして抜け毛を防ぎ、猫の毛が目に入る原因を取り除いてしまいましょう。

猫を触ったら手を洗う

猫は基本的に室内で飼われているので、猫を撫でたり抱っこをしたりしても、手を洗わないという人が多いのではないでしょうか。

猫は自分で体をキレイにすることができるのでほとんどにおいもしませんし、猫を触っても手がべとべとしたり臭うということはありません。

そのため、猫を膝の上に乗せたり、猫の頭を撫でたりしても手を洗わずにいる人も多いでしょう。

しかし、猫の毛が付着したまま目を擦ってしまうと、手に付着した細かい猫の毛が目に入ってしまいます。

猫の毛がよく目に入るという人の場合、猫を触った後、手を洗わずに、そのまま目を擦っているということが考えられます。

その場合、対処方法は簡単で、「猫を触ったら必ず手を洗うこと」です。

水で軽く洗い流すだけで細くて軽い猫の毛は手から落ちるので、目を擦ることによって猫の毛が目に入るのを簡単に防ぐことができるでしょう。

また、袖の長い服を着ている場合は、服の袖に猫の毛が付かないように腕まくりするなどしてから猫を撫でたり抱っこをしたりするようにしましょう。

その他、猫の毛が服に多くついてしまったと感じたら、コロコロなどで服についた猫の毛を取るようにすると良いでしょう。

毛の生え変わりの時期にはシャンプーを

猫は夏毛と冬毛があります。

そのため、季節の変わり目には毛がたくさん抜けて、新しい毛が生えてきます。

そうなると空気中に多くの抜け毛が飛ぶことになりますし、飼い主の目にも入りやすくなってしまうでしょう。

それを効率的に避けるためには「猫をシャンプーして抜け毛を洗い流す」と言うのが一番です。

シャンプーをすることで抜け毛を多く落とすことができ、シャンプー後にブラッシングをすることで、さらに抜け毛を処理することができます。

猫は基本的にシャンプーする必要はありませんが、季節の変わり目に一年に二度ほどシャンプーをしてあげることで猫が毛玉を吐く負担も軽減できますし、汚れも落とすことができるので、猫が水嫌いでなければ行ってみてはいかがでしょうか。

猫の抜け毛を綺麗にして、目に入るのを防ごう

猫の抜け毛をコントロールしてあげることによって、飼い主の目に猫の毛が入りにくくできます。

ペットの細かい毛をキレイにできる空気清浄機もあるので、小まめに掃除ができない忙しい方は試してみてはいかがでしょうか。