猫のしっぽが太くなった時の心理とは

最終更新日:2016年9月1日

猫はよく、気持ちをしっぽで表しています。

でもその気持ちを理解するのはちょっと難しいですよね。

とくにしっぽが太くなっているときは、驚いてるのか怒っているのか判断に困ります。

なので今回は、しっぽが太くなったときに考えられる心理状態をご紹介します。

1.怒っている

まず考えられるのが、怒っている状態です。

自分のテリトリーに知らない猫が侵入してきたときや、嫌なことをされたときなんかによく見かけます。

これは完全な威嚇状態で、自分を大きく見せようと背中を山型にする姿勢が同時に見られます。

「フーッ」「シャーッ」と息を飛ばすようなこともしてきます。

本当は全身の毛を逆立てているのですが、しっぽはとくに大きく見えるのでしっぽだけが膨らんでいるように見えるのです。

このとき飼い主が落ち着かせようとして、不用意に触ろうとすると攻撃されるので近づかないように。

いったん別の部屋で落ち着くのを待っておくのが良いでしょう。

落ち着いてしまえば、さっきまでの状態が嘘のように甘えてきます。

多頭飼いするときに、先住猫が新入り猫に対して威嚇するときもあります。

よっぽどひどいケンカにならない限りは様子を見守っておきましょう。

そのうちに、適切な距離感を自分たちで見つけます。


2.怖がっている

次に考えられるのが、怖がっている状態です。

先ほどの怒っている状態とツートップで多いのがこの状態ですね。

やっぱり自分のテリトリーに知らない猫が侵入してきたときに見かけます。

この場合は相手の猫を怖がっているのですが、「怖くなんかないんだからな」と強気な態度を見せることで、相手がそれ以上近寄ることを牽制しています。

猫はあまり争いを好まない生き物なので、怒っている相手に積極的に近づこうとはしません。

なので、本当は怖くても近寄ってほしくないために怒っているポーズをとっているのです。

これも怒っている状態と同じように威嚇のポーズをとりますが、こちらは姿勢がやや低くなります。

完全な逃げ腰ですが、やっぱり手を出すと攻撃されるのでそっとしておきましょう。

3.驚いている

これもありがちなパターンです。

大きな物音や声、衝撃などにびっくりして毛が逆立ちます。

しばらくは逆立ったままかもしれませんが、一瞬のことなのですぐに落ち着くことが多いですね。

とくに小心者の猫ではたびたび見かける反応で、のんびり屋な子には少ないそうです。

そうでなくても猫は臆病な生き物なので、できるだけ静かな環境で過ごせるようにしてあげると良いでしょう。

この時も、うかつに手を出すと「なんだこれは」と引っ掻かれる可能性があります。

人間だって驚いているときに肩を叩かれるとさらに驚きますよね。

それと同じで、驚いた原因とは別だと分かっていても攻撃対象になってしまう可能性があるので、下手に触らないほうが良いでしょう。


4.興奮している

これは少し意外かもしれませんが、おもちゃで遊んでいるときに興奮しすぎてしっぽが太くなることがあります。

子猫のころはとくに興奮状態になりやすいのでよく見かけます。

これは威嚇しているわけではないので、遊んであげても問題ありません。

しかし、興奮しすぎて噛んでくる可能性は大いにありえますので、そのあたりは加減を見て相手をするのが良いでしょう。

実は猫の毛を逆立てたりするのは自律神経の働きによるため、自分の意思でコントロールできるものではないのです。

驚いたり怒ったり、といった感情のときと同じ神経が使われるので同じようにしっぽが太くなっているんですね。

簡単に言えば、リラックスとは真逆の状態ということです。

5.拒絶

病院に連れて行ったり、お風呂に入ったときにしっぽを膨らませて飼い主の肩によじ登る、なんてことがたびたびあるかと思います。

これは「絶対に嫌」という拒絶の表れです。

悲痛な鳴き声もセットになることが多々あります。

病院で痛い思いや嫌な思いをしたとトラウマになっていると、逃げ出そうと必死に抵抗します。

お風呂も同様で、猫は水に濡れることを生命の危機と言わんばかりに嫌がります。

体全体で拒絶の意思を示しているのですが、病院もお風呂もだからやめる、というわけにいかないので強行するしかありません。

うまく気をそらしているうちに終われたら一番ですが、おもちゃで気をそらしている隙に注射なんてしようものなら「騙された」と信頼が落ちることも。

しばらく不機嫌になることを覚悟するくらいしか、飼い主でできることはありません。

ですがこれも猫のため。

可愛がるだけが愛情ではない、と心を鬼にして病院、お風呂は連れて行きましょう。

猫のしっぽが太くなる理由を知ろう

猫のしっぽが太くなっているときの心理は様々。

そのときの状況から推測して、どう対応するか判断しましょう。

怖がりなくせに好奇心旺盛なので、絶対に怖がらせないというのは無理ですが、その後の対処を知っているだけでも猫との信頼関係が違ってきます。

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