猫がしっぽを足の間に入れている時の心理とは

最終更新日:2016年10月6日

猫にとって「しっぽ」は、走ったり、高いところから降りたりするときなどにバランスをとる役割。

首にぐるっと巻いて寒さをしのぐ役割。

マーキングをする役割がありますが、同時に気持ちを表現する大切な場所でもあります。

しっぽをふったり、まっすぐに立てたり、ふくらませたり、体に巻き付けたり動き方も様々。

今回は猫が、しっぽを足の間に入れている時はどんな気持ちなのかをご紹介します。

1.怖がっている

猫がしっぽを足の間に入れている時やお腹の方に巻いている時は、怖がっているときです。

大きな音や声がしたとき。地震や雷がなった時。

知らない人が来客した時。慣れない場所に連れだした時などによく見られます。

しかし、警戒心の強い猫の場合は日常生活の中にもっと小さな事で恐怖を感じ、しっぽを足の間に入れる事もあります。

そしてこのように恐怖心があるときは、しっぽ以外にも目・耳・ヒゲ・姿勢などにも特徴がみられます。

まず、目は大きく見開き、瞳孔も開いている状態です。

更に耳はピタッと倒れており、ひげは後ろ側を向いています。

姿勢は、必死に自分の体を小さくみせようと、足を曲げて低い状態を保っています。

この時、しっぽを足の間に入れるのは、自分の存在を相手に気づかれたくないため、肛門腺をしっぽで塞ぎ少しでも自分の匂いを出さないようにしています。

そして動く時は地面に這うように動きます。

もし、小刻みに震えたり、気配を消すようにピタッと動きを止め、全く動かなくなっていたら、恐怖心が最高潮に達してしまっている証拠です。

このような状態の時は、存在に気づいていないふりをして、猫が落ち着くまでそっとしておいてあげましょう。

猫が恐怖を感じている時に無理に近づいたり、触ろうとしたりするとパニックをおこし、引っ掻いたり噛み付くこともあります。


2.降参している

恐怖心も合わさっている状態ですが、自分より強いと思う相手に対し降参している時にもしっぽを足の間に入れる事があります。

この時の特徴も怖がっている時と同様に、身体を低くして、目は大きく開き瞳孔が開いた状態。

耳も伏せて、ひげは後ろ側を向いています。

そして自分より強い相手から必死に目をそらすといった行動も見られますがこれは、戦意がないことを一生懸命相手に伝えようとしている証拠です。

シチュエーションとしては、自分よりも強いオス猫が目の前にいる時や、自分よりもずっと大きな動物が目の前にいる時。

飼い主さんに怒られた時などによくみられます。

そして対象は人や動物だけでなく、掃除機など大きな音を発する物も含まれます。

起動中に掃除機が近づいてきた時も、逃げるか同じ行動を示します。

猫の心理としては、自分の方が弱いから襲わないでください。

負けを認めるから許してください。あなたに服従しています。といった状態です。

このような特徴を照らし合わせながら、道端でオス猫同士が遭遇している場面を観察すると、出会い頭にどのような姿勢や行動をとるのかで上下関係もわかってきますね。

逆に毛を逆立てて、しっぽを膨らませたりバタンバタン降っている時は猫が怒っている時なので、むやみに触ると引っ掻かれたり、噛みつかれたりする恐れがあります。

3.緊張している

まだ慣れてない猫や、抱っこが苦手な猫を、仰向け(お腹を上)にして抱っこした時などにもしっぽを足の間に入れることがあります。

このとき猫は、緊張と恐怖心を同時に感じている状態にあります。

緊張しているときの特徴は、身体が萎縮(縮こまった状態)し、お腹の上下の動きがとても早くなり、耳はペタンと伏せた状態になります。

そして猫の心理としては、緊張する。不安。危険はないのかな?はやく降ろしてほしい。といった状態です。

ただし、このように緊張をしていなくても、抱っこすると自然としっぽを足の中に入れる猫もいるので、しっぽだけでなくお腹や耳などの状態も合わせて見分けましょう。

また、足の間からしっぽが出た時に、ブンブンふっていたら猫は、抱っこさせる事が嫌でストレスをためているので、この場合はすぐにおろしてあげましょう。

犬は嬉しいとしっぽをふりますが、猫は嫌な気分の時にふるので間違えないように注意しましょう。

また、途中から、しっぽがだらんと下がってきたらリラックスしている状態なのでそのまま抱っこしてあげて大丈夫です。

しっぽを足の間にいれる猫の心理を知ろう

猫がしっぽを足の間に入れている姿も可愛いものですが、基本的には恐怖を感じているときが多いのです。

恐怖心を緩和してあげるためにもしっぽの状態は勿論、しっぽ以外のひげ、耳、目、呼吸、動き、鳴き声などの状態にも気をつけて観察してみましょう。

猫の出すサインに一つでも多く気づき、様々な猫の気持ちに応えていくことで飼い主さんと愛猫の信頼関係もしっかり築いていけるはずです。

更に、普段から猫の様子を観察することは体調の変化にも気づきやすくなるので、病気などの早期発見にも繋がります。

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