猫の葬儀をする際の注意点。猫の葬儀の種類と方法を知ろう

最終更新日:2018年9月28日

大切な猫が死ぬとき、葬儀はどのようにしようか決めている飼い主は多いことでしょう。

しかし、火葬以外の方法や、料金・遺骨のことなど、細かい部分についての知識はない人が多いかもしれません。

ここでは猫が死んだときの葬儀に関して、大事なポイントをご紹介します。

1.猫の葬儀には複数の葬儀手段があることを知る

日本の法律では人間が亡くなって“24時間”が経過したとき、市町村長の“許可”を取り、火葬や土葬(ほとんどの場合は火葬)のどちらかを選択して、これを実施する必要があります。

この手順を踏まない場合は、死体遺棄及び死体損壊罪に問われます。

しかし、犬や猫といったペットの場合、日本の法律上は“器物”として扱われます。

そのため上記のような手順を踏む必要はありません(ただし狂犬病予防の登録をした犬に関しては“死亡届”が必要)。

そのため、ペット死亡の際に行う弔い方については、飼い主の意志に委ねられています。

火葬にしても土葬にしても、経済的な事情も考慮した上で、そのペットを弔うのに一番いいと思う方法を採用するようにしましょう。

2.猫の火葬にもいくつかの方法・注意点がある

ではまず火葬についての方法ですが、これも一つだけではなく、複数の方法や注意点があります。

それは、ペットための葬儀を執り行ってくれる民間の業者を利用する、または自治体の役所(保健所)に引き取ってもらう、この2つの方法があるということです。

経済的な負担を軽くする方法としては、自治体(保健所)に引き取りを依頼し、火葬してもらうことです。

この方法でしたら数千円の手数料で済みます。

しかし、これは“葬儀”ではなく、衛生上の理由から他の動物たちと一緒にする“焼却”であるということに注意が必要です。

そのため、遺骨が返却されることはありません。

次に、民間業者利用の際の注意点ですが、きちんとした葬儀を行うことができる分、費用は高めになるということです。

1万円から2万円程かかることを把握しておきましょう。

また、火葬後の遺骨の取り扱いについても注意が必要です。

合同葬では他のペットと一緒に納骨され、遺骨は返却されません。

個別葬(骨上げまで業者に一任)や立会葬については、ペットの遺骨を基本的に持ち帰ることが可能です。

3.猫の土葬の際の方法や注意点

一方、土葬の場合は庭先に埋める方法と、“プランター葬”にする方法があります。

プランター葬の場合は、必要なものをそろえるのに多少の費用がかかる場合があります(多くても1万円以内)。

それでも、プランター葬は死後もペットと共にあることを最も身近に感じられる方法です。

犬の場合は体が大きいため、多くは庭先に埋めるという選択になりますが、小型犬や猫の場合はプランターを使った土葬でも十分可能になります。

その際の注意点として、経年劣化して割れることがない、ペットの体を土ですっぽりと覆うことができる(防虫・野犬に掘り出される心配のない大きさ)“陶器製”のプランターを買うこと。

そして鉢の底には虫を寄り付かせないための銅製のネットを使うこと、などがあげられます。

また土を使用の際は、柔らかな堆肥や腐葉土・培養土を混ぜたものを使い、ほどよい通気性と保水性のある環境を保ち、微生物の働きを盛んにすることも必要です。

そうした上で土の上に花の種をまき、それが無事に開花すると、亡くなったペットの命が花に化けているように感じられ、いつも飼い主と共にあるような感覚にひたることができるでしょう。

4.土葬の際の禁止事項

引き続き、土葬の際の注意点として、絶対にしてはならないことを押さえておく必要があります。

それは、公園や売地になっている空き地といった場所に埋葬してはならないということです。

こうした行為は法律上、“不法投棄”ということになります。

それはペットの法的な位置付けが“器物”になるためで、物である以上は一般廃棄物としてゴミに出すことが可能です。

しかし長年の間、飼い主に懐いてくれたペットをそのように扱うことは通常できるものではありません。

やはりここは庭先やプランター葬、田舎であれば誰もいない裏山や野原に、見つからないようひっそり埋めるといった方法で対応するとよいでしょう。

5.猫の葬儀に対して悪質業者に注意

これまで見てきたように、ペットの葬儀方法について、厳格な法律によって細かく定められているわけではありません。

そのため、民間業者の中には詐欺まがいの手口を使う悪質な業者も存在します。

例えば、ペットを火葬するとして、高い金額の位牌や壺などを買わされたり、引き取って供養することを約束したのに、それを破り不法投棄されたりといったことなどです。

これらは訪問販売のように訪問火葬(炉の付いた火葬車)するといってペットの遺体を引き取りに来ます。

そういった業者には絶対依頼しないように気を付けましょう。

火葬車(移動式ペット火葬サービス)にどうしても依頼する際は、責任の所在やペット霊園と提携関係にあるかどうかなど、信用できるかどうか必ず確認することが重要です。

猫の葬儀をする際は慎重に

このように、ペットの葬儀の際にはいくつもの気を付けるべき点があることが分かりました。

これらの知識はあらかじめ知っておけば、いざというとき慌てずに済みます。

ここで紹介した葬儀法の他にも、散骨やペットと一緒のお墓にすること、樹木葬などといった方法もあります。

色々と調べよく検討し、飼い主が最も良い方法を選びましょう。

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