両生類の生き物を思い浮かべると、どうしても気持ち悪いとか怖いというイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし、両生類でもペットして大人気な生き物も沢山存在します。

ペットとして飼い主を魅了してやまない両生類の生き物。

今回はそんな両生類の中でもペットとして飼いやすい種類をご紹介します。

人気ペットの代表格「イモリ」

ペットとして飼いやすい両生類といえば、なんといってもイモリです。

日本ではアカハライモリとシリケンイモリが入手可能です。

イモリは水槽で飼育します。

イモリのサイズは数にもよりますが60cm程度の大きさの水槽で十分飼育できます。

イモリの値段はシリケンイモリは800円程度でアカハライモリは大体200円くらいという比較的安価に入手できるのも魅力です。

爬虫類を扱っているペットショップなら間違いなく販売しているので、入手難易度も低いですね。

イモリといえば虫を食べるというイメージがありますが、ペットショップで売っているようなエサもイモリは食べるので、虫が嫌いな人も安心して飼うことが出来ます。

イモリの寿命は20年~30年前後と大変長命です。

ぜひ、可愛がってあげてください。

イモリは面倒見たらその分だけ、寿命も延びる可愛いペットです。

両生類といえばやっぱり「カエル」

両生類の生き物の言えば、カエルを外すことはできません。

一般的にカエルと言えば緑の体色を思い浮かべる人もいますが、実はペットして飼えるカエルには沢山の種類があります。

まずは、黄緑の体色が特徴的なイエアメガエル

3,000円代で購入することが出来ます。

カエルとしては体長12cm前後と少々大き目です。

20年近く長生きすることもある長命なカエルなので、長く飼い続けたいという人にはピッタリのペットです。

手乗りをしても大丈夫という貴重なカエルなので、時たま手に乗せてあげたりしてコミュニケーションを取ってあげてくださいね。

そしてツノガエル。

ずんぐりむっくりの体型と目の上がツノのように尖っているのが可愛らしく、ペットしても人気のカエルです。

こちらも3000円ほどで購入可能です。

ほとんど動かないので、小さい水槽でも飼育可能というが人気の一つですね。

ただ、動かないという事は運動をあまりしないということなので、エサの上げ過ぎには気を付けてあげてください。

体調管理をしっかりしてあげれば、10年以上は生きてくれる可愛いペットです。

小さい体が特徴のニホンアマガエル。

こちらもペットして大変人気のカエルです。

体長2~4cmというその小ささがペットして大変人気の理由の一つになっています。

ペットして飼う時は、水槽に登り木を置いてあげると大変喜びます。

木登りが大好きなカエルなんです。

寿命は5年ほどと短めですが、ちゃんと面倒見てあげると10年以上生きることもあります。

ペットして飼う時は、ぜひ可愛がってあげてください。

日本中に大ブームを起こした「ウーパールーパー」

その昔、日本でウーパールーパーブームが巻き起こりました。

なぜ日本でブームが起きるほど人気になったか?一番の理由は、その見た目です。

小さい目にのっぺりした顔という可愛いさとキモさが同居した、何とも言えない見た目がウーパールーパーが爆発的に人気が出た一番の理由です。

ウーパールーパーといえばピンクの体色をイメージしますが、実はブラックやマーブル、ゴールデンなど様々体色を持っているのです。

独特な見た目にバリエーション豊かな体色が、ペットとして今なお根強い人気をウーパールーパーの誇る最大の魅力です。

お店にもよりますが大体1,000~2,000円前後で購入可能なので、ぜひその独特な魅力を経験してみてください。

あの「サンショウウオ」も両生類

両生類といえばサンショウウオを忘れてはいけません。

まず、大前提としてサンショウウオ自体の数が減っています。

その為、種類のよっては飼育禁止のものも存在しますので注意してください。

サンショウウオにも沢山の種類がありますが、比較的ペットして人気なのはクロサンショウウオです。

その名のとおり黒い体色なのが特徴で、体長も13~15㎝と小柄です。

ペットショップに普通に販売されていてお店によって違いますが、大体2,000円前後の値段です。

寿命は15年程度と長生きです。

数が減っているという事情もあり、ペットして飼う時は大事に育ててあげてください。

その価値がある素敵なペットです。

両生類を飼おう

両生類の生き物=気持ち悪いなんていうのはあくまでイメージなだけです。

実際には、イモリもカエルもウーパールーパーもどれもペットして大変魅力的な生き物です。

だからこそ、今なお飼い主に愛されペットして飼いたいと思う人が絶えないのです。

ぜひ、食わず嫌いせずに一度両生類の生き物と触れ合ってみてください。

なぜペットして大人気なのか、その理由がわかるはずです。