飼っている犬が高齢になってくると、人間と同様に犬も体調がすぐれなくなったりケガやトラブルが多くなってきます。
そんなシニア犬の体調を整えてくれるのが毎日食べるエサ。
シニア犬にとってエサ選びはかなり重要になっており、それによって体調がよくなったり悪くなったりしてしまいます。
大切に長い時間を過ごしてきた犬と少しでも長く一緒にいるためにも、エサ選びは大変重要です。
そこで今回はシニア犬へのドッグフードの選び方をご紹介します。
犬がよく食べるものを選ぶ
犬も高齢になってくると、頑固になったりわがままになったりします。
また、飽きっぽい犬もいて、食欲の少なくなる高齢の犬はエサを拒否することも…。
食欲がなくなっていくと痩せてしまったり骨や筋肉が弱くなってケガや痴呆の原因になったりするので、必要な量のエサを食べてもらわないと困ります。
そこで、シニア犬のエサ選びとして一番に考えるべきは[keikou]「犬が食べたいもの」にする[/keikou]ということです。
飼い犬がエサの時間を楽しみにしてくれるような好みのエサを選んであげると、スムーズに栄養が取れます。
最近ではシニア犬用のエサも何種類もあってバリエーションが豊かなので、犬も飽きずに食事を楽しめるでしょう。
飲み込みやすい半生タイプやウェットフード
シニア犬になってくると飲み込むことが困難になります。
唾液の分泌が減ったり、のどの筋肉が弱くなったりして、ドライフードがのどにつっかえて吐き戻しをしてしまうことも…。
そこでオススメなのは[keikou]半生タイプやウェットタイプのドッグフード[/keikou]です。
これらのドッグフードは名前の通り湿り気があってシニア犬でも飲み込みやすくなっており、消化もしやすいです。
さらに、これらのタイプのドックフードは水分補給もできるので、脱水症状に陥りやすいシニア犬にはオススメです。
ただ、ドライフードに比べると顎を使わなくても食べることができるため、顎が弱くなったり歯についてしまって虫歯の原因になったりしますので、ウェットフードを与える際にはデンタルケアをしっかりと行ってあげましょう。
年齢にあったドッグフードを選ぶ
ペットショップや量販店などのペットゾーンに行くと、様々な種類のドッグフードが販売されています。
その中で、子犬用~10歳以上・13歳以上用など犬の年齢に合わせてドッグフードを選ぶことができます。
つまり、犬の年齢に分けて必要な栄養素やミネラルなどを研究者さんたちが研究をしてデータを出し、それを企業が販売しているというわけです。
そのため、一つのドッグフードを買うよりも飼っている犬の年齢に合ったドッグフードを選ぶことで、[keikou]必要な栄養素やミネラルを効率的に犬に摂らせることができる[/keikou]のです。
特にシニア犬用のドッグフードには口臭予防や骨強化のためのカルシウムなどといったような、シニア犬の健康のために必要な栄養素も盛り込まれています。
ですので、年齢に合ったものを与えることで、シニア犬であっても十分な栄養素を摂ることができるのです。
ただ、成犬用のドッグフードよりも割高になっていることが多いですが、健康を考えるとそこまで高くはないので、犬の体調を考えてドッグフードを変えてあげましょう。
免疫アップのものを選ぶ
犬も高齢になると、アレルギーや疾患になりやすくなってしまいます。
シニア犬は皮膚炎などのアレルギーを起こしやすく、それが原因でストレスが溜まってしまったり、傷が化膿してしまったり。
また、アレルギーで目ヤニが激しく出て目が見えないために、散歩を嫌がって運動をしなくなり痴呆になってしまこともあるのです。
それを防いでくれるのが、「免疫力」です。
そこで、病気を防ぐためにも、年齢に合ったドッグフードには多く配合されている[keikou]「免疫アップ」の効果があるドッグフード[/keikou]がオススメです。
免疫力をつけてもらって、少しでも長生きできるようにしましょう。
グルコサミン・コンドロイチンが入ったもの
犬も高齢になると、人間と同じように関節が痛んでしまいます。
そうなると運動ができなくなってしまい、犬の老化がどんどんと進んでしまって、内臓機能が低下し痴呆を起こします。
それにより、長生きをするのは困難になってしまうでしょう。
犬も人間と同じである程度の運動をすることができないと、老化が早まってしまうのです。
そこで、ドッグフードを選ぶ際にオススメなのは[keikou]「グルコサミン・コンドロイチン」が配合されたドッグフード[/keikou]を選ぶことです。
聞いたことのある名前の栄養分ですよね。
人間のお年寄りもよくこういったサプリを飲んで関節の痛みを和らげます。
犬にも同じ効果を発揮してくれるのです。
シニア犬が長生きできるドッグフードを選ぼう
犬の寿命が延びて大好きな家族と少しでも長く一緒に過ごせることは、犬にとっても飼い主にとっても幸せなこと。
愛犬にあったドッグフード選びが、そんな幸せな時間を長くしてくれるでしょう。