飼いやすい室内犬の種類。犬を室内飼いしよう

犬と一緒に家の中で一緒に暮らす上で、犬の性格が重要になってきます。

家の中で暴れたり吠えたりしやすい犬よりは、落ち着いた犬のほうが室内で飼いやすいですよね。

そこで今回は、室内で飼いやすい犬の種類をご紹介します。

トイプードル

室内犬の中でも一際利口でしつけやすい犬です。

学習能力も非常に高く、感性豊かな犬です。

比較的しつけはしやすい犬ですが、神経質な所もあり、個体によっては吠え癖がある犬もたまに見られます。

また、運動量がとても小型犬の割には活発なので、お散歩はまめに連れて行ってあげましょう。

トイプードルはクルクルとした巻き毛が特長ですが、抜け毛がないため、家の中が散らかる心配もありません。

しかしながら、この巻き毛がをほっておくと毛玉となり皮膚にはりついたりすると皮膚病の原因となるので、毎日のブラッシングは必要です。

ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーは、もともとネズミを狩る狩猟犬でした。

眉毛と口ひげを生やしたおじいさんのような風貌はとても個性的でかわいらしいです。

けれどこのひげひはちゃんと意味があり、捕まえたネズミの反撃から顔を守る為のものでした。

性格は飼い主には忠誠心がとても強くしつけがしやすい犬です。

冷静な判断力を持ち飼い主には頼もしい犬なのですが、やはり飼い主に忠誠心が強い犬は比較的見知らぬ人には警戒心を強めて吠えるという欠点もあります。

しかしながら攻撃性や支配欲はない性格なので、お子様のいる家庭でも飼いやすい室内犬です。

シーズー

とても人なつこくて活発な犬です。

従順な性格であり遊び好きで、小型犬によく見られる神経質な面はない、無駄吠えが少ない犬です。

この犬は暑さに非常に弱いのでお散歩は必ず必要な犬なので、夏の暑い盛りはエアコンの効いたお部屋で過ごさせ、涼しくなった夜などに散歩させるなど、飼い主の気配りが必要な犬です。

利口な反面に頑固なところもあり、飼い主はしっかりと一貫性をもってしつけなければいけません。

ダメといった事はしっかりとダメを守る飼い主さんの意志がとても重要です。

フレンチブルドック

性格はとても人なつこくて、無駄吠えのない犬です。

ブルドッグより機敏なので散歩は多くの時間は要しませんが、1日に時間を決めて連れていってあげなくてはいけません。

食欲旺盛なので、かわいいといっては飼い主さんがつい余計なおやつなどをあげてしまうとたちまち太り過ぎとなり、病気の原因となります。

またお手入れとして、鼻のしわの根本を意識して清潔にしてあげなくてはいけません。

しわの中に汚れがたまり皮膚病などの原因となってしまうためです。

それらの健康管理さえしっかりすれば、飼いやすい室内犬です。

ブルドック

もともとは牛と戦わせる犬として開発された犬種です。

しわしわのたるみは牛と戦った時に顔にケガをしないように、低い鼻は牛に噛みつかれても呼吸が出来る為のものでした。

今はそのなんともいえないブサカワいさが人気の犬です。

性格は闘犬だった頃とは全く違い非常に素直でおっとりしています。

吠える事も比較的少ないし、なにより飼い主につくそうという健気なところがある犬です。

しかしながら、ブルドックはフレンチブルドック以上に体重管理が必要な犬であり、特長ある顔のつくりは手入れも重要です。

こちらをしっかり守れば、飼いやすい室内犬です。

それでもやはり暑さには非常に弱い犬なので、暑さ対策は必要です。

パグ

ブルドッグ系同様に鼻が低くて愛嬌のある顔の犬です。

落ち着いた性格ですがバイタリティに溢れていて活発な所もあります。

性格は素直で、しつけやすい犬です。

しかし、犬の中では比較的プライドが高いという欠点があるので、言うことばかり聞いているとわがままになってしまうので注意が必要です。

無駄吠えはほとんどないのですが、大きないびきはかきます。

これはパグだけでなく鼻の潰れた犬特有のものでもあり、寝る部屋などは別にすることをオススメします。

マルチーズ

活発かつ頭の良い犬で、かなり昔から日本でも愛玩犬として可愛がられてきました。

人にもなつきやすいので、初めて犬を飼う人などはマルチーズが適していると思いますが、やはりどの犬も同様に小さい時のしつけが非常に重要なのはマルチーズも同じです。

手入れは絹のような細い毛で、やはり毛玉になりやすいので、ブラッシングは毎日必要です。

小さいですが活発なので、お散歩も長い時間は必要ないですが、朝夕ともに30分弱程連れて行ってあげましょう。

室内犬の特性や個性を知っておこう

上記にいくつかの室内犬の候補をあげましたが、犬種が同じでも犬の性格は人間と同様に多種多様です。

やはり飼い主が自分の諸事情に合わせてしっかりと育てていく事が大切です。

室内犬は家族の人数や家の広さなども考慮して、無理なくしっかりと育てられる環境を整えてから犬を選びましょう。