トンボのエサは何をあげれば良いの?種類・頻度・量を知ってトンボを飼おう

最終更新日:2016年8月11日

大空を自由に飛ぶトンボは、昆虫が好きという人なら一度は飼ってみたい種類ではないでしょうか。

そしてもしトンボを飼育するなら、トンボは何を食べるのでしょうか。

そこで今回はトンボの食性についてご紹介します。

1.トンボの食べるもの①羽虫を中心とした昆虫類

トンボのエサは野性ではハエ、蚊、蜂、ブヨ、蝶、蛾、ウンカ、ヨコバイなどで、時には、コガネムシ、セミなど自分の体格と同様、もしくは自分より大きい昆虫も捕食します。

蜘蛛やスズメバチ、ヒラタアブといった自分を捕食しかねない昆虫も食べてしまうこともあります。

トンボには良いイメージがありますが、本来、その獰猛さは昆虫の世界でも折り紙つきです。

そんなトンボがエサとしてとりわけ好むのは、飛んでいる小さな羽虫類のようです。

同じく飼育下でも屋外で捕獲できる虫、もしくは夜、電灯などに集まってくる小虫などをトンボのエサとすることができます。

しかし、飼育下のネットの中では、トンボはうまく飛び回ることができず、うまくエサを取ることができない場合もあります。

そのような場合にはトンボを昆虫採集用の三角紙に入れて、ピンセットでエサをあげる必要があります。

その場合、エサの昆虫を口に近づけると食べます。


2.トンボの食べるもの②釣りエサの幼虫

トンボのエサは屋外の昆虫類で補うことができますが、捕獲できない場合、市販のエサで済ますことができます。

代表的なトンボのエサが、サバ虫です。

サバ虫はハエの幼虫ですが5日ほど常温で置いておくと蛹(さなぎ)になるので、それを与えます。

20日ほどたつとハエの成虫になりますが、この状態で与えても食べます。

サバ虫は置いておくとすぐ成虫のハエになり厄介ですが、冷蔵庫に入れておけば、長時間、蛹のままにしておくことができ、トンボの保存食として便利です。

このサバ虫を与える場合も蛹をトンボの口に押し付けるようにすると捕食します。

3.トンボの食べるもの③幼虫・甲虫・蟻・挽肉

トンボは基本的に昆虫なら何でも捕食できます。

ただし硬い殻のある昆虫よりは、柔らかい虫の方を好むようです。

野生ではあえて襲うという例はあまりありませんが、蝶の幼齢幼虫なども食べることができるようです。

甲虫などの堅い昆虫をエサにする場合は、中身を切って、柔らかい身を出して、それをピンセット等で与えるようにします。

ちなみに蟻などの地上にいる虫も食べることができるようです。

また、柔らかい食べ物としては自宅にある挽肉などもエサにすることもできます。

ただしやはり肉は昆虫ほど好んで積極的に食べようとはしません。

虫がどうしても捕獲できない購入できない場合などには、与えても良いでしょう。


4.トンボの食べるもの④蚊

トンボは羽虫などを捕食しますが、夏に大量発生する蚊などもトンボのエサになります。

そのまま捕まえた蚊をピンセットなどで食べさせてもよいですが、トンボが野性のように虫を捕獲するところを観察したいという人は、蚊をあえて羽化さえてトンボに食べさせましょう。

やり方としては、トンボの入っている網やネットに夏、古タイヤの水などに発生しているボウフラと呼ばれる蚊の幼生をビーカー等に大量に入れておくだけです。

そのまま置いておけばやがて成虫の蚊になり、トンボが捕えて捕食します。

ただし、蚊にする場合、網やネットの外に蚊が逃げ出さないようにする必要があります。

また、夏に発生する虫と言えばコバエ等がいますから、それらを捕獲してトンボに与えてもよいでしょう。

5.トンボの食べるもの⑤同種のトンボ類

トンボは同種のトンボ類も捕食することで知られています。

例えばオニヤンマ、ギンヤンマなどで知られるヤンマ類は、赤とんぼなどをよく食べているのを野性でも見かけることがあります。

他にもシオカラトンボ類などは、イトトンボやキイロサナエといった種類のトンボを捕食します。

アオモンイトトンボというトンボは、同じイトトンボ類さえ食べてしまいます。

このように同じトンボ類でも大型のトンボには十分エサとなり得ますから、少々残酷なようにも思えますが、ヤンマやその他のトンボに与えるエサ用のトンボを専用に飼育してもよいかもしれません。


6.トンボのエサの量と頻度

トンボはかなりの大食漢として知られています。

例えばアキアカネは、ウンカ、ヨコバイなどの稲につく虫を1日11~12mgも食べますが、これは自分の体重の約一割に相当します。

飼育下では前記したアキアカネなら、8mmぐらいの大きさのハエを一日、1~2回与えます。

中型のアキアカネでさえこの量ですから、もっと大型のヤンマなどの食事量はさらに多くなります。

ちなみに釣具店などで購入できるサバ虫の蛹の場合、大型のヤンマ類で1日3個~5個、中型のトンボで1日2~3個が目安です。

また、トンボ類は食事だけでなく、水分も好みますから、まめに霧吹きで水を与えてあげることも必要です。

トンボのエサについてしっかりと理解しよう

トンボのエサは、ほとんど屋外の虫で代用できます。

外で虫を捕獲できない場合は、釣具店などに行ってエサの昆虫を購入しましょう。

購入できるエサの例としてはサバ虫を紹介しましたが、ミミズのような釣りエサでも与えて食べさせることは可能でしょう。

虫を購入できないという方は、挽肉などを細かくしてトンボに食べさせましょう。

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