カブトムシを産卵させるポイント。カブトムシを繁殖させよう

最終更新日:2016年2月4日

卵から大事に育ててきたカブトムシが成虫になったら、今度はぜひ産卵させてみたいと考える方は多いのではないでしょうか。

カブトムシは寿命が短い昆虫ですが、産卵させることで子孫を増やしてやることが比較的簡単です。

カブトムシはオスとメスの相性をさほど考慮しなくても交尾するので、いくつかのポイントを押さえておけば無事に産卵してくれるはずです。

それではカブトムシの産卵に必要なポイントを順番にご紹介します。


1.十分に成熟したオスとメスを交尾させる

メスに産卵させるには、まずオスと交尾させなくてはいけません。

ここでポイントとなるのは、オスとメスの両方が成熟していることです。

羽化してまもない成虫は生殖能力がありませんから、一緒の飼育ケースに入れてやっても交尾しません。

エサを元気よく食べ始めたら成熟したサインです。

成熟してからオスとメスを同居させてあげましょう。

ペットショップで販売されているカブトムシは、羽化したばかりで成熟していない個体がいます。

オスとメスをセットで購入したのに交尾しないようなら、未成熟なので焦らず様子を観察しましょう。

羽化したばかりの成虫は、1カ月くらいエサを食べずに体内に蓄えた栄養を消費します。

なかなかエサを食べなくても、心配しなくて大丈夫です。

カブトムシに快適な環境で飼育しているうちにエサを食べるようになり、交尾も始まります。


2.オス1体にメスは1~2体を一緒に飼うと交尾率アップ

カブトムシは交尾の際のペアリングを重視しなくも大丈夫です。

大抵は、どのツガイでもちゃんと交尾してくれます。

心配なら念のためにメスをもう1体入れておくと良いでしょう。

オスの数を増やすとメスをめぐって戦ってしまうので、交尾させる時は必ずオスは1体だけにしてください。

また、オスは体に前足などに欠陥のない個体を選びましょう。

メスの体にしっかりつかまれないようなオスは交尾に向いていません。

3.産卵用飼育ケースの準備

カブトムシに交尾させている間に、メスが産卵するための準備をします。

飼育ケースに発酵マットを敷き詰め、メスの転倒防止用に止まり木とエサを配置しておきます。

メスは産卵に非常にたくさんのエネルギーを消費するので、エサは高たんぱく昆虫ゼリーを中心によく熟したバナナを与えると良いでしょう。

発酵マットはガス抜きと加水を十分に行い、発熱しないことを確認してからケースの7割くらいまで少し押し固めて詰めましょう。

その上に2センチくらい軽く盛る感じでしてください。


4.交尾が済んだメスをオスと隔離する

オスとメスを同居させておくと、オスは何回でも交尾しようとメスを追いかけ回します。

交尾を確認できたら余計な体力を消耗させないよう、メスを産卵用飼育ケースに隔離してください。

複数のメスを同ケースで飼うと産卵場所をめぐって戦いになる可能性が高いので、基本的に1個体1ケースにしてください。

メスが自分でマットの中に潜ったら、産卵が始まるサインです。

ケースは風通しの良い、直射日光の当たらない場所に保管し、メスが落ち着いて産卵できる環境を作ってやりましょう。

5.産卵用飼育ケースの温度管理

メスが産卵にかかる期間はカブトムシの種類によって違いますが、大体1~2カ月はかかります。

産卵中はケースの温度管理も重要なポイントになります。

およそ20℃~25℃の間で温度を保ってやると、カブトムシの種類に関係なく対応できるはずです。

飼育ケースの温度が上がり過ぎないように注意してやりましょう。


6.産卵が始まったら、卵を定期的に回収する

メスがマットに潜りっぱなしになったら、産卵が始まっている可能性が高いと言えます。

メスはマット内を移動しながら卵を産んでいきます。

メス1個体はおよそ30~50個の卵を産みますが、定期的に卵を取り出してやらないと、産卵途中のメスに踏まれて潰れてしまう可能性があります。

数日に一度はマットを掘り返して卵を回収してください。

スプーンを使うと卵が扱いやすいです。

回収した卵は目の細かいマットを敷いた別のケースに保管すると良いでしょう。

7.卵の管理

回収した卵は、やや固めに敷いたマットに小さな穴を空けて1個ずつ入れてやり、上から軽くマットをかぶせてください。

使用するマットは、孵化した幼虫のエサになるので、食べやすいようキメの細かいマットを使う必要があります。

卵の管理ケースは温度管理に注意しなくてはいけません。

風通しの良い場所で適度な湿り気を保ちつつ、23℃~25℃で管理してください。

上手くいけば1~2カ月で孵化するでしょう。

カブトムシを産卵させよう

カブトムシは比較的簡単に交尾してくれる昆虫なので、交尾のやり方に関して特別に注意をはらう必要はありません。

成熟したオスとメスであることは大切です。

メスがストレスなく産卵できるよう飼育環境作りには気を使ってください。

メスが産卵期間に入ったら、時々卵を回収して専用ケースに移すことを忘れないでください。

メスが無事マットから出てきたら産卵終了です。

メスは産卵を終えるとまもなく寿命が尽きるので、栄養のあるエサをたっぷりあたえ最後までいたわってあげましょう。

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