【ヒルスシロカブトの特徴】性格・寿命・飼い方など

最終更新日:2016年9月16日

カブトムシの体色は黒を始めとする暗い色が多いですが、中には白っぽい色のカブトムシも存在しています。

それはシロカブトであり、このカブトムシの仲間も複数もの種類が実在していて、ヒルスシロカブトもその一つです。

1.シロカブトの仲間の概要及び本種の特色

シロカブトという名前が付けられていますが、国産のカブトムシというよりはヘラクレスオオカブトに近い体型をしています。

ただ体の大きさは、ヘラクレスオオカブトはおろか、国産のカブトムシより小さいことがあります。

本種はシロカブトの仲間で大きい種類となっていて、大型の個体では8センチ程度になります。

また名前の通り、白系統の色ですが、ヒルスシロカブトの場合は黄色っぽくなっているのが特徴です。

生活様式は国産のカブトムシと大差なく、夜に活動し樹液を吸って生きています。

また幼虫は土の中などで過ごすという点、寿命は数ヶ月程度である点で国産のカブトムシと共通しています。

ちなみに、雄だけではなく、雌も同じような体色をしています。

なお、同じ種類でも棲息地によってどのくらい経てば成虫になるのかが異なる場合があります。


2.ヒルスシロカブトの成虫の飼い方

国産のカブトムシと体色が違っていますが、国産のカブトムシと同じ要領で飼えます。

過去にカブトムシなどを飼育した経験がある人は難なく飼育できます。

ショップで販売されているマットや止まり木などを設置するようにします。

また置く場所は直に日光が当たるようなところを避けて、涼しい場所にしておきます。

適温は25度ぐらいであり、熱帯地域で見られるカブトムシやクワガタムシと違って、多少温度が高くても生きられます。

しかし、冬眠しないので冬に飼育するという場合は保温して飼うことが重要です。

本種はエサをたくさん食べるとされているので、エサは多めに与えるように心がけます。

この種類は他の種類のカブトムシに見られるような攻撃性はあまりないので、同じ種類を複数で飼育するということも可能です。

3.ヒルスシロカブトの繁殖

もちろん繁殖させることも可能であり、またヒルスシロカブトは幼虫から羽化までの飼育において、他の種類のシロカブトと比べると飼いやすいとされています。

なぜなら、グラントシロカブトは孵化するのに長い期間を要するのに対し、本種は1ヶ月ぐらい経過すれば孵化するからです。

また、ティティウスシロカブトは羽化してから地上へ出られるまでにかなり時間がかかります。

ところが、本種は2ヶ月ぐらい経てば地上へ出られるようになります。

この理由から、本種はシロカブトの種類の中で飼育しやすい部類に入るということができます。

産卵のために使うケースには、多めに入れたマットと十分なエサを入れますが、太めの樹木はなくても差し支えがありません。

そこに雌を入れて1ヶ月半ぐらい経過したらマットを取り出して幼虫または卵が存在するかどうかを確かめます。

素手で幼虫や卵を触るようなことはしないでスプーンなどを使うことが大切です。


4.採取したヒルスシロカブトの幼虫と卵の処理

産卵用のケースのマットを掘り起こして、幼虫を発見した場合は1匹ずつ別々の容器に入れます。

卵を見つけたときは、次の行為に取りかかるようにします。

容器にマットを入れて、そのマットに卵を入れられるように穴を開けます。

その穴の中に卵を一つずつ入れ、その上にマットを被せておきます。

そして孵化するまで待ちますが、それまでにかかる期間は1ヶ月から2ヶ月ほどだと言われています。

ただし、その場合も温度管理に気をつけることが大事であり、適切な温度は25度ぐらいで成虫と変わらないです。

マットを使う場合は、そのまま使わずにあらかじめ処理を行います。

産卵のために使う容器も処理済みのマットを使う必要があります。

5.ヒルスシロカブトの亜種

この種類の亜種とするシロカブトが実在していて、それはモロンシロカブトと呼ばれるカブトムシです。

亜種とは、ある種類とは別の種類に分類されるとまではいかないものの、その種類とは異なる性質があるとする種類の生物を言います。

体の形はヒルスシロカブトによく似ていますが、ヘラクレスオオカブトをイメージさせるところもあります。

本種が体の大部分が黄色っぽい色で占められているのに対して、モロンシロカブトは前翅が黄色っぽく角が付いているところが黒っぽくなっています。

ヘラクレスオオカブトの上部の角を短くするとモロンシロカブトにそっくりになると言えます。

言うまでもなく、販売されているので家で飼育することは可能です。

ヒルスシロカブトの特徴を知ろう

ヒルスシロカブトは外国に棲息しているカブトムシですが、比較的飼育しやすい種類だと言われています。

またシロカブトの中でも孵化までの期間または羽化から地上へ出られるまでの期間も長すぎないのも特色の一つです。

初めてシロカブトの仲間を飼うという人はこの種類から飼育を始めるのが良いと言えます。

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