夜行性とは、昼間は休んでいて夜になると活動する性質のことを言います。

身近な野生動物の中にもたくさんの夜行性動物がいます。

今回は夜行性動物についてペットとして飼育できるものを中心にご紹介します。

夜行性の哺乳類

哺乳類にも夜行性のものは色々いて、活動が活発な時間帯は様々です。

まず代表的なものとして紹介するのは、ペットとして人気のハムスターです。

ハムスターは1日12時間以上眠り、夕方から行動を開始します。

夜の間は回し車を元気に回します。

近年人気のハリネズミも夜行性です。

ハリネズミは基本的に夜9時ごろから活発になります。

しかし、慣れてくると飼い主の活動時間に合わせてくれることもあります。

うさぎの場合は夜遅い時間は休んでおり、明け方や夕方に活発になります。

フェレットは夜行性ですが、昼間にも活動します。

1日の間に数時間活動して数時間休むを繰り返します。

ですので、飼い主の活動時間に合わせることもできる賢い動物です。

この他にも、ペットとして飼える夜行性の哺乳類としてチンチラやモルモット、フクロモモンガなどが挙げられます。

また、ペットとして飼えるもの以外にはコウモリ類はもちろんのこと、シカやムササビ、カピバラなどのネズミ類、イノシシ、タヌキなども夜行性です。

夜行性の鳥類

夜行性の鳥類は少ないですが、まず思いつくのがフクロウです。

フクロウとミミズクは同じ仲間で、羽角のある種をミミズクと呼びます。

フクロウは基本的に、エサを捕るときと外敵に襲われそうなときにしか活動せず、人には簡単にはなつきません。

なので、飼い主がフクロウの活動時間に合わせなければならず、飼育は苦労します。

種によりますが、ヒナから育てた場合は飼い主に比較的なつくようです。

フクロウのほかに夜行性の鳥類としてはミゾゴイ、ヨタカ、ゴイサギ、ヒクイナ、ジュウイチ、トラツグミなどが挙げられますが、ペットとしては飼育できません。

夜行性の爬虫類

爬虫類には夜行性のものが色々います。

ペットとして飼えるものの中で、人気のヒョウモントカゲモドキは夜行性です。

また、ヤモリの仲間や、ヘビの仲間のコーンスネークも多くは夜行性です。

これら夜行性の爬虫類は、昼行性のものに比べて飼育が簡単と言われています。

ペットとしてはオススメできませんが、マムシやハブも夜行性です。

なかなか見ることのできないと言われる、タカチホヘビやシロマダラも夜行性のヘビです。

カメの仲間では、ヤエヤマイシガメなど、沖縄に生息するものは夜行性のものが多いようです。

また、クサガメは昼行性ですが、夏になると夜行性の傾向が強くなるものがいます。

夜行性の両生類

両生類の中には夜行性のものが色々います。

カエルの仲間の多くは夜行性です。

夜の田んぼに行くと、様々なカエルの鳴き声が聞こえると思います。

カエルは夜間に繁殖行動を行うので、夜に鳴くわけです。

ペットとしてよく見かけるウーパールーパー(メキシコサラマンダー)も夜行性ですが、昼間も行動することがよくあり、エサも食べるので飼育は簡単です。

これらのほか、イモリやサンショウウオの仲間も多くは夜行性です。

つまり、両生類は大体夜行性ということになります。

サンショウウオに関しては長期飼育が難しい種類が多いので、ペットとしては向きません。

夜行性の魚類

魚類にも夜行性のものが色々といます。

淡水魚ですと、代表的なものとしてナマズの仲間が挙げられます。

昼間は石や草の陰に隠れています。

小型のものを水槽で飼育する場合も、隠れることができる場所を用意してあげましょう。

慣れてくると、昼間にエサをあげても食べに来るようになります。

ただし、コリドラスの仲間など昼行性のナマズの仲間もいます。

ナマズの他には、ウナギの仲間も夜行性です。

こちらも慣れてくると、昼間にエサをあげても食べに来ます。

海水魚ですと、アナゴの仲間やムラソイなどのカサゴの仲間、メバル類、スズキ、タチウオなど、多くの魚類が夜行性です。

また、サメなどは夜の方が多く釣れます。

その他の夜行性の動物

上記の他にも、夜行性の動物には様々なものがいます。

例えば、昆虫類ですとカブトムシやクワガタムシが夜行性で有名です。

夜行性の昆虫はこのほかゴミムシ類やカゲロウ類、カワゲラ類、トビケラ類、ホタル類、カミキリムシ類、ガ類など数多くいます。

昆虫類以外では、アオリイカなどのイカの仲間は夜行性で、釣りをするなら夜がメインです。

水槽掃除として飼育されるイシマキガイの仲間や、有毒のアンボイナガイなどのイモガイ類は、夜行性の貝になります。

エビの仲間も多くは夜行性ですが、昼間にもエサを食べます。

この他にもウミホタルやムカデなどが夜行性として知られています。

夜行性の動物を飼ってみよう

ペットとして流通している動物も身近に生息している動物も、夜行性のものが意外と多いのです。

世界は夜行性の動物で溢れています。

夜更かしが好きな方は、夜行性の動物と一緒に暮らしてみてはいかがでしょう。