うさぎがヒクヒクしているのはなぜ?ウィンクと呼ばれるうさぎのクセ

最終更新日:2016年7月10日

あなたがうさぎを近くで見たとき、なにやら鼻をヒクヒクと動かしている場面に出くわしたことはありませんか。

跳んだり走ったりと、大胆で魅力的な行動が目立つうさぎですが、この地味に鼻を動かす行為にはどんな意味があるのでしょうか。

愛らしい小さな鼻には、実は重要な役割があったのです。

1.においをかいで情報を得る

うさぎは目があまり良くありません。

生活のほとんどを大きな耳と、小さな鼻によってまかなっています。

聴覚はもちろんのこと、犬には劣りますが、それでも人間とは比べ物にならないほどの嗅覚をもっています。

ずっと鼻の穴を大きくしていることができないので、うさぎはその嗅覚を最大限に活用するため、鼻をヒクヒクと動かさなくてはなりません。

周囲のにおいをかぎとって判別することにより、そこに何があるのかを理解しています。

自分のテリトリーに普段かぎなれない異物が侵入してくると、うさぎはまずにおいを嗅ぎます。

飼い主が外から帰宅してきたときにも、においを嗅いでそれが本当に飼い主であることを確認します。

うさぎは私たちが無意識に物を見て判断するのと同じくらい、自然と鼻を動かして生活しています。


2.危険がないか警戒している

うさぎは警戒心の強い動物です。

自分が本当に安全であるのかを常に疑い、危機を察知することに全力をかけています。

特に飼い始めたばかりのうさぎが落ちつきなく鼻を動かしている場合、環境に対して不安を覚えていることがあります。

慣れないにおいが周囲に満ちていると、うさぎは中々安心することができません。

そういうときはできるだけそっとして、警戒が解けるのを待ってあげましょう。

エサを与えて優しく接してあげれば、そのうちあなたのにおいを信頼し、飼い主として認めてくれるはずです。

逆にリラックスして眠っているときは、ほとんど鼻が動いていません。

飼い主として、安眠をお届けしてあげられるような環境を整えてあげたいですね。

外敵に襲われることを避けなければいけなかった野生の時代から、うさぎは鼻を頼りに多くの危険から逃れてきました。

そのときの名残が、今の飼いうさぎたちにも受け継がれています。

そういった用心深さが、うさぎの愛らしい行動につながっていますね。

3.興奮している

うさぎにも感情があります。

基本的に無表情なので、その多くを見分けることができません。

ですがもし鼻をヒクヒクと動かし、それが早く激しい場合、そこには喜びや怒りの感情が含まれている可能性があります。

嬉しかったり怒ったりすると、うさぎは体を動かし、テンションが高いことをアピールします。

動けば必然的に酸素を多く使い、正常な呼吸方法だけでは足りなくなってしまいます。

その結果鼻をヒクヒクと動かし、いつしかそれが感情と直結した行動となってしまうことがあります。

興奮して鼻をヒクヒクし始めたら、周囲に危険なものがないかどうか確認しましょう。

うさぎが踏んだりぶつかったりして、怪我をする恐れがあります。

またあまり長いこと興奮し続けているようなら、ケージに戻すか優しく頭を撫でるなどして、落ち着きを取り戻してあげましょう。

また怒っていると判断できた場合はその原因も把握し、うさぎにストレスを溜めないように注意する必要もあります。


4.飼い主に何かを期待している

あなたの登場を待って、うさぎが鼻を動かすようでしたら、何か飼い主に対して期待をよせているのかもしれません。

エサがほしい。
遊んでほしい。
うさぎの欲求にも種類がありますが、そのいずれかを飼い主のあなたが満たしてくれると考えているのでしょう。

うさぎとコミュニケーションを取ることは、うさぎにとってももちろん、飼い主にとっても大きな意味を持ちます。

毎日少しでも時間を作り、うさぎの望みを叶えてあげられると良いですね。

しかし、あまりに甘やかして、うさぎがわがままになっていくのは良くないでしょう。

エサやおやつを与えすぎれば、うさぎの健康にも悪影響があります。

しっかりと自制心を持ち、適切で正しい世話をすることだけが忘れないようにしてください。

5.体調に異変がある

鼻をヒクヒクと動かしている行動は、うさぎを飼っていればごく当たり前のことであり、特に注視することもなくなってしまうでしょう。

ですが、ときには意外な理由や、病気が隠れていることもあります。

うさぎは呼吸の多くを口よりも鼻で行います。

空気が送られる道は入り組んでいて、決して十分な太さをもっていません。

もし鼻づまりなどの症状を起こせば、そのせまい空気の道は簡単に塞がれ、呼吸が苦しくなります。

それを補おうとして、鼻を動かし続けることがあります。

鼻が濡れていたり、くしゃみなどの行動が見られたら、速やかに病院に向かってください。

また夏の暑さに対策をとっていないと、うさぎはダレてしまいます。

そのときにも鼻を動かし、少しでも酸素を取り込んで楽になろうとしている場合があります。

元気がないのに鼻を動かしてばかりいるようなら、熱中症や脱水症状を引き起こす前に涼しい場所に移動してあげてください。

うさぎのヒクヒクを見逃さず、しっかりと体調管理を

外国ではうさぎの鼻をヒクヒクさせる行動を、うさぎのウィンクと呼ぶことがあります。

飼い主に向けられたウィンクは遊びを求めたアピールだったり、怒りや苦しみを伝えるサインであったりします。

その意味を見逃さず、うさぎにとってより良い環境を提供してあげられるようにしたいですね。

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