うさぎを室内で放し飼いにする時の注意点5つ

うさぎはゲージの中で飼っていると、運動不足でどうしてもうさぎにストレスがかかってしまいます。

そんなストレスを、放し飼いにすることで軽減することが可能です。

それでは、室内で放し飼いにする時の注意点にはどのようなものがあるのでしょうか。

電化製品のコードはできるだけ隠しておく

うさぎは好奇心が非常に旺盛な動物です。

そのため、当然ながら室内に放し飼いをするといろいろなところを走り回ります。

そのとき、一番注意しないといけないことは電化製品のコードをかまれないようにすることです。

うさぎにとってコードの硬さが心地よいのか、頻繁に噛み付いてしまいます。

うさぎのかじる力は、非常に強いです。

そのためコードくらいの柔らかさであれば、ひとかじりするだけで表面を削られてしまいます。

すると歯が電線にまで届いてしまい、感電する恐れがあります。

ですので、うさぎの見えないように家具等で隠してあげるか、または、コードカバーでしっかりと防御をしたうえで部屋に離してあげましょう。

コードカバーはプラスチック製のものが100円ショップでも売っています。

いつかまれても大丈夫なように日ごろから注意をしておかないといけません。

大事にしている電化製品が壊れるだけであればまだ良いですが、最悪の場合はうさぎが感電するだけでなく、そのまま火事になったりすることがありますので、細心の注意を払いましょう。

キャスターのイスに注意する

キャスター(コロコロ)のついているイスが置いている家庭も多いのではないでしょうか。

一見何もなさそうですが、これにも注意が必要です。

というのも、うさぎが散歩中にコロコロイスの下で休んでいることが結構あります。

そのとき、何も考えずにイスを動かすとコロコロでうさぎの足をひいてしまい、けがをさせてしまう恐れがあります。

うさぎの骨は紙のようにペラペラになっているそうなので、最悪のパターンとしては骨折もあります。

自分がすわっているイスの下は見えないので、油断しがちなところではあります。

また、習慣づいていないと、イスから立つときに足元を確認する方も少ないのではないでしょうか。

そのため、うさぎを放し飼いにしている間にパソコン作業等でコロコロイスに座る機会があるときは、足元をみるようなクセをつけるか、あるいはイスを動かさないように工夫をしてあげる必要があります。

普通のイスやソファーに座っていることもあります

いつもイスやソファーの上のものを確認せずに座ってしまうようなクセのある人は注意しないといけないところです。

部屋で放し飼いをしていると、うさぎが何の気なしにイスに座っていることがあります。

これはこれで非常にかわいいのですが、うさぎがいるにも関わらず、気づかずにイスに座ろうとしてしまうと踏んづけてしまい、結果的にけがをさせたり死なせてしまう、ということがありますので注意をしてください。

大事なうさぎにけがをさせないためにも、普段何気なくやっていることでも注意してあげる必要があります。

トイレの場所をちゃんと教える、好き勝手に糞尿をさせないようにする

これはうさぎを守るためというよりも、うさぎに部屋を汚されないようにという観点で挙げています。

トイレの場所をちゃんと教えたうえで放し飼いをするのであれば問題ありません。

ですが、これができていないうちに部屋に出してしまうと、部屋のあちこち(特に部屋の隅っこ)でトイレをしてしまいます。

うさぎは犬や猫と同じで、うさぎもそこそこ頭はいいので、ちゃんとトイレの場所は覚えてくれます。

しっかりとしつけができていれば、トイレの時はトイレにちゃんと帰ってきます。

これはうさぎに直接的に害があることではありませんが、せっかく散歩させたのに部屋を汚されるというのはあまり気分のいいものではありませんよね。

ですので、そのためにもまずはケージの中でちゃんとできるようになってから、次のステップとして部屋で放し飼いをしてみる、という風にする必要があります。

放し飼いにする部屋は清潔にしておく

先の文章でも書いていますが、うさぎは非常に好奇心旺盛です。

そのため、何でも口にいれようとしてしまいます。

例えば、新聞紙やティッシュペーパーを破って食べようとしてみたり、なぜかホコリに興味を持ってみたり、などです。

そういったものはうさぎのからだにとっては間違いなく害でしかないので、放し飼いにする部屋は完ぺきとまではいかずとも、ある程度キレイにしておく必要があります。

うさぎを放し飼いするためにはきちんとした準備をしよう

うさぎのためにも、また自分のためにも、放し飼いをしようと思うのであれば、常に清潔に保つということを心がけましょう。

室内で放し飼いをする際にはこうした注意点をきちんと対応していきましょう。