犬の歯のケア方法

最終更新日:2017年1月20日

愛犬が元気に、長生きするために、デンタルケアに興味のある方も多くいると思います。

そうでなくても、犬は歯をよく見せてくれるので、着色や汚れなども気になったりすることがあるのではないでしょうか。

今回は犬に必要は歯のケアについて、具体的にはどのようにすればよいのかをご紹介します。

犬に歯磨きは必要?

犬の歯は人間と比較するとエナメル質が硬く、虫歯になりにくいと言われています。

もちろん野生で生活しているときには、歯磨きなどの歯のケアなどは存在しませんでした。

そのため、毎日歯磨きをしているという方も少ないのではないでしょうか。

しかし、ペットとして飼われる犬には虫歯や歯周病になる犬も多くいます。

3歳以上の犬の80%が、何らかの歯のトラブルを抱えているという統計もあります。

ですので、予防のために歯のケアはしておいたほうが良いと言えます。

犬の歯周病は、食欲の低下などを招くだけでなく、心臓などへの影響もあったりします。

早め早めのケアが大切なことは言うまでもありません。

犬の歯石の付着に気を付ける

先ほど紹介したように、人間と異なり、犬の歯は虫歯にはなりにくくなっています。

しかし、ものを食べた後に歯垢ができ、歯石となるというのは同じです。

溜まった歯石から細菌が繁殖し、歯周病を引き起こす原因となります。

犬の場合には、この歯石の付着に特に気を付ける必要があります。

というのも、人間との口腔環境の違いとして、唾液のpHの違いが挙げられます。

人間の場合には、歯垢が歯石になるまで3週間ほどかかると言われています。

一方で、犬の場合には、歯に付着した歯石は、2、3日で歯石に変わってしまいます。

そのため、毎日の歯磨きはとても大切だとされています。

最初から歯ブラシは使わない

歯石の付着に気を付けるためには、やっぱり歯磨きが欠かせません。

しかし、最初からいきなり歯ブラシを使うのは、ほぼ不可能に近いです。

犬の歯のケアは、まず第一歩としてガーゼを使って歯の表面を磨くことからスタートします。

そのために、指サック型の専用グッズもあったりします。

表面に着いた歯垢を除去するとともに、歯に触れたりすることに慣らすことを意識しましょう。

そして、次第に慣れてきたら犬用の歯ブラシを使うようにします。

歯医者さんでもよく見る、歯石を取り除くスケーラーなどもあったりします。

しかし、先が尖っているのでじゅうぶんに注意する必要があります。

また、長年放置されてこびりついてしまったような歯石は、スケーラーでもなかなか取れません。

動物病院などで除去してもらうようにしましょう。

人間用の歯磨き粉はNG

歯ブラシをするときには、犬用の歯ブラシや子ども用のものを使って行います。

歯ブラシの先が小さく、抵抗感が少ないというのがその理由です。

犬用の歯磨き粉には、犬が嫌がらないように味付きのものがあります。

近くのペットショップにもあると思うので、上手に使うようにしましょう。

ご存知の方も多いと思いますが、人間用の歯磨き粉を使うのは絶対にNGです。

というのも、キシリトールは犬にとって非常に危険な成分です。

赤血球を融解させてしまい、貧血や意識障害を起こすので、くれぐれも注意しましょう。

犬の歯のケア用品を使う

歯磨きを使ったケアはとても有効ではありますが、多くの犬は歯磨きや口腔ケアを非常に嫌がります。

本当に慣れていれば快く歯磨きさせてくれる犬もいたりします。

しかし、そうなるまでが非常に大変です。

また無理なケアは、飼い主への不信感を植え付けてしまったり、噛まれたりする危険も伴います。

そのため、現在では歯のケアができる便利グッズが多く売られています。

歯のケアができるドッグフードやおもちゃなどを見かけたこともあるでしょう。

多くのものは、噛んだりすることによって、歯の表面の歯垢を取り除く効果があります。

気軽に始められるものから取り組むのもよいでしょう。

犬のデンタルケア用品のあれこれ

犬の歯のケアには、デンタルボーンやデンタルロープなどの、噛んだり遊んだりするケアグッズが一般的です。

直接食べカズや歯の表面の歯垢と取り除く以外にも、唾液の分泌を促し、口の中がキレイにする効果があります。

また、デンタルケアのできるドッグフードやサプリメントもありますが、こちらには少し注意が必要です。

というのも、こうした製品の成分や効能の表記に決まりがないため、眉唾ものも多数あるあります。

また、硬い骨などを噛ませることも、長らく親しまれている歯のケアの一つです。

しかし、効果がまったくないわけではありませんが、疑問符が付くケアでもあります。

あまりにも硬いものを与えると、歯が割れたり欠けたりする可能性があります。

また、すでに歯周病が進行している場合には、改善には繋がらないことに注意が必要です。

犬の歯をケアしよう

最近ではペット医療の発展で長生きする犬も多くなってきています。

しかし、高齢になったときに歯や歯周に問題を抱える犬というのも多くなってきているというのが現状です。

紹介したような歯のケアというのは、一朝一夕で効果の出るようなものではありません。

特に歯ブラシなどは、小さな頃から慣らしていかないと、なかなか難しいケアだったりします。

愛犬の健康のためにも、ぜひすぐに取り組んでもらうことをオススメします。

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