犬がクーンと鳴く心理は?寂しさや怖さを表しているのかも

最終更新日:2016年11月30日

犬が鳴いているのにどうすればいいか分からない時ってありますよね。

何か訴えかけているように見えるけど、何を望まれているのか分からない。

今回はそんな中でも、クーンと鳴いている時の犬の気持ちについてまとめてみました。

犬がクーンと鳴くのは、「自分はあなたより弱い存在ですよ」と相手に示している時です。

これは「怖い」「寂しい」「降参です」など、場合によってニュアンスが異なります。

それぞれどんな場合にどんな気持ちなのかをご紹介します。

1.寂しい時や悲しい

寂しい時や悲しい時は、甲高い声で子犬を思わせるような鼻声を出します。

飼い主が自分からは見えなくなって不安になった時などに見られます。

これは「寂しい」「悲しい」だけでなく、「甘えたい」「構ってほしい」という気持ちの表れでもあります。

その時、目は上目遣いで悲しそうな表情をしていることが多いです。

こういう場合には、目が合うと尻尾を振って喜んだりします。

犬が鼻にかかった甘え声で鳴きながら飼い主の方を見つめていたら遊んでほしいのかもしれませんね。

寂しい思いをさせている分だけ構ってあげると、犬も満足するでしょう。


2.何かを要求している

飼い主を見つめながらクーンと鳴くのは、悲しい時や寂しい時だけではありません。

何か「してほしい」と思っている場合にも似たような鳴き方をします。

例えば、ご飯の前に鳴いていれば「ご飯が早く欲しいよー」という気持ち、ハウスの中で鳴いていれば「出してほしいよー」という気持ちの表れです。

これは「早くくれよ」というような上から目線の気持ちではなく、「欲しい欲しい」と我慢しきれない気持ちが溢れたものに近いと考えられます。

また、嬉しいことを前に興奮した時に、高めの遠吠えと共に聞こえることもあります。

例えば、飼い主が散歩の準備をしている時に鳴いたら、「散歩だ散歩だ。早く行きたい。待ちきれない」という気持ちの表れでしょう。

このように犬が何かを要求して鳴いている場合は、犬の要求を満たしてあげれば鳴き止むでしょう。

しかし、毎回鳴いては要求を満たすということを繰り返していると、犬は「鳴けば言うことを聞いてくれる」と覚えて頻繁に鳴くようになる可能性もあります。

そうならないためには、一度静かにさせてから要求を満たすことも必要です。

3.恐怖や不安を感じている

クーンと鳴いている時に尻尾が下がっていれば、恐怖や不安を感じていることが多いです。

その気持ちが強いほど、尻尾は後ろ足の間に丸まって入り込んでいます。

知らない場所に連れて行かれて怖くて仕方ない時や、病院に嫌な思い出があれば病院に来た時にもこのような状態で鳴きます。

こういう場合は、繋いでいるリードで引っ張っても逆らってなかなか動こうとしません。

散歩の時にこのような状態になればそれ以上先には行かず、家族でのお出かけの際は犬が落ち着くまで待ったり、安心させてあげたりする必要があります。

病院であれば外に逃げようとする犬もいるので、リードで引っ張ったり後ろからお尻を押したりして連れて行く必要があるでしょう。


4.上位者に対して服従心を示す

飼い主に怒られた時や、自分より強い相手を前にして鳴く時は、上位者に対して服従の気持ちを表しています。

これは前項でお話しした恐怖心を同時に表しているとも言えます。

「自分はあなたより弱い存在だから、服従を認めますよ」という意思を相手に伝えているのです。

クーンという長めの声と共に、首を伸ばして低く下げたり、それ以上の服従心を表す場合には寝転がってお腹を見せたりします。

このような状態になれば、飼い主として「私の方が上の存在だ」ということを示せているということなので、自信を持って良いでしょう。

5.不満を表す時

高い声から低い声に下がるようにクーンと鳴く時は、不満を表していることがあります。

そんな時は、ふんふんという拗ねたような声と共に聞かれます。

オモチャやおやつを途中で取り上げられた時にこのように鳴くことがあります。

まだ遊び足りない途中で毎回オモチャを取り上げていると、オモチャを離してくれなくなることもあります。

そうならないためには、オモチャを取り上げる時におやつと必ず交換するようにするなどの対策を取りましょう。

クーンという鳴き声が表す気持ちは1つではない

犬は群れで生きる動物であり、上下関係に忠実です。

そのため、自分の方が弱い立場であることを示すためにも鳴き声を使います。

それは服従心や恐怖心を表すだけでなく、悲しみや不安、何かに対する要求を表すこともあります。

犬がクーンと鳴く理由は一つではないため、その鳴き方の微妙な違いによっても気持ちが異なります。

そういう場合には、鳴き声だけでなく尻尾や表情などと合わせて、犬の気持ちを考えることが大切です。

犬の言動をしっかりと観察し、その気持ちを理解して適切な対応をとることが必要になるでしょう。

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