愛犬との遊び方。愛犬と楽しく遊ぼう

遊ぶことによって愛犬とのコミュニケーションもとれますし、遊びながらトレーニングを行う事もできます。

犬によって好きな遊びも違うので、愛犬の喜ぶ遊びを見つけて、一緒に遊んであげましょう。

犬と遊ぶ時の注意点

遊びでも主導権は、必ず飼い主が持ちましょう。

犬に主導権を持たせてしまうと、遊んで欲しい時に遊んであげられなかった場合など、無駄吠えや問題行動につながる場合があります。

遊びもトレーニングと同じだと認識し、遊びの始まりも終わりも飼い主が決めるようにしましょう。

また、遊び終わったらおもちゃを与えたままにはせず、必ず片付けて犬が届かない所に置きましょう。

特に気を付けなければならないのが、興奮した場合の対処です。

興奮してしまった犬は、時々飼い主を噛む場合があります。

その場合は怒らずに、休憩を取るようにしましょう。

これにより、行き過ぎた興奮を抑えることができます。

さらに、遊ぶ時には号令やルールを覚えさせることで、言うことを聞きやすくなります。

おもちゃの選び方

1人で遊ぶ用のおもちゃと、飼い主と一緒に遊ぶ用のおもちゃを用意します。

その際、誤飲してしまわない大きさのおもちゃを選んであげましょう。

また、やわらかい物だとちぎって誤飲の恐れがあり、硬すぎる物は歯を痛めてしまうので、適度な硬さな物を選ぶ必要があります。

1人で遊ぶ用のおもちゃは、中にフードが入れられる物や噛んだりできる物がオススメ。

飼い主と一緒に遊ぶおもちゃは、遊んでいる時に誤って手を噛んでしまわない様に、ヒモが長めの物を選ぶようにしましょう。

他にも、ボールや音の鳴るおもちゃなども良いとされています。

遊ぶ時間は短時間を数回に分ける

犬と遊ぶ時間は、短時間を数回に分けて遊ぶのが良いですが、1日に何回も遊べないからといって1回の遊ぶ時間を長くする必要はありません。

長時間遊ぶと犬が遊びに飽きてしまったり、おもちゃへの興味が薄れてしまい、遊んではいけない物やおもちゃではない物で遊んでしまう可能性があります。

犬が飽きるまで遊ぶと主導権が犬に移ってしまうので、犬がもっと遊びたがっていても遊びを終わりにしましょう。

飼い主との遊びが終わって遊び足りない場合、勝手に1人用のおもちゃで遊び出します。

この際、一緒に遊ばないようにしましょう。

1人用のおもちゃでも遊んでくれると思い催促するようになってしまうので、1人用のおもちゃと一緒に遊ぶ用のおもちゃは、きちんと分ける必要があります。

室外での遊び方

外で遊ぶ時はちゃんとリードをつけましょう。

ドッグランなどではない限り、ノーリード禁止場所が多いことと、公園などでは他の人もいるので迷惑になったり、誤って道路に飛び出してしまうことが考えられるためです。

外でボールを投げて遊ぶ場合は、のびるタイプの物やロングリードがオススメ。

ロングリードで遊ぶ場合は、呼んだら戻ってくる様にしておくと安心して遊ばせることができます。

散歩用の短いリードでも一緒に走ったりして遊べますね。

外で遊ぶ時は他の人の迷惑にならない様、最低限の「待て」や「おいで」などが出来た方が良いです。

外で遊ぶ時も、犬が飽きる前に遊びをやめましょう。

室内での遊び方

ヒモのついたおもちゃを、犬の前で不規則に動かし興味を持たせます。

興味を持ったらおもちゃをくわえさせてひっぱり合いをしたり、ボールを投げて遊んだりしましょう。

しかし、床がフローリングの場合は滑って足を怪我する危険があるので、歩いて遊べる遊びにしましょう。

犬と遊ぶ場所にも、出来る限り怪我をしないような工夫も必要です。

走って家具などにぶつかったら危険なので、家具など危険な物も近くにない状態にして安全な場所で遊びましょう。

宝探し

最初は愛犬のお気に入りのおもちゃを、犬の目の前でタオルなどをかけて隠します。

その間、犬には「お座り、待て」をさせます。

その後、「よし」や「探せ」など号令を決めておき、統一させた号令を出しおもちゃを探させます。

見つけられたら、ご褒美におやつをあげたり見つけたおもちゃで遊んであげます。

犬がゲームを覚えるまでは同じ事を繰り返しましょう。

ゲームを覚えたら難易度を上げ、隠す場所を少しずつ犬から遠ざけたり、犬が見ていない所で隠したりしてみます。

隠す場所を難しくしすぎると見つけられなくなり、探すのを諦めてしまうので、簡単なところから始めましょう。

ひっぱり合い

おもちゃのひっぱり合いは、ただひっぱり合うだけでは犬が興奮しすぎてしまいます。

ですので、「ちょうだい」や「離せ」など統一した号令を決めておき、適当なタイミングでおもちゃを離させます。

おもちゃを離したら、褒めてご褒美をあげましょう。

興奮したり犬が離さないからといって無理にひっぱるのは逆効果。

犬は余計に興奮してしまいます。

その時に、犬が離さずおもちゃを噛んでいる状態で持ち上げ、犬をぶら下げている状態にするのは犬にとっても危険です。

犬が興奮したら、号令を出しおもちゃを離させ落ち着かせます。

ここがポイントなのですが、ひっぱり合いを終わらせる時は必ず最後は飼い主が勝つようにします。

犬に勝たせると犬は勘違いをして、主導権が犬に移ってしまいます。

遊びでも、主導権は必ず飼い主が持ちましょう。

飼い主のペースで犬と遊ぼう

遊びのルールを守らず遊ぶと問題行動につながったり、犬がストレスを感じてしまったりします。

愛犬の性格に合わせて、ペースは飼い主のペースで遊びましょう。