とても可愛く、愛嬌もある性格でペットとして根強い人気を持つキャバリアですが、唯一飼い主さんの頭を悩ませるのが抜け毛の多さです。

キャバリアはダブルコートという被毛の種類で、冬に密になるアンダーコートを持っているので換毛期があります。

換毛期にはごっそりと毛が抜けますが、それ以外の季節もいつも抜け毛はついて回ります。

ここでは、キャバリアの抜け毛対策法についてご紹介します。

こまめにブラッシングをする

抜け毛対策としては、一番にブラッシングをこまめにすることが挙げられます。

体質上、抜け毛を減らすことはできないので、いかに毛が抜け落ちないようにするかが大切です。

キャバリアは1日か2日に1回の頻度でブラシをかけてあげることが推奨されています。

ブラシをかけることで抜け毛が抜け落ちることも防げ、毛玉もできなくなります。

皮膚の血行も良くなるため、毛も艶やかに美しくなるので、こまめなブラッシングを行いましょう。

ブラシの種類は、シリコン製のソフトスリッカーがオススメです。

スリッカーはトリマーさんも使っている道具ですが、正しい使い方をしないと、尖った針金で犬の皮膚を傷つけてしまう危険性があります。

ソフトスリッカーだと皮膚を傷つける心配もないですし、シリコンなので毛の汚れも取れます。

あまり毛量の多くないキャバリアなら、換毛期以外の季節はラバーブラシもオススメです。

換毛期はファーミネーターというアンダーコート用の死毛を取り除く器具を使ってみると、ごっそりと毛が取れます。

スリッカーやラバーブラシよりは値段も張りますが、効果は絶大なので、抜け毛に悩んでいる飼い主さんは一度手にとってみてはいかがでしょうか。

シャンプーをする

シャンプーをすることでも、ごっそりと毛が取れます。

換毛期はいくらブラシをかけても、毛がとめどなく抜けます。

でも、シャンプーのときに体を洗い流すことで、毛もしっかりと洗い流すことができます。

ブラッシングと合わせて行いましょう。

シャンプーは必ず犬用の商品を使用しなくてはいけません。

人間とは皮膚の構造が異なるため、人間のものを使用すると皮膚炎になる可能性があります。

また、抜け毛を取るために、あまりに高頻度でシャンプーを行うと皮脂が落ちすぎてしまい、かえって皮膚炎を起こすことになってしまうこともあります。

シャンプーの頻度は2週間に1回くらいまでに抑えましょう。

ただし、獣医師の判断で治療の目的によってシャンプーを薦められている場合は問題ありません。

シャンプーが終わったら、ブラシをかけながらしっかりと乾かすことで、さらに毛が抜けます。

しっかりと乾かさないと、頑固な毛玉ができるもとになるので、丁寧に行うことが大切です。

洋服を着せる

抜け毛が抜け落ちないように、洋服を着せるという方法もあります。

ただ、この方法はあくまでも毛が落ちないようにするためであって、根本的な対策とは言えないかもしれません。

でも、抱っこするときや車に乗せるとき、服やシートにあまり毛をつけたくないときには極めて有効です。

オールインワンタイプの服だと、足まで覆われているので、ほとんど抜け落ちません。

キャバリアの体のサイズであれば、可愛い柄のオールインワンもたくさん販売されています。

ただ、室内でも24時間服を着せておくというのはあまりオススメできません。

洋服の中で毛がこすれて毛玉になる可能性があるだけでなく、熱もこもるので、家では脱がせてあげましょう。

サマーカットにする(毛を短くカットしてしまう)

根本的に毛を短くしてしまうという方法もあります。

毛を短くすれば、抜け毛も気になりません。

キャバリアの場合、年中サマーカットにしている子も見かけることがあります。

短くカットすることで毛玉ができることもなくなり、ケアもしやすくなります。

でも、バリカンを全身にかけてしまうことで、ちょっとした問題が起こることがあります。

バリカンの後に生えてくる毛の毛質が変わることがあるのです。

直毛だったのにその後に生えてくる毛が少しウェーブしている・ゴワゴワしているということもあれば、中には色が変わってしまうこともあります。

稀ではありますが、バリカンで毛を刈った後に毛が伸びてこないという病気になってしまうこともあります。

基本的には1年後くらいに徐々に伸びて元に戻るとは言われています。

このような変化が必ず起こるわけではありませんが、起こる可能性が0%ではないことを知っておきましょう。

キャバリアとのコミュニケーションもかねて、抜け毛対策としてブラッシングをしてあげよう

抜け毛にはキャバリアの飼い主さん皆さんが悩んでいることでしょう。

でも、専門家に知識をあおいでも、抜け毛の対策の中ではやはりこまめなブラッシングが一番と言われています。

地道ではありますが、コミュニケーションの一環としてブラシをかけてあげましょう。