チワワはほとんどの人が小さくて可愛いと思っていますが、中にはやはりチワワが苦手だという人も多くいるようです。
見た目の風貌や性格、犬の特性などから苦手意識を持っているようですが、どういった事が要因なのでしょうか。
今回はチワワが嫌いな人の心理をご紹介します。
可愛いとは思わない
小型犬で人気のあるチワワですが、好きな人の中にはやはりあの潤んだ目が好きだという人も少なくはありません。
あの潤んだ瞳で見つめられたら癒されるのでしょうが、その少し出っ張った目が苦手という人も多いです。
他の犬とは違い、目が飛び出ている事で怖いという印象や、可愛くないといった印象を受けてしまうのでしょう。
金魚の中でも出目金という種類の金魚がいますが、目が飛び出ていてインパクトのある印象があるので、金魚の中でも人気の種類となっています。
常に瞳が潤んでいるので泣いている印象があり、飼い主の母性本能をくすぐるようなまなざしに癒されます。
これがかえって不快な印象を与えているようです。
確かに小型犬で可愛い印象があるチワワですが、つり合っていない目の出方と大きさに愛着が沸かなくなるようです。
気性が荒い事もある
チワワは小型犬なので誰でも安心して近寄る事があり、無防備に撫でたり触ろうとすると思わぬ反撃を受けることがあります。
小さいから大丈夫だろうと思っていても、犬ですから噛まれたら痛いです。
チワワは元からあった犬種ではなく、人間が犬同士を掛け合わせて生み出した犬です。
人間が生み出した犬種なので容姿や体型は造りだす事ができますが、性格までは思い通りにならない事があります。
小さい犬や弱い犬ほどよく吠えると言われていますが、チワワはまさにその犬に当てはまります。
体も弱いですし、もともとの性格も大人しい犬同士を掛け合わせて生み出した訳ではないので、性格もやんちゃな犬などが多いです。
その体型などにだまされて噛まれたり、いたずらをされたりする事が不快に思う人もいるようです。
ブームに乗って飼った
犬にはそれぞれブームの時期があります。
有名人が飼っていたり、CMなどに出演した事がキッカケで犬を飼いたい人が多くなり、そのブームに乗って飼う人が大勢います。
ブームの最中は当然人気が高くなるので、個体数も多くなります。
値段も倍以上になるくらいの人気となり、いつしかその犬を飼っている事がステータスとなってしまいます。
チワワにも当然ブームがありました。
その時までチワワの事を知らなかった人も、ブームに乗って飼ったりしますが、そのことが愛犬家から不評を受けるケースがあります。
もちろん自分が可愛いと思って責任を持って飼う事ができれば良いのですが、いざチワワを飼った時にその世話の大変さから、飼うのをやめたり愛情が持てなかったりする人も残念ながらいます。
自分の見栄や感情で一時のブームに乗って飼い、ブームが過ぎると愛情も無くなり飼う事をやめる人が多くいたので、そういった偏見の目で見ている人もいるようです。
体が弱い
チワワは室内犬として飼っていますが、とにかく寒さには弱い犬です。
ほとんどの犬は寒さに強く、冬でも外で走り回っているイメージがありますが、チワワにはその寒さが大敵です。
よく見ると普通の時でも小刻みに震えています。
寒さで震えている訳では無い時でも震えているので、見た目にはいつも寒さや弱さで震えている印象を与えます。
室内犬なので寒さには弱いですが、病気に関しても弱い面があります。
その小さな体格から、膝のお皿の部分が外れてしまったりして歩けなくなります。
チワワみたいな小型犬に多いのですが、後天性のものでは打撲だったり、少し高い所から落ちたりするとなってしまいます。
そういった体の弱さも、保護欲を掻き立てられない人にとっては、良くない印象を受けてしまうようです。
飼い主のマナー違反
チワワを飼っている人には、飼っている事を自慢をしたいという人や、人のことを気にせずに自分の子供のように振舞いたいという人が多い、という印象を受ける人がいるようです。
小型犬を飼っている飼い主が特に公共の場でのマナーを守らない人が多いイメージを持ち、特にチワワにはあまり良い印象がない人も多いのでしょう。
もちろんチワワを飼う人が必ずしもマナーが悪いということではありませんが、やはり特徴的な見た目である分、記憶に残るため、そういったマナー違反がどうしても印象が残ってしまうようです。
その飼い主への印象の悪さが、チワワ嫌いにつながるのではないでしょうか。
チワワが嫌いなのには理由がある
チワワが嫌いな人は、犬自体の行動や体質が嫌いな人と、チワワを飼っている飼い主に対してのマイナスイメージがそのままチワワが嫌いに結びついている人がいます。
チワワは特別な犬ではないため、他の犬同様飼い主が責任を持ってしっかりと飼う事ができれば、それ程嫌われる事も無いはずです。
チワワを飼っている人のマナーもそうですが、一人ひとりが自分の犬に責任を持って可愛がりたいものです。