温泉施設や水族館などで、手や足をついばんでくれるとしてよく見かける「ドクターフィッシュ」。

正式名称を「ガラ・ルファ」というこの魚、人間の古い角質を食べてくれる事から日本ではドクターフィッシュの名で親しまれています。

自然のピーリング効果や、癒し効果のあるドクターフィッシュとは、どのような魚なのでしょうか。

基本的な特徴から飼い方、購入方法、寿命などについてご紹介します。

ドクターフィッシュの生態

ドクターフィッシュはトルコの河川や池、沼、温泉などに生息する、全長10センチほどの淡水魚です。

温泉で人間の角質をついばむ印象の強い魚ですが、実は雑食で、藻や微生物などをエサとします。

人間の角質を食べるのは、他にエサが無い時のことが多いです。

角質を食べるのは生後2カ月~2年半くらいです。

温泉のような温かい水の中でも生息の出来る魚です。

ドクターフィッシュの購入方法

ドクターフィッシュは、魚を扱うペットショップや、通信販売で購入できます。

2016年8月時点ではAmazonで購入することもでき、ドクターフィッシュ単体であれば、10匹1999円、30匹で4,999円(送料別)です。

また、ドクターフィッシュ10匹に、飼育に必要な道具が全てセットになっているものは6,980円となっています。

セット内容には、水槽、専用フタ、フィルター、50Wオ―トヒーター、水温計、エサ、カルキ抜き、ネット小、水草2束などがあります。

このセットですと、届いたその日から飼育が可能です。

ドクターフィッシュの選び方

近年、癒しや皮膚病の治療効果を求めて、ドクターフィッシュは大変人気が出ています。

類似品の他のガラ種を「ドクターフィッシュ、エステフィッシュ」等の名で販売している業者も多くありますので、

しっかりとした本物を買うように気をつけなければいけません。

信頼のおけるショップや業者を選んで購入するようにしてください。

また、ドクターフィッシュが人間の角質を食べてくれるのは2年半までの若いうちに限りますので、

角質を食べてもらいたいなら、また若いドクターフィッシュを購入する必要があります。

ドクターフィッシュの飼い方

ドクターフィッシュは適応温度の幅も広く、初心者でも比較的簡単に飼育が出来ます。

基本的には、普通の熱帯魚と同じように、最初の水立ち上げが大切です。

水槽に水道水を入れ、カルキ抜きを入れます。

ろ過装置とヒーターを設置し、水温が28℃~32℃になるようにセットします。

ドクターフィッシュの入っていたビニール袋を開封しないでそのまま水槽に浮かべ、

30分ほどかけてビニール袋内の温度と水槽の温度を合わせます。

ドクターフィッシュの入ったビニール袋を水槽に浮かべたまま小さい穴を開け、

さらに30分ほどかけて水槽内の水がビニール内に少しずつ混ざるようにします。

ビニール袋からドクターフィッシュを水槽に移し、完了です。

エサは、熱帯魚用のものを、1日~2日に1回与えます。

量は、1~2分で食べつくすくらいが良いです。

水は、水槽の大きさにもよりますが、1~2週間で定期的に入れ替えます。

水を替える際は、水槽内の水を1/3~半分程度残し、新しい水を追加します。

一度に全ての水を入れ替えると水質が変わり、ドクターフィッシュが弱ってしまいます。

最悪の場合は死に至ることもあります。

追加する水はカルキ抜きをした水を足すことをオススメします。

ドクターフィッシュを飼う時の注意点

ドクターフィッシュは、適応水温幅が広い魚ではありますが、手や足をついばんでもらう際の温度設定は、37℃が上限です。

これ以上高くすると魚が弱ってしまいます。

ドクターフィッシュが、人間の角質をついばむのは、他のエサが無い、飢餓状態でなければなりません。

角質掃除をしてもらいたい際には、数日前からエサを与えず、絶食状態にさせておきましょう。

ドクターフィッシュは、水質汚染に弱い魚です。

水を交換する際に、水槽の掃除をするように心がけましょう。

ドクターフィッシュに角質除去をしてもらう際、手や足に傷がある場合は、治癒するまでやめておくのが無難です。

かさぶたまで剥ぎ取って食べてしまうこともありますし、ドクターフィッシュの泳ぐ水が不衛生であることも考慮しておいたほうが良いでしょう。

ペットとして飼うドクターフィッシュの特徴を知ろう

ドクターフィッシュについばんでもらうと、こそばいような、ちょっと痛いような不思議な感覚があり、リラックス効果は抜群です。

また、古い角質を食べてくれるのでピーリング効果もあり、飼育する人も増えているのが現状です。

人に慣れやすいので、エサをあげようとすると集まって来てくれる可愛さも人気の秘訣です。

あなたも自宅で観賞用に、またリラックス体験の相棒として、ドクターフィッシュを飼育してみてはいかがですか?