動物を祀る代表的な神社4つ

最終更新日:2016年7月31日

日本全国にはおよそ8万の神社があると言われています。

その中でも、動物を祀った神社は少なくありません。

多く見られるのは稲荷・猿・鳩などですが、日本の神社にはどのような動物が祀られているのでしょう。

ここでは動物を祀る代表的な神社をご紹介します。

1.鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)

栃木県と茨城県の県境が神社の中心を通っている珍しい神社で、別名「ふくろう(不苦労)の神社」とも呼ばれています。

鷲子山上神社では古くから、フクロウが神のお使いの「神鳥」としてあがめられています。

金運アップや縁結びに効果があるパワースポットとして多数のメディアでも紹介されていますので、全国各地から大勢の人が参拝に訪れます。

「福ふくろうロード」では100体のふくろうが出迎えてくれたり、境内にある日本一のフクロウの巨大な像は地上7メートルもあり、一見の価値があります。

また、境内には四季おりおりの花、ツバキやアジサイを楽しむことが出来ます。

栃木県那珂川町と茨城県大宮市にまたがる山の山頂にあり、栃木県側からでも茨城県側からでもアクセス出来ますが、茨城県側からのほうが車道の幅が広く、出入りしやすいです。

またタクシーを利用される方はJR烏山線烏山駅より約12キロ、15分~20分の道のりです。


2.今戸神社(いまどじんじゃ)

祀られているのは「古事記」の中で初めて結婚した男女の神「イザナギノミコト」と「イザナミノミコト」なのですが、今戸神社は通称「猫神社」と呼ばれ、縁結びで有名な神社です。

猫神社と呼ばれる所以は、今戸が招き猫発祥の地であることからだそうで、境内には「今戸焼発祥之地」という石碑があり、各所に招き猫の姿が見られます。

本殿で参拝者を迎えてくれるのは夫婦の招き猫で、70センチほどの大きさがあります。

今戸神社の絵馬は、「角が立たない」「円満に収まるように」との願いをこめて、丸い形をしています。

さらに、絵馬には馬ではなく、招き猫のペアの絵が描かれてあるのも珍しいものです。

婚活のパワースポットと呼ばれ、良縁を求めて若い女性が多く参拝に訪れます。

恋に効くお守りも各種あり、ペアの招き猫が描かれている可愛いものが多いのも人気の理由なのでしょう。

有名な「石の招き猫」の写真をスマホや携帯電話の待ち受けにする人も多いのだとか。

境内にいくつかある招き猫の看板やご朱印帳などは、イラストレーターである宮司夫人市野智絵さんの手によるもですのでぜひチェックしてみてください。

神社は浅草から徒歩15分ほどのところにあります。

駐車場はありませんので、車で行かれる方は近所のコインパーキングをご利用ください。

3.羊神社(ひつじじんじゃ)

名古屋市には羊を祀る「羊神社」があります。

詳しい創立年月日は不詳ですが、1000年以上の歴史を持つ神社で、その名の通り境内のいたるところで羊の像が出迎えてくれます。

日本国内で羊を祀る神社は、この名古屋の羊神社と、群馬県にもある同名の「羊神社」の2スポットのみとなっています。

昔、群馬県多野郡をおさめていた「羊太夫」なる豪族が、奈良の都を訪れる際に、このあたりの屋敷に立ち寄っていたことにちなんで「羊神社」と名付けられたそうです。

この神社のある現「辻町」は昔「火辻(ひつじ)町」と呼ばれていました。

神社自体が比較的小さく、駐車場もありませんが、ヒツジ年の元旦には多くの人で賑わいます。

車で行かれる方は、最寄りのコインパーキングをご利用ください。

公共交通機関ですと、最寄り駅は地下鉄の上飯田駅から徒歩5分強です。

バスですと「辻町」か「辻本通り」バス停が最寄りとなっています。


4.護王神社(ごおうじんじゃ)

護王神社は、京都御所の西側、烏丸通に沿いにある大変立派な神社で、平安京建都の際に貢献した和気清麻呂公(わけのきよまろこう)を祀っています。

奈良時代の終わり頃、当時の実力者・弓削道鏡が偽のご神託によって、天皇の位を得ようとした際に、清麻呂公が真のご神託を奉じてこれを阻止したのですが、清麻呂公は道鏡により足の筋を切られた上、九州の山奥に流刑となりました。

九州へ下る途中にも道鏡の刺客からの襲撃があり険しい道中でしたが、突然山の中から300頭ほどのいのししが現れ、清麻呂公を守り、十里の道のりを案内をしました。

その後、清麻呂公を煩わせていた足の怪我は不思議と治り、一人で歩けるまでに回復したと伝えられています。

これにより、護王神社は足腰の守護神として広く崇敬され、全国から足腰の病の回復を願って人々が参拝に訪れます。

境内には、樹齢300年の桂の木にチェーンソーで彫刻された親子のイノシシの作品や、鼻をなでると幸せになるとされている「幸福の霊猪」などがあり、参拝者に親しまれています。

また拝殿前では狛犬ならぬ「狛イノシシ」が出迎えてくれます。

駐車場は北側に数台分あります。

最寄駅は地下鉄烏丸線「丸太町駅」で、徒歩約7分、市バスですと51系統「烏丸下長者町」下車すぐです。

動物を祀る代表的な神社を訪ねてみよう

以上、フクロウ、猫、羊、イノシシを祀る神社をご紹介しました。

日本にはまだまだたくさんの動物を祀る神社が存在します。

日本全国に数ある神社の中で、どこに参拝しようかと迷った際には、動物を祀る神社にテーマを絞って訪ねてみるのも楽しいかもしれませんね。

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