ゴールデンハムスターは、最もポピュラーなハムスターと言っても良いでしょう。

最近ではジャンガリアンハムスターの人気も高くなりましたが、根強い人気を誇っています。

ここでゴールデンハムスターの特徴をご紹介します。

価格は1,000円~2,000円

ゴールデンハムスターの価格は、だいたい1,000円から2,000円程度で購入できます。

価格はペットショップによっても違いますが、一般的に若いハムスターの方が高いです。

数か月過ぎたハムスターは、価格を下げて売られているケースもあります。

ハムスターと長く付き合うためにも、できるだけ若くて元気なハムスターの購入をオススメします。

中にはかなり激安の値段で売られていることもあります。

この場合は気性が激しかったり、噛み癖が強かったりするケースもあるので、しっかりと見極めて購入しましょう。

価格にとらわれてしまうと、失敗することもあります。

でもオッドアイなどの珍しい種類のゴールデンハムスターは、価格は高めです。

種類が豊富である

ゴールデンハムスターにはたくさんの種類があります。

中でも「ノーマル」は白と茶が混じった色をしています。

ゴールデンハムスターの中でも最も一般的で、飼育している人も多いハムスターです。

他にもクリーム色をした「キンクマ」や黒毛の「クロクマ」など、様々な種類があります。

またその種類によっても毛色や毛の長さなど、それぞれ違います。

たくさんの種類の中から、好みのハムスターを選びましょう。

ペットショップでは「ノーマル」や「キンクマ」はよく店頭に並んでいます。

なお初心者は一般的な「ノーマル」をオススメします。

価格も手ごろで一般的なので情報も収集しやすいです。

寿命は2年から3年半

ゴールデンハムスターの寿命は2年から3年半くらいです。

ハムスターの中ではカラダが大きめなので、ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターよりも寿命が長いのが特徴的です。

飼い主は生きている間に、様々な配慮をしてハムスターと末永く付き合えるような工夫が必要です。

特にハムスターは敏感な小動物なので、ストレスがかかり過ぎるのは良くありません。

極度に刺激したり、嫌がる行為はやめましょう。

またハムスターの定期検診をしてくれる病院もあるので、考慮してみても良いでしょう。

でも飼い主自身でも異常の観察は十分できます。

目の状態やカラダのできものの有無、足腰の状態など、常に注意深く観察をするようにしましょう。

単独で飼育する

ゴールデンハムスターは、ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターよりも、縄張り意識が強いハムスターです。

同じケージで複数飼いをすると、けんかをして大変なことになる場合もあります。

ちなみにオスとメスでも無理と言われています。

交尾をしてもその後にけんかをしてしまうこともあるからです。

そのため飼育するときは一つのケージ内に、ハムスターは一匹で飼うようにしましょう。

どうしても2匹飼いたいなら、ケージを分けるようにします。

2つ以上ケージがある場合も、ケージ同士は離すようにしましょう。

動作がゆっくりである

ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターは、行動や仕草が素早いのが特徴的です。

特にロボロフスキーハムスターはゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターよりも、人になつきにくいので、怖がるとかなりのスピードで逃げていきます。

それに比べてゴールデンハムスターは、ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターと比べて動作は比較的ゆっくりです。

カラダも大きめなので、余計に動作がゆっくりだと感じる人も多いでしょう。

でもどんなハムスターでも何か物音がしたり、人の気配を感じるとスピード感のある行動や仕草がみられます。

ハムスターの行動や仕草を理解して、どんな欲求を示しているのか、把握するようにしましょう。

ハムスターの中で病院を見つけやすい

ゴールデンハムスターはジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターより、病院を見つけやすいです。

ハムスターを診察している病院でも、ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターは診察できない場所もまだあります。

でもハムスターを診てくれる病院が少ないのは確かです。

小動物の診察をしていても、うさぎはよくてもハムスターは無理という病院も多いのです。

よって飼い主は事前にゴールデンハムスターを診てくれる病院を探しておくと良いでしょう。

また異常を発見したら、自己判断せず病院で診てもらうようにしましょう。

ゴールデンハムスターの特徴を理解しよう

ハムスターには色々な種類がありますが、中でもカラダが比較的大きめのゴールデンハムスターの特徴を理解しましょう。

毛並みや、動作、寿命など、事前に理解することで飼育をスムーズに進めていくことができます。

またゴールデンハムスターにも個体差はあるので、飼育しているハムスターの性格や行動を日頃から観察するようにしましょう。