キンクマって本当に愛くるしい見た目をしていますよね。
肌色のつやつやした短毛で、背中を丸めたときのボールのような姿が、小さなぬいぐるみのように可愛いです。
そんなキンクマですが、これから購入を検討している方は、金額はいくらするのか、寿命はどれくらいなのか、気になるところですよね。
今回はキンクマのお値段や寿命、長生きの秘訣について紹介します。
キンクマの値段
大体相場が1,000円から2,000円になります。
ホームセンターの片隅で売られているキンクマは、比較的安い値段で購入ができます。
成長しすぎたキンクマ、売れ残ってしまったキンクマも、単体でゲージに入れられ、安売りをしていることもあります。
キンクマにもそれぞれ顔に特徴があり、目がひと際小さかったり目が赤みがかってたりする個性的な子もいます。
そうすると、本やカレンダーに掲載されているような目がくりっとしたキンクマが先に売れていくことが多いんですね。
個性的な子が売れ残っていることも多いので、そうすると安く購入できたりします。
時代によって変わるキンクマの値段
ひと昔前、ハムスターブームというのがありました。
当時のキンクマの値段は今よりも少しお手頃な価格帯でした。
キンクマはゴールデンハムスターの一種なのですが、当時は今よりもゴールデンハムスターの人気が高く、需要があった為です。
ペットショップに行けば、必ずキンクマを初めとしたゴールデンハムスターが見られました。
現在はハムスターと言えばジャンガリアンという方が多い為か、ペットショップではジャンガリアンの方が多く見られます。
以前はジャンガリアンと人気を争うほどだったのに、現在ではゴールデンハムスターがいないペットショップも増えてきました。
昔に比べてキンクマの供給が少ないのも、値段が高くなった要因と言えるでしょう。
キンクマの寿命
キンクマの寿命は一般的に2年から3年と言われています。
やはり小動物というだけあり、犬や猫に比べると短命です。
そんな中、長生きな子だと4年生きてくれる場合もあるそうです。
元々その子が持っている生命力が強いのでしょう。
性格がおっとりしている子ほど、長生きする傾向があります。
逆に、購入してすぐに具合を悪くしたり、1年にも満たず亡くなってしまったりするキンクマもいます。
そういった子は、ナイーブで環境の変化に弱い傾向です。
愛情を込めて手厚くお世話をしても、平均で2年から3年の寿命であって、やはりキンクマそれぞれで個体差はあります。
せっかく家族として迎え入れたキンクマ、少しでも長生きしてほしいですよね。
購入の際、長生きしそうなキンクマを選ぼう
まず購入の段階で長生きしそうな子を見つけ出すのがポイントです。
定員さんにケージからキンクマを取り出してもらうとき、キンクマはどんな様子か観察をしましょう。
大人しく手に乗るキンクマは、警戒心が少なく飼いやすいと言えるでしょう。
購入後家に迎え入れて、数日で環境に適応できる子が多いです。
反対に手から必死に逃げようとする子は、神経質でストレスを感じやすい子です。
キンクマは元々ストレスに弱い生き物でありますが、ペットショップにいる時点で神経質な子は、早死にしやすいです。
というのも、その子の性格上の問題もありますが、生まれつき病気持ちゆえに神経質だということも十分考えられます。
生まれつき病気を持っているキンクマって、実は結構いるんです。
よく見極めましょう。
購入後はストレスを与えないようにしよう
キンクマは環境の変化にとても弱い生き物です。
例えばキンクマを購入後、ペットショップから突然知らない家に連れてこられ、自分のケージが今までと違う、においも違う、なんだここは・・・と、キンクマ的にはどうしたら良いかわかりません。
心配で近くでキンクマの様子を伺っている飼い主さんが大多数ですが、それだけでも大きなストレスになります。
一週間は触るのはもっての外です。
スタートから必要以上に触ってしまうと、人間に恐怖心を覚えてしまいます。
ケージにキンクマ自身のにおいを染み込ませて安心させられるように、一週間は掃除もしない方が良いでしょう。
縄張り意識が強いので、自分のにおいのする空間が落ち着くのです。
ストレスを与えると長生きできません。
ここはぐっと我慢してキンクマを陰ながら見守りましょう。
長時間触らないようにしよう
キンクマが飼い主さんに慣れてくると、自分から手に乗ってきたり、エサを渡すと食べてくれたりするようになります。
可愛さのあまり、ずっと触っていたい。という飼い主さんは多いでしょう。
ですが、これもキンクマのストレスの原因となります。
キンクマは非常に鼻が利く生き物です。
人間のにおいというのは、キンクマにとってあまり心地良いものではありません。
その証拠に、触った後は必ず毛づくろいをします。
人間のにおいを消すため、触られた体を自分のにおいに戻すためです。
また、もともと単独行動に長けた生き物なので、あまりにも構いすぎると良くありません。
可愛さゆえに必要以上に触るのも考えものです。
楽しいキンクマライフを
キンクマはとても愛らしいですが、とても繊細な生き物です。
ですが、飼い主さんに慣れてくると一層可愛さが増します。
ぜひキンクマをお家に迎え入れて、楽しい生活をしてみてはいかがでしょうか。