ハムスターがトイレで寝ているときその理由

ハムスターがトイレで寝ている時の心理や理由3つ

最終更新日:2015年9月6日

まるまるころころしたフォルムで、両手でヒマワリの種をほおばる仕草や、小さな手足でちょこちょこ動く仕草が実に愛くるしいハムスター。

見ているだけで癒される彼らですが、時として人間からすると不可思議な行動をします。

ちょっと奮発して、かわいいお家や豪華なお家を用意してあげたのになぜかトイレで眠る様子も多々あります。

これも人間からしたら、どうして?と思わずにはいられない謎の行動です。

そこで、ハムスターがトイレで寝る時に考えられる理由をご紹介します。


1.自分のにおいが大好き

こんなことを言ってしまえば身もフタもないですが、ハムスターは言ってみればネズミです。

もちろん、より愛玩動物として適したように品種改良されていて、野生のネズミとは別次元まで昇華された愛すべき動物なのですが、習性としてはネズミと大差ありません。

この世界には食物連鎖という大変シビアな鉄の掟があり、ネズミなどの小動物は、その食物連鎖のヒエラルキーの下層に位置しています。

自分より体の大きいネコなんかに見つかったらひとたまりもありません。

ネコと言えどライオンに代表される肉食の狩猟動物です。

捕まれば命に関わる致命傷は避けられません。

また、古来より人間とネズミの戦いは熾烈を極めており、病原菌や害虫を振りまくネズミは忌み嫌われ見つかればことごとく淘汰されてきた歴史があります。

そのためネズミは外敵の少ない夜に、闇にまぎれてこそこそと行動するような本能が身に付いています。

そんなDNAが組み込まれたハムスターも、やはり夜行性で、臆病な性質を持っています。

自分のテリトリーを持っていて、経験から、この場所なら大丈夫という絶対安全地帯というものを個々に割り出していて、行動する範囲も、その範囲から大きく逸脱することはありません。

それは自分の身が危険にさらされるリスクを少しでも防ぐためです。

犬は人間の何倍も嗅覚が優れているというのは周知の事実ですが、人間以外の動物は、みんな少なくとも人間よりはるかに嗅覚が発達しています。

ネズミも、そしてその親類のハムスターも人間には感じ取ることのできないにおいがわかります。

何度も行き来する場所は、自分の匂いがついています。

そして、その匂いのするところにいれば危険なことはないとわかるので、そこをお気に入りスポットとして拠点にします。

一度ならず何度も用を足したことのある場所なら、なおさら強力に自分の匂いがついています。

そこを安心できる場所として認識し、寝てしまうのです。


2.狭いと落ち着く

ネズミはどんなところが好きでしょうか。

壁の隙間、屋根裏などに、自慢の前歯で器用に小さな小さな穴をあけて侵入します。

家具を動かしたときに、猛ダッシュで逃げるネズミを見た人もいるかもしれません。

そう、ネズミは暗くて狭い隙間のような場所が大好きなんです。

ハムスター好きには、何度もネズミを例に出して恐縮ですが、みんな大好きミッキーマウスも、その名の通り、ネズミです。

ハムスターもネズミの仲間です。

ハムスターのなぜ?を探るには、ネズミの習性を考えるとわかりやすいのです。

ネズミと同じように、とにかく狭くて暗い場所が好きなハムスター。

トイレで寝てしまっている姿が頻繁に目撃されるようでしたら、トイレの構造をよく見てみましょう。

ドーム型に囲われた設計のトイレでしたら、もしかしたら環境的にかなり落ち着くスポットとして認識されてしまっている可能性が高いです。

また、1匹ないし2匹くらい入ったらぎゅうぎゅうなサイズのものだったとしても同じです。

前述の通り、狭くて暗い場所を好む性質のあるハムスターにとって、そのトイレは安全面において絶大な信頼度を誇る鉄の要塞になっているのです。

さらにトイレは自分の匂いもついているのでより一層好む様です。

もしどうしてもトイレで寝てほしくないとお思いなら、一度トイレを広くて囲いのないような全く違うものに変えてみるなどの工夫をしてみるといいでしょう。

3.家だと思っている

飼い主にとって一番悲しい理由としてはこれでしょう。

せっかくのおうちに寄り付かず、よりにもよってトイレで過ごす愛ハムスターの姿は、やはりいたたまれないものがあると思います。

しかし、「ここが家」「ここがトイレ」と決めたのは、住む本人のハムスターではなく、人間です。

人間も、どんなに気に入って買った家でも、住んでみると使い勝手が悪かったりしてあまり機能していない場所や部屋もあるのではないでしょうか。

また、例えばあまり靴を持っていないのでシューズボックスに違うものを収納しているなど、本来の使い方じゃない使い方をすることによって効率がよくなるケースもあります。

トイレを寝床として使っているハムスターなどはまさにそれです。

お家として与えたものよりも、トイレの方が居心地がよかった。

えさ場に近く都合がよかった…などなど、様々な理由があるのかもしれませんが、「そっちのが気に入っちゃった」ということです。

または、人間が家として与えたものを家だと認識せず、例えばヒマワリの種の隠し貯蔵庫として利用して、寝る場所はトイレだと思っているなど、飼い主が決めた家を、純粋に家だと思ってないということです。

結果として、トイレの方が居心地が良いから

人間は、色々な夢をみる生き物です。

ペットショップに行くと沢山のハムスターグッズが売られています。

ファンシーな色合いのおうち、きのこや動物、お花などの形をしたおうち…うちの子がこの中に入って寝てる姿はさぞかしかわいいだろうななんて思いながら、わくわくして購入して帰宅します。

素直にこちらの思惑通り、そこを気に入って活用してくれる子もいますが、ハムスターにも個人差があり個性があります。

思い通りに入ってくれず、トイレで寝てしまっても優しく見守ってあげましょう。

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