ハムスターの床材は何がベストか

ハムスターの床材は何が良いの?ウッドチップからコーンチップまで

最終更新日:2015年9月11日

いざハムスターを飼い始めようと思ったとき、意外に迷うのは「どんな床材を使うのがベストなのか」ということではないでしょうか?

ハムスター用の床材にはさまざまな種類があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。

そこで今回はハムスターの床材について、それぞれの特徴をご紹介します。


1.ウッドチップ

木材を細かいおがくず状にした床材です。

ハムスター用の床材と聞いて多くの人がまず思い浮かべるのがこれではないでしょうか?

保温性が高く、また吸水性にも優れているので、ハムスターがおしっこをしたり、給水機から水をこぼしたりしても掃除が楽にできます。

さらに、ハムスターが潜って遊びやすく、食べても消化できるので、ハムスターを飼うのに扱いやすい床材といえるでしょう。

ただし、ハムスターはまれにウッドチップにアレルギーを示すことがあります。

針葉樹のウッドチップよりは広葉樹のウッドチップの方がアレルギーになる危険は少ないと言われていますが、広葉樹のウッドチップの方が値段がやや割高です。

アレルギーが心配なら、他の床材を使うことも検討に入れましょう。


2.紙

市販のペーパーチップの床材やキッチンペーパーの床材はウッドチップの床材と違ってアレルギーの心配がなく、吸水性にも優れていています。

柔らかい素材なのでハムスターが動き回っても刺激が少なく、快適に過ごせます。

また白い紙製の床材だと、ハムスターが怪我をして出血していたり、膿が出ていたりするといった異常に素早く気づくことができます。

新聞紙を細かく刻んだり、シュレッダーで細かくしたりしたものも床材として使うことができ、とても経済的です。

ただし、新聞紙を床材として利用する場合は、なるべく古いものを選びましょう。

新しい新聞紙はインクの刺激が強く、ハムスターにとって有害になる危険性があります。

また、ティッシュなどを床材として利用するのはやめましょう。

ほこりが出やすく、水に溶けにくい成分が混ざっているので、ハムスターが食べてしまうと消化できずに健康に悪影響を与える危険性があります。

3.土

土を床材にしようすると、自然に近い状態でハムスターを飼育することができます。

ハムスターも土掘りをしてストレス発散に役立つことでしょう。

また、土によっては糞尿を分解してくれる細菌がいて、臭いを少なくしてくれる場合もあります。

そのため、土を床材にしたいという飼い主さんも多く、実際にハムスター飼育用の土が市販されています。

ただし、土の床材はあまり初心者向きではありません。

土には雑菌が繁殖しやすく、衛生面に気をつけなければ、ハムスターが病気になってしまうリスクもあります。

また、ハムスターが下痢などを起こしていても土の床材ではハムスターの糞の状態がわかりにくく、健康の異常を発見するのが遅れてしまう場合があります。

保温性が低く冬向きではありませんが、湿気がこもりやすくてカビが繁殖しやすい、掃除をしたり床材を入れ替えるのが大変など、ハムスター飼育初心者の方にとってはハードルが高い床材だといえるでしょう。


4.牧草

牧草もペット用の床材として市販されています。

メリットとしては、ハムスターが食べても健康に問題ないという点が挙げられるでしょう。

ただし、ケージ全体に敷き詰めて使うとなると、他の床材と比べて固く尖っていて、ケージ内を動き回るハムスターの刺激になってストレスとなってしまうこともあります。

また吸湿性が悪く、ハムスターがおしっこをしたりするとケージの底が濡れてしまうという点も欠点として挙げられるでしょう。

基本的にはケージ全体に敷き詰めるメインの床材として使うのではなく、他の床材をメインに敷いて牧草は一部に使うという、サブの床材として使用するのがオススメです。

5.コーンチップ

値段が割高で、扱いにくい床材です。

土と同じようにハムスターが掘って遊ぶことができます。

コーンなのでハムスターが食べることもできますが、他の床材と比べて栄養に偏りが出るので、あまりオススメはできません。

保温性があまり高くなく、冬よりは夏向きの床材といえるでしょう。

腐ったりカビが生えたりと手入れが大変で、比較的床材として一つ一つが大きいのでハムスターが歩きにくいという欠点もあります。

夏場に一時的に利用したり、アレルギーなど何らかの事情で他の床材が使用できない際に代用品として使う以外には、積極的に床材として利用する必要はないでしょう。

飼っているハムスターに最適な床材を選ぼう

ハムスターの床材にはどれも一長一短があり、季節や飼育環境、飼っているハムスターのアレルギーなどによって、ベストな床材は変わってきます。

ですが、ハムスターの飼育初心者の方はアレルギーなど特別な理由がない限りウッドチップのオーソドックスな床材を使うのが無難でしょう。

ウッドチップはたいていのペットショップに売っているので入手がしやすく、手入れがしやすくハムスターも過ごしやすい便利な床材と言うことができそうです。

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