ハムスターはそのしぐさが可愛く、小さくて飼育場所も取らないために、ペットとして人気ですよね。
飼いやすいペットの一種ですが、もしも旅行に行くことになったらどうしたら良いのでしょうか?
そこで、旅行に行くときにハムスターをどうするべきかをご紹介します。
一緒にハムスターを連れて行く
自宅で飼っているハムスターも一緒に旅行に連れて行けると、様子が分かるので安心です。
でも、ハムスターにとって移動や宿泊先など、いつもと違う環境はストレスの原因にもなります。
ハムスターはストレスに弱いので、注意が必要です。
移動の手段や移動中のキャリーの準備や、目的地に着いてからの環境、エサや飼育グッズなどもよく考えて準備しましょう。
仮に自家用車ならあまり問題は無いですが、休憩中に車に残しておいて気温が上がるまたは冷えすぎるなどが無いように気を配りましょう。
公共機関での移動では、ペットの持ち込みが制限されている場合もあるので、事前に確認しましょう。
宿泊先についても、ペットの同伴が可能かの確認を事前に取ることで、ハムスターと共に旅行を満喫することができます。
自宅に留守番させる
宿泊先や移動手段の都合で一緒に連れて行けない場合、いくつかの方法が考えられます。
一つは、ハムスターを自宅に置いていく方法です。
これは移動や宿泊などの環境変化がない普段の生活なので、ハムスターへのストレスは低いです。
しかし居場所は変わらなくても飼い主が不在なので、普段と違ったところも出てきます。
まずは温度管理です。
仮にハムスターを置いて旅行するのであれば、旅行を真夏や真冬にしない方が良いでしょう。
過ごしやすい季節での留守番がリスクは少ないですが、季節的に室温を管理しなければなりません。
飼い主が不在で室温管理ができないので、エアコンを適温で点けっぱなしにすることになりますが、無人の状況ではハムスターの異変に対応できないので、仕方がありません。
同様に真冬もペット用のヒーターや、場合によってはエアコンで暖房を軽く効かせるなどします。
エサや水も切らさないように与えます。
野菜などは傷みやすいので控えましょう。
このようなことからも、ハムスターだけでの留守番はできるだけ避け、させても1、2泊までが限界だと言えるでしょう。
ペットホテルに預ける
自宅での留守番が心配、日数的に無理な場合はどこかに預けてしまいましょう。
預け先のとしてペットホテルや、動物病院でもペットの預かりをするところもあります。
ペットの扱いに慣れたスタッフがいて、設備も整っているので、預けるのに最適でしょう。
ですが注意も必要です。
ペットホテルなどは犬や猫を預かるところが大半ですので、ハムスターにとっては脅威を感じてストレスになる恐れもあります。
事前にどんな環境で預かってくれるのか確認することをオススメします。
また、動物病院も同じように、他に預けられたり入院している動物がいるので、ハムスターを預かる環境がどうなっているか確認しましょう。
加えて、夜間は無人になる施設もあるので、確認の上、万一の対応がされないことなども理解しておきましょう。
更に、料金も施設によって様々ですので、きちんと確認しておきましょう。
知人に預ける
施設に預ける以外には、知人に預かってもらう方法がありますが、プロでない分、注意点も多いです。
まず、ハムスターの飼育経験があるという人が良いのはもちろんですが、少なくとも動物が苦手、アレルギーがあるなどの人には頼まないようにしましょう。
預ける人が決まったら、必要なものをまとめます。
日数分を考えてエサや飼育グッズを準備します。
移動用のケージ以外にもハムスターが普段通りに生活できるようにケージやハウス、トイレなどを用意し、できれば事前に知人宅でセットできると良いです。
いきなり預けてしまう場合は、飼育環境の注意点をよく伝えておきます。
特にケージを置く場所やエサや水替えの要領などは伝えておきましょう。
不慣れな人の場合には、あまり色々なことを頼まずに、必要最小限のお世話を頼みます。
トイレの砂替えがうまくできないようなら、新しい砂を追加するだけでも良いのです。
そして、ハムスターの様子には気を付けてもらい、体調に異変があった場合に連絡できる病院などは、あらかじめ連絡先を教えておきましょう。
旅行に行く際はハムスターへのストレスが少ないようにしよう
ハムスター飼育中は出来ればいつも一緒に普段通りの生活が良いのですが、そうもいかないこともあります。
旅行を計画する際には、ハムスターの留守番や預け先などのことも考えましょう。
小さいが故にストレスにも弱いので、できるだけ環境が大きく変わらないように気を配ってあげましょう。