インコはとても表情の豊かな鳥です。

毎日見ていると、色々な仕草や鳴き声があってそれぞれが「感情表現」なのだということに簡単に気づくことができます。

そんなインコの表情を理解して正しく反応してあげることで、より一層インコ達と仲良くなることができるようになります。

こちらがうまく反応するとインコから人間に対してのコミュニケーションがうまくとれるようになるからです。

インコからの信頼も得られやすくなるというポイントもあります。

目や羽毛の状態(逆立ているなど)の他にクチバシで音を立てる、という行動も割合にわかりやすいインコの感情表現です。

クチバシをパチパチと響く音を立てるとき

パチパチパチと鋭いよく響く連続音でクチバシを鳴らすとき、これはインコが怒っているときの状態です。

目は点目といわれる光彩が小さく絞られた状態になっています。

頭の羽毛は逆立っていて、身体全体は前のめりになっています。

背中あたりもブワッと羽毛が膨らんでいたりします。

この時、インコはとても怒っている状態です。

なだめようとして手を出すと噛みつかれてしまいます。

絶対に顔を近づけたりしないようにしましょう、飛び掛かってくることもあるからです。

目をめがけて飛び掛かってきたりすることも多いので、子供がインコの世話をしているという場合は特に注意してください。

怒りの度合いは最高といってもいいですが、インコは機嫌が直るのも早いです。

この状態になったらそっとそばを離れましょう。

怒鳴りつけたり、インコを叩こうとするような仕草をすることは無駄です。

かえってインコの怒りを煽ることになりますからやめておきましょう。

威嚇や不満の表現でクチバシを鳴らす

パチパチと音を出すものの、前のめりの姿勢を取らなかったり、それほど羽毛を逆立てたりしていないことがあります。

飼い主側からすると「危ないから遊んでほしくない」とか壊されたら困るというものでインコが遊ぼうとしていて、取り上げたりしようとするときによくあります。

インコはこれから面白そうなおもちゃで遊ぼう、と思っているのに取り上げられたことが不満です。

「横取りしないでよ」とか「取ったら怒るよ」という不満・威嚇の意味でクチバシを鳴らしています。

「やめてよ」とか「いやです」ということを伝えるためにやっていることもあります。

本気で怒っているわけではありませんが、やっぱり噛みつかれる可能性は高いので危ないものを排除するだけでインコに構わないようにしましょう。

取り上げようとする手に突進してきたりすることはよくあることです。

クチバシでギョリギョリと研いでいるような音を出す

ギョリギョリ、ギリギリと色々な形容がされますが、研いでいるような、歯ぎしりをしているような音をさせることがあります。

初めて聞くと、ちょっとびっくりするような音です。

これはインコが寝る支度をしているサインです。

クチバシの手入れをしているわけで、別に攻撃の準備をしているというわけではありません。

また、人間が寝ているときの歯ぎしりとは訳が違いますから心配する必要もないです。

インコはリラックスしていますから、遊びに誘ったりしてもあまり乗り気の反応は得られませんから、静かに寝かせてあげてください。

インコの顔を見ると眠たそうに半分目を閉じていたりしますから、「眠いんだな」ということがよくわかります。

ケージの中にいるときにはいつもの「お休みスペース」にいたりします。

放鳥しているときだと高いところにとまっていたり、よく慣れている鳥なら飼い主さんの肩の上で寝ようとしていたりしながらやっていたりします。

耳元でやられると噛みつかれるのではないかとヒヤヒヤしますが、驚かさないかぎり大丈夫です。

本格的に始める前にプチ、プチというような音を立てていることもあります。

インコがクチバシを鳴らす心理を知ろう

インコがクチバシを鳴らすことは、一緒に暮らしていれば割合よく耳にします。

特にインコは他の鳥に比べると感情表現がはっきりとしているので、初めて小鳥と暮らすという人でも読み取りやすいのがポイントでもあります。

犬や猫に比べて表情がわかりにくい、という人も多い鳥達です。

でも実ははっきりと感情を表現する表情豊かな生き物だということがよくわかるものです。

しかも観察していると同じ「クチバシを鳴らす」という動作であっても場面場面で音・顔の表情・羽の状態などが微妙に違うのがわかるでしょう。

インコのクチバシは生きている限り手入れの必要な身体の部分でもあります。

何か問題があったりするとクチバシを鳴らしたりというようなこともできにくくなってくるものです。

そういう意味ではこの行為は「今日も元気だな」と確認することができる、といっても良いでしょう。

こういったわかりやすい表情を見逃さないようにすることで、噛みつかれたりするトラブルもずっとうまく回避することができるようになります。

また、「(鳥が)言うことを聞かない」と人間側から不満が出ることもないのです。