犬の平均寿命は大型犬で10年くらい、小型犬で15年くらいと言われています。
犬を飼ったら、10年以上家族として共に過ごすことになるので、できるだけ健康で良い子を見つけたいですよね。
実際なかなかこれといった子が見つからず、何年も探し続けている方もいらっしゃいます。
犬が欲しいと思ったら、どうやって探せば良いのか3つの方法を紹介します。
ペットショップで探す
犬が欲しいと思ったら、まず最初に思いつくのは、「ペットショップで探す」という方法ではないでしょうか。
ペットショップには、ペットを飼う気がなくてもただ見に来ているだけのお客さんもたくさんいるので、気軽に入りやすいというのが「ペットショップで探す」という方法の最大のメリットです。
子犬探しを始めたら、まずはペットショップ巡りから始めてみるのも良いでしょう。
最近では、ホームページがあるお店も多く、子犬の写真や動画が見られるので、気になる子がいたら会いに行ってみましょう。
足を運べない場所のお店でも、近くに支店があれば、取り寄せてもらえる場合もあります。
ただ、わざわざ取り寄せてもらった場合は、輸送費をお店が負担することになりますし、子犬の身体にも負担がかかるので、本気で購入する気がない場合はやめておきましょう。
お店に会いに行ったら、まずはショーケースのガラス越しにその子の動きや態度をよく観察して、必ず抱っこをさせてもらい、気になることがあったらお店のスタッフにどんどん質問してみましょう。
抱っこをしたら、ガラス越しに見ていただけでは気が付かなかった、その子の性格が分かってきます。
できれば、少し一緒に遊ばせてもらうと、よりよくその子のことが分かります。
ペットショップにいる子は、生まれつき少し健康上の問題がある子が多く、大抵のお店ではショーケースの横に健康診断の結果が書かれているので、必ずチェックしましょう。
特にメスの場合は、健康上の問題があると出産することが難しくなるので、ブリーダーさんは繁殖用に残すことができず手放してペットショップに売るということがよくあるようです。
また、血統書付きの犬は近親繁殖になりがちですので、健康上問題のある子が多く、ハーフ犬は比較的健康な子が多いというのが実状です。
健康上に何らかの問題がある子の場合は、きちんと納得した上で購入を決めましょう。
里親募集のサイトで探す
次に紹介するのは、「里親募集のサイトで探す」という方法です。
この方法の最大のメリットは、ただで犬を手に入れられるということでしょう。
ペットショップやブリーダーさんから購入すると、犬種にもよりますが数万円~数十万円はかかります。
また、新しい飼い主が見つからなければ処分されてしまうかもしれない犬を、1匹でも助けてあげることができるという点もメリットだと言えるかもしれません。
里親を募集している犬は、子犬・成犬共にたくさんいます。
そしてその中には、不幸な境遇の犬もたくさんいます。
身勝手な飼い主によって、辛い目に合わされ心に傷のある子や、病気を患っている子もいます。
そういった事情を理解した上で、里親サイトに掲載されている犬の中に気に入った子がいたら、募集人と連絡をとって会いに行ってみて下さい。
ブリーダーさんを探す
ブリーダーさんから、犬を購入する最大のメリットは、健康で血統のはっきりした良質な子犬を迎えられるということです。
ただ、ブリーダーさんから子犬を購入するのは、敷居が高くてためらう方も多いのではないでしょうか。
どのブリーダーさんが良いのかが分からない、連絡をとって子犬を見に入ったら、購入を断れなくなるのではないかなどの不安もありますよね。
どのブリーダーさんが良いかを判断するには、ネットなどで調べて良さそうなブリーダーさんに連絡をとり、実際に会いに行って話を聞き、子犬が生活している環境を目で見て確認することが大事です。
やはりペットショップに気軽に子犬を見に行くのとは違い、敷居はちょっと高いかもしれません。
ですが、子犬に会いに行ったら、購入を断れないということはありません。
気に入らなければ、断っても問題はありません。
ペットショップと同じで、「早く決めないと他の方が購入してしまいますよ」と焦らされることもあるかもしれませんが、犬を飼ったら10年以上家族として共に生活することになるわけですから、慌てずにじっくり考えて返事をしましょう。
犬が欲しくなったら素敵な出会いを見つけよう
犬が欲しくなったら、里親募集のサイトを見て、気に入った子がいたら飼ってあげるということが一番いいのかもしれません。
里親を募集している犬の中に気に入った子が見つからなかった場合は、ペットショップやブリーダーさんから購入することを検討してみて下さい。
ペットショップで犬を探すことは誰にでも気軽にできますが、健康上の問題がある子が多いということは認識しておいた方が良さそうです。
特に、見た目がかわいい子ほど、何かしらの健康上の問題がある子が多い印象です。
健康で良質な子犬を手に入れるには、ブリーダーさんから購入するのが1番良いのかもしれませんが、良いブリーダーさんを見つけるのには手間がかかります。
どの方法にもメリットとデメリットがあるので、自分に合っている方法をしっかり見極めて、良い子を探しましょう。