犬のリードの選び方。愛犬に最適なリードを着けてあげよう

最終更新日:2016年1月11日

平成14年に法律で「飼い主は犬を屋外に連れて行く場合はリードを着用するように」と定められたので、散歩をする時飼い主は必ず犬にリードを着けるようになりました。

しかし初心者にとって、散歩をする時の必需品であるリード選びでは、種類が豊富にあるために、どのリードを選べば良いか迷うと思われます。

今回はそんな方にどのようなリードを使えば良いのかご紹介します。


1.初心者の場合

犬のリードには大きく分けて4種類のリードがあります。

初心者の場合は「スタンダードリード」と「マルチファンクションリード」の2種類をオススメします。

スタンダードリードは、飼い主の持ち手部分に丸い円状の輪っかがあり、そこに手を通して反対の手でリードを掴む事でしっかりとリードを握る事が出来ます。

このリードをしっかり掴む事は非常に重要な事です。

犬には引っ張り癖というものがあります。

飼い主の進行方向とは別の方向に行きたがるということなのですが、この癖はしつけができていない犬であれば必ず発揮される犬特有の癖です。

犬の行きたい道の中には人に迷惑をかけてしまうような事があるので、そういった事態を防ぐ為にも、飼い主はしっかりとリードを握り、犬の行動に待ったをかける必要があります。

万一リードの握りが甘いと、リードが手からすっぽ抜けてしまい、最悪道路に突っ走り命の危機に陥ってしまう可能性があるのでリードはきちんと握ることは初心者にとって必要不可欠なことです。

リードの長さに余裕があれば輪っかの部分を手首付近まで通しておき、手首にグルグルと巻きつけ長さを調整するという使い方もできます。

犬が万一リードを噛んでしまっても、スタンダードリードの場合ナイロン・ロープといった丈夫な素材で作られている物もあるので、長く使えることも初心者向きのリードとしてオススメする理由の一つです。

マルチファンクションリードはマルチという名の通り、非常に多くの活用方法があるリードです。

このリードの使い方は肩にたすきの様にリードをかける・長さの調整・一時繋留用ループを作るといった事ができます。

スタンダードに幾つかの機能をつけたような物がマルチファンクションリードです。

スタンダードと同じく様々な素材で作られているので、丈夫な素材から作られたリードを選べます。

デザインも多種多様で自分好みのデザインを探せるのも魅力的な要素の一つといえます。


2.小型犬

犬の種類にもよりますが、小型犬は成犬になってもそこまで体は大きくはなりません。

その為、犬の引っ張る力もそれ相応のもので弱くなります。

小型犬の場合散歩をする時は片手でリードを持つ事が出来るので、その点を考慮すると、首にあまり負担のかからない細いタイプのもので、尚且つリードの重さが軽いものを選ぶ事をオススメします。

もし、リードが太いと犬に待ったをかける場合、首にかなりの負担を与えてしまいます。

小型犬を散歩している時に、飼い主が強く待ったをかけて犬が苦しそうにしている場面を皆さんは見たことはありませんか。

飼い主にとっては大した事の無い力でも、小型犬からすると非常に大きな力で引っ張られます。

しかも、首を締め上げられるのでその苦しさはかなりのものです。

また、大抵の小型犬は飼い主を見上げるように首を傾けます。

この見上げるという行為は首に負担をかける行為なので、常に見上げている小型犬の首は凝っています。

自分の大切な犬の為にも、小型犬のリード選びは首に負担のかからないものを探すようにしましょう。

リードの長さについては、小型犬の歩幅は小さいので、長さもそれに合わせて短めのものを選ぶことをオススメします。

自分の手の届く範囲内の長さに調整されて下さい。

また犬の性格によりますが、直ぐにどこか行きたがるような好奇心旺盛な小型犬には、持ち手が滑りにくく丈夫な革製のリードを選ぶというのも選択肢の一つです。

ただ、飼い始めの犬はリードをオモチャと勘違いをして噛む恐れがあるので、初めはナイロン製、リードに慣れてきて噛まなくなったら、革製に移行するという方法をオススメします。

小型犬用のリードと商品の説明に記載されているので、それを目安にリードをお選びする事をオススメします。

3.中型犬・大型犬

中型犬・大型犬の場合は体が大きいので、小型犬とは逆に強度と耐久力のあるリードを選ぶ必要があります。

特に大型犬の場合は、種類によっては人間より体が大きい上に力が強いので、人によっては犬を見ただけで恐怖覚える方も多いです。

人を襲い、その結果「命」を失うといった出来事は昨今では決して珍しくはないので、きちんと犬を制止できるリードを選んで下さい。

注意事項として、飼い主の手に収まりきれない程の太いリードは避けて下さい。

手に収まりきれないリードだと待ったをかける力が弱まりますし、咄嗟の制止が出来ない可能性があるからです。

引っ張る時の力が非常に強いので、滑りにくい革製のものを選ぶ事をオススメします。

他のオススメ素材としては、ロープ状のもので作られた丈夫なものが挙げられます。

また最近では犬の行動を制止する時の手の負担を減らす為のリードもあります。

大型犬を静止する時、手にかかる負担は非常に大きく痛みを感じる事があるので、そういった面も考えてリードを選ぶ事も大切です。

長さとしては体が大きい分、ひもの長さも長めにしておく必要がありますが、犬が自分の少し前ぐらいまで行動できないように調整されて下さい。

そして、散歩に行く前にリードの劣化していないかの確認をきちんとしておき、劣化していた場合は新しいリードで散歩して下さい。


4.オススメしないリード

リードを自分の好きな長さに気軽に調整できるのが最大のウリの伸縮型リード。

実はこのリードは非常に危険なものです。

まず、一つ目に強度の低さが挙げる事ができます。

プラスチックで作られておりナイロン製の細いひもなので非常に脆く、へたをすれば大型犬が引っ張るだけでリードが壊れる可能性があるからです。

また、ナイロン製のひもを手で掴む必要があった場合、摩擦により手に傷が出来てしまいます。

二つ目が事故の可能性です。

この伸縮リードは遠目から見づらいため、リードにひっかかり転倒するという事が起こる可能性があります。

自転車がひっかかれば転倒事故が起きてしまうかもしれません。

他にも、犬が車に突進する場合や人に襲う可能性もあります。

一応リードが伸びないようにストッパーもついていますが、扱いづらい為リードの長さ調整が難しいです。

事故を起こす可能性の高いリードなので、プロの方々がこのリードの使用をオススメしない理由も当然のことです。

三つ目がしつけに良くないリードであるという点です。

散歩をする時犬に散歩させて貰っているという意識も持って貰わなければなりませんが、その自覚を伸縮型リードでは芽生えさせる事が出来ません。

そういった理由から、このリードを使用することはオススメできません。

犬に最適なリードを選ぼう

リードを選ぶ際は、初心者向けリードを参考に犬の体格にあったリードをお選び下さい。

リードとは犬の行動に待ったをかける道具なので、犬自身の安全と飼い主や他の人たちの迷惑にならないように、きちんと犬に合ったリードを着けてあげましょう。

大型犬を飼われている方は、リードを定期的にメンテナンスする事をオススメします。

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