犬にニンジンは正しくあげればOK!あげる際の注意点とは

最終更新日:2016年9月16日

ニンジンはビタミン類が豊富で、健康野菜というイメージが定着しています。

犬の中には、ニンジンが好きという子も多くなります。

ただ、犬がニンジンを食べても大丈夫なのか、注意点が無いのか気になる所です。

そこで、犬にニンジンを与える際の注意点をご紹介します。

1.ニンジンを与えても大丈夫?

好きな犬も多いニンジンですが、そもそも犬がニンジンを食べても大丈夫なのでしょうか。

ネギや玉ねぎ、チョコレートなど犬が食べると中毒を起こす食品はありますが、ニンジンは食べてしまっても中毒症状を起こす事はありません。

βカロテンやビタミン類、食物繊維など、健康増進効果が期待出来る栄養素が豊富に含まれているので、ニンジン好きな犬には与えても問題は無いでしょう。

ただ美味しそうに食べるからといって、与えすぎると体に負担をかけたり、問題が起こってしまうので、この点は注意が必要です。


2.犬にニンジンを与えすぎると下痢を起こす事も

ニンジンは食物繊維を多く含む野菜です。

便秘気味という犬の場合、ニンジンを上手く与えれば便秘解消の効果が期待出来ます。

ただ、食物繊維が多い事もあり、過剰に与えてしまうと下痢を起こしてしまうケースが考えられます。

食物繊維の多い食品は、消化・吸収に時間がかかり胃腸に負担をかけてしまいがちです。

もともと胃腸が弱いという犬であれば、ニンジンを与えるのを避けたり、与える場合は加熱して柔らかくし、消化を助けるよう工夫する事をオススメします。

また食物繊維の過剰摂取によって、かえって便秘になってしまうケースもあります。

ニンジンを食べて便の様子が変わったら、与える量を少なくしたり、一旦食べさせるのを中止しましょう。

3.犬にニンジンを生で与える時の注意点

犬の中には、ポリポリとした生ニンジンの食感が好きという子もいます。

生の状態は水に溶けやすい、水溶性ビタミンを丸ごと補給できるというメリットがあります。

ただ、生で与える時に注意したいポイントもあるので、チェックしておきましょう。

生のまま丸ごと与えると、喉にニンジンが詰まってしまう恐れがあります。

喉に詰まってしまうと呼吸困難に陥り、最悪の場合死亡してしまうケースもあります。

生のニンジンを与えるという場合は、細かくカットして食べやすいよう工夫しましょう。

みじん切りにしたり、細いステック状にカットする、すりおろしたりすると食べやすくなるのでオススメです。


4.料理に入っているニンジンを分けない

ニンジンが好きな犬に、ついつい人間用の料理に含まれるニンジンを与えてしまいがちです。

ただ、この与え方は犬の体に、大きな負担を与えてしまう事になるので避けましょう。

人間の料理には塩分が多く含まれています。

薄味にしていると思っていても、犬にとっては、かなりの塩分量となってしまいます。

塩分の過剰摂取は高血圧や腎臓病を、発症するリスクが高まります。

また料理にニンジンなど、中毒を起こす食品が入っていた場合、ニンジンと一緒についうっかり食べてしまうかもしれません。

犬にニンジンを食べさせる際は、人間用に味付けした料理ではなく、犬用に用意した味つけをしていないニンジンを与えましょう。

5.犬にニンジンをあげると高カリウム血症を引き起こす場合も

ニンジンにはカリウムという栄養素が、豊富に含まれています。

カリウムは利尿作用があり、おしっこの出を良くしたり、むくみを解消するなど嬉しい効果が期待出来る栄養素です。

ただ、やはり過剰に摂りすぎてしまうと、体に問題が起こってしまうので注意しましょう。

カリウムの過剰摂取によって、高カリウム血症という病気を引き起こすケースがあります。

高カリウム血症は血中のカリウム量が増加し、発病するのが特徴です。

発症すると手脚のしびれや吐き気、筋力低下に不整脈や頻脈といった症状が起こります。

症状が重篤の場合、死亡してしまう例もある大変怖い病気です。

ニンジンを与えすぎるとカリウムの濃度が上昇し、高カリウム血症を引き起こすリスクが高まります。

ですので、与えすぎないようにしましょう。


6.糖分摂取が過剰になるケースも

ニンジンは野菜の中でも、特に甘さがあります。

甘いという事は、それだけ糖分を含んでいるという事です。

犬にニンジンを多く与えすぎてしまうと、糖分の過剰摂取になってしまう危険性があります。

糖分を多く摂ってしまうと、当然カロリーオーバーとなり肥満に繋がります。

また、糖尿病を発症するリスクも上昇してしまう為、ワ犬の健康を阻害してしまいます。

健康の為に与えていたニンジンで、かえって健康を害してしまう事になるかもしれません。

犬にニンジンを与える際は、糖分の摂取に注意しましょう。

7.アレルギー症状には注意が必要

ニンジンを犬に与える際、注意したいのがアレルギー症状です。

個体差はありますが、中にはニンジンがアレルゲンという犬もいます。

ニンジンを食べるとアレルギー症状が出る犬に与えてしまうと、吐き気やおう吐、下痢や元気消失、目の充血や皮膚の痒み、湿疹といった様々な症状が現れます。

ニンジンを与えて、このような症状が出た場合はすぐに、動物病院を受診しましょう。

今まで1度もニンジンを食べた事が無いという犬の場合は、少量だけ与えてみて、アレルギー症状が出ないかチェックする事がオススメです。

犬にニンジンは正しく与えよう

ニンジンは犬とって、嬉しい栄養素を豊富に含む野菜です。

ですが、過剰に与えてしまうと犬の体に負担となったり、中には病気になってしまうケースもあります。

犬にニンジンを与える際は、過剰摂取は控え、食べてから様子に変化がないか、しっかりチェックする事が大切です。

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