犬が飼い主への信頼を失ってしまう時とは

最終更新日:2016年2月14日

犬にとって飼い主は世界そのものです。

飼い主を信頼できれば、その世界は安心できる安全な場所になり、犬は幸せを感じることができます。

そのためには、反対にどのようなときに不安を感じて、飼い主への信頼を失うかを知っておくことも大切です。

そこで今回は、犬が飼い主への信頼を失ってしまう行為などをご紹介します。


1.暴力をうけた時

暴力はどのような状況でもいけません。

犬が一番不幸になる出来事です。

しつけで軽く押さえつけるだけでも、犬は悲しい気持ちになり、恐怖を感じてしまいます。

怖い思いをしたのに、なお飼い主に対して信頼を持つことは不可能です。

例え言うことを聞いたとしても、恐怖で屈服しているだけです。

怖いから言うことを聞いておこうというのは、愛情や信頼とは遠く離れた気持ちです。

しつけは重要ですが、暴力は使わずに音でびっくりさせたり、やや強めにイケナイ、と声を出したりするくらいにして、暴力ではなく優しさと愛情をもって接してあげてください。


2.いつも飼い主が怒っている時

犬にももちろん知能があります。

人間の三歳児程度の言葉はなんとなく理解できます。

理由があって自分が怒られるということもわかります。

そのため、悪い事をしていないのに理不尽に怒られてばかりいれば、飼い主に失望してしまいます。

やがて、いつものことかと話を聞かなくなり、コミュニケーションやしつけがうまくいかなくなります。

しつけが失敗する原因が犬にあるとよく思われることがありますが、だいたいが人間の方に原因があることが大半です。

しつけで怒るときはその現行犯を発見後2、3秒以内の、犬が失敗を理解できる時だけにしましょう。

3.いつも甘やかしている

甘やかすと優しさは別物です。

犬がずっと吠えても笑って見ている、物を壊しても放置など、優しさを超えた異常な愛情は犬にとって大迷惑です。

叱られることがないので、犬は自分が家族の中で一番偉いと思い込み、自分が家族を守らなければという使命感から、いつも周囲に神経質になり安心できる場所がなくなります。

犬にリーダーが必要だと思うことが古いと思われる方もいると思いますが、よく考えてみてください。

人間でも頼りになる両親の下で暮らせれば安心して暮らせますよね?

これが頼りにならない両親なら、子供がしっかりしてきて早く家を出たいと思ったりするものです。

ですが犬は自分一人だけでは生活できません。

頼れる家族が必要です。

本来は頼りがいのあるリーダーの下で守られて安心できることが幸せのはずなのに、これではとても不幸です。


4.飼い主が情緒不安定

犬にとってあなたは一番大切な人です。

そんなあなたが情緒不安定でコロコロ態度が変われば、犬も戸惑います。

機嫌が良いときはよってきて、機嫌が悪いと去っていく。

これは普通のことですね。

犬であっても飼い主が嬉しそうならよかったねーと共に喜び、怒っていれば危ないから近寄らないようにしようと思います。

それが常に情緒不安定ならば、私の飼い主さんは頼りにならないと信頼も失うでしょう。

安心して寄り添える存在になれるように、なるべく犬の前では心を落ち着けていたいものです。

5.世話を忘れる

犬は決められた時間に、ご飯を食べて散歩に行きたいものです。

しかし、毎日時間がバラバラ、ときどきご飯を忘れる、散歩をしないなど、面倒だからと犬の世話をしなかったらどうなるでしょうか。

もちろん信頼を失いますが、これはもう一歩間違えれば虐待になります。

毎日のお世話はきちんとしましょう。

最後まで面倒を見る責任があります。

犬も大切な家族です。

今日だけだから大丈夫などと考えずに、家族が楽しみにしている大事な時間を取り上げないようにしましょう。


6.無関心

犬はいつでも飼い主の愛情を感じることで幸せと感じることができます。

義務感だけで犬と接し続けていたらどうなるか考えたことがあるでしょうか。

会話することもなくご飯だけ与え散歩に連れて行く。

ちゃんと世話をしていますが、これでは心の繋がりがありません。

人間がただの義務感のみで嫌々に犬の世話をしていれば、犬もそれを感じ取ります。

機械のように心無く世話をするだけでは、犬の心に伝わるものはなにもありません。

寂しくて悲しい気持ちから、やがて何も期待しなくなるでしょう。

あなたが家族ではないと思いながら接すれば、犬にとってもあなたは家族ではないのです。

ただのご飯もってくる物。

排泄処理する物になります。

せっかく共に暮らしているというのにこれでは両者ともに不幸です。

犬に信頼される飼い主になろう

犬にとって飼い主は全てです。

一人で生きていくことのできない犬にとって、どのような飼い主に飼われるかで一生が決まってしまいます。

犬は素直で純粋ですので、最初から人間を信用しない犬などいないのです。

悪い犬だと思ったならば、それは人間側に原因があり、何か理由があります。

犬の純粋な思いを裏切らないように、信頼を失うようなことはしないでください。

愛情をかければその分愛情を返してくれます。

犬と良い関係を築くことのできる、信頼できる飼い主をめざしましょう。

信頼できる飼い主と共にいることが、犬にとっての最高の幸せです。

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