犬が掃除機に吠える理由と大人しくさせる方法

最終更新日:2016年10月12日

家の中で掃除機をかけようとすると、犬がすごい剣幕で吠えだしたり、掃除機を攻撃したりすることがあります。

普段はおとなしい犬でも、掃除機を目の前にすると、まるで違った表情を見せることがあります。

犬を飼っている家庭ではよくみられる光景ですが、さすがに集合住宅だと困ってしまうこともあります。

そんな掃除機に吠えたりする時の原因や対処方法についてご紹介します。

1.掃除機の大きな音にびっくりする

犬が掃除機に対して吠えたり攻撃をする主な理由は、その大きな音にあります。

掃除機を使っていると、やはり少なからずモーター音や排気音が発生します。

その大きな音にびっくりしたり、聞きなれない音に警戒しています。

いつもとは違う音や、突然の音に対して、異常事態や危険なものとして反応してしまうのでしょう。

しかし、こうした音は掃除機をかける時には避けて通れない問題ですよね。

「そんなことを言われても…」と困ってしまうかもしれません。

しかし、犬にとっては騒音発生機として捉えられているというのはしっかりと認識しておくべきでしょう。

やむを得ないことではありますが、それにしてもすごい敵対心だなと思ってしまいますよね。


2.掃除機の高い周波数の音に敏感

よく考えると、家の中には掃除機以外にも、洗濯機やバイクなど大きな音を出すものはいくらでもあります。

しかし、不思議なことにすべての音に対して反応をするわけではありません。

掃除機だけに異常な反応を示す犬も多いと思います。

では、掃除機に固執するその反応の理由は一体なんなのでしょうか。

実は、掃除機に過敏に反応するのは、掃除機の出す高い周波数帯の音と言われています。

というのも、犬の耳は人の何倍も優れており、その高い音が不快感をもたらしています。

ペットとして飼われる前から、犬は野生でネズミや小動物を追って生きてきました。

そのために、人よりも高い音を聞くことができ、私たちが感じることのない音が不快感の原因になっているのです。

3.犬にとっては掃除機が得体のしれない生き物に見えている

ほとんどの犬にとっては、掃除機は自分より大きく脅威に感じる大きさであることが多いです。

突然現れたその巨大な生き物に、脅威を感じていることもあります。

掃除機は音を出しながらがらがらと動くので、得体のしれない生き物として警戒するのももっともです。

大切な飼い主が、掃除機に取られてしまうと思っているのかもしれません。

掃除機自体に警戒したりしている犬は、ハンディーモップなどにも吠えたりすることがあります。

音以外にもその大きさや姿に恐怖心を抱いているのでしょう。

自分より大きなものや、未知の存在に警戒するのは、生き物の本能でもあります。

私たちにとっては大したことがなくても、犬にとっては完全な敵として認識されています。

犬の掃除機吠えを防ぐ方法


4.掃除機に慣れさせる

しかし、掃除機をかけるたびに吠えたり、攻撃されては掃除すらままなりません。

犬を飼っていると毛も抜けたりするので、掃除機を使わないわけにはいきませんよね。

戸建ならまだしも、マンションではいつまでも吠えられると、近隣トラブルにもなってしまいます。

どうしたら掃除機に吠えなくなるのか、その対処方法を考えてみましょう。

まずは犬に掃除機に慣れてもらうように、少しずつトレーニングすることが必要です。

いつも見えるような場所に掃除機を出しておき、危ないものではないと教えてあげましょう。

自分に害のないものであるということを教えつつ、いつも部屋にあるものとして記憶してもらいます。

最初の一歩は、まずここからスタートします。

5.抱っこして掃除機をかける

掃除機への攻撃や吠えたりするのを防ぐのに、抱っこしながら掃除機をかけるというのが有効です。

大きな犬では大変かもしれませんが、こうして危険な存在ではないということを覚えてもらいましょう。

多くの場合は、掃除機に威嚇して吠えていることがあります。

飼い主に抱っこされて落ち着いた状態でいっしょに掃除機をかけることで、次第に態度を軟化してくれるはずです。

掃除機の不快な音に反応している場合でも、地道に続けていると慣れてくれることもあります。

こういうものなのだと思ってもらうことを第一に、根気よく続けましょう。

大人になった犬や、大人になって掃除機を替えた時には、少し時間がかかることもあります。

小さなうちに慣らしておく方が、警戒心が解けるのが早いかもしれません。


6.叱るのは逆効果

人間にも生理的に受け付けられなかったり不快なものがあるように、どうしても慣れてくれないことがあります。

そういう時には散歩中に掃除をしたり、粘着シートやハンディーモップにするのも手段のひとつです。

掃除機に噛みついたりするようであれば、やはり使わないというのがいちばんの対策です。

犬のストレスも考えると、そうした工夫も必要になってくるかもしれません。

掃除機に吠えるのは決して無駄吠えでなく、危険を感じて威嚇しています。

なので、無理に吠えるのをやめさせたり、きつくしつけてしまうと逆効果になることもあります。

吠えた時に叩いたりすると、逆に嫌悪感を増長させてしまう場合もあります。

犬の様子を観察して、決して叱ったりすることのないようにしましょう。

掃除機に吠える犬の気持ちと対処法を知ろう

犬にとっては掃除機の存在は、まるで宇宙人のような未知のものです。

大きな音を出したり、いきなり動き始めたりすれば、もはや自分のスペースを犯す侵略者です。

そうだとわかれば吠えたり攻撃したりする気持ちもわからなくはありません。

しかし、いっしょに生活する上では、やっぱり慣れてくれないと困るものです。

犬の気持ちや心理を察しつつも、だんだんと恐怖心がなくなるように、気長にトレーニングに取り組みましょう。

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