金魚の薬浴の仕方

金魚の薬浴のやりかた。薬浴で金魚を手当しよう

最終更新日:2015年9月13日

子供の頃、夜店の金魚すくいなどでビニール袋に入れてもらった金魚を早速家で飼ってみたものの、なぜか長く飼った記憶がない、という方は多いと思います。

斜めに泳ぐようになってやがて死んでしまうのを見るのは、やはり辛いことです。

病気になった金魚に対して有効な一つ手段として、薬浴というものがあります。

そこで今回は、金魚が病気になった際の対処法を含めて、薬浴のやり方についてご紹介します。


1.まずは病気の金魚を隔離する

他の金魚に病気が移らないよう、速やかに別の水槽や容器に移すことが必要です。

そのままにしておくと病気が他の金魚に感染してしまい、金魚が全滅してしまう事が起こりかねません。


2.次に水槽の水質を浄化する

金魚の病気は水質が悪化して起こる場合が多いので、病気の金魚が出た時は、健康な金魚の水槽の水も変えた方が、金魚を病気から守るために良い時があります。

その際は水槽の水の約三分の一を目安に水換えをして、下記の食塩による薬浴を試してみてください。

適量を守れば、塩は健康な金魚にも害はないですし、治癒力を高める効果があります。

予防が功を奏して病気が広がらずに済むかもしれません。

もともと金魚の体内の浸透圧は水より濃いので、その差を調整するために常に体力を消耗しています。

塩が入ることで浸透圧の差が少なくなり、金魚の負担が減ってストレスが軽減されることになります。

ですから健康であってもなくても、金魚に食塩浴はとても良い環境を作ってくれるものです。

3.薬剤による薬浴

病気の種類に合わせた市販の治療薬を水槽に入れて病気の金魚を薬浴させます。

どのような治療薬が良いかは、症状をペットショップや熱帯魚屋さんなどで相談すると安心です。

必ず薬の説明書の指示に従って使いましょう。


4.食塩による薬浴

まず食塩を使ってみましょう。

食塩による薬浴の場合、一日目は水1リットルに4gの食塩水を作ります。

ご存じのように塩には殺菌作用がありますので、病気の種類や症状にもよりますが、軽い場合はそれで治ることもあります。

ただ、塩を使った時に水草などが塩分で枯れてしまう場合がありますので、その間は水草は別に移しておく方がよいでしょう。

5.薬浴の時は餌を控えるすること

薬浴による病気の治療をしている間は、水質の悪化を防ぐためにも餌は与えないようにしましょう。

困るのは餌の養分を利用して、病原菌が活性化したりすることです。

金魚は一か月餌を食べなくても、もちろん痩せはしますが、充分耐えられます。

明らかに症状が回復して元気になってきたところで、少しづつ与えていき、日増しに量を増やしていきましょう。


6.薬浴や食塩浴の方法

■手順1
飼育していた水槽と同じ温度の水を、病気の金魚を隔離する水槽に入れます。

病気の金魚は弱っているので、水温の差が大きなストレスにならないように気をつけてあげてください。

いつ症状が出てもいいように、バケツなどに汲み置き水を飼育している水槽近くに置いて温度を合わせておくと、慌てずにすみます。

この汲み置き水は、使わなくても最長2日以内、冬場でも最長4~5日以内に全部取り換えましょう。

水槽にヒーターを設置して水温を28℃~30℃ほどに保つと、水温の変化に伴う金魚の負担が軽減されて、薬浴の治療効果が現れやすくなることがあります。

■手順2
病気を確認したらすぐ薬浴を、と思いがちですが、ます食塩浴を試しましょう。

急な薬浴は金魚にも負荷をかけてしまい、体力を奪ってよけい弱らせることにも繋がるので、まずは治療に入る状態に慣れさせるためにも、食塩浴から始めるのが良いでしょう。

■手順3
初日は食塩浴濃度0.4%から始めて、二日目の様子を見ながら0.5%と濃度を上げ、症状に合わせた薬を使った薬浴を併用していきます。

病気の症状に合った市販の治療薬を用いて下さい。

説明書に書かれた用法と容量をしっかり守って、心配だからと、たくさん薬を入れ過ぎないようにご注意ください。

その中で薬浴をさせ、経過を観察します。

■手順4
薬浴と、先ほど紹介した食塩を使った薬浴を併用して行のが基本ですが、薬の種類によっては水が毒化してしまう場合があるので、要注意です。

毒化してしまう薬としては、寄生虫の殺虫薬である「リフイッシュ」「トロビカルN」「マゾソン」などがありますので、お店の人に確認してみてください。

■手順5
エアレーションを動かします。

ろ過装置は使いません。

薬浴の期間は治療薬に書いてある期間を守りながら、金魚を観察します(たいていの場合は2~7日間)。

■病気を見つけたらすぐに薬浴の準備をしてあげる
病気が治り、元気になったことが確認できたら、元の水槽に戻してあげます。

数日たっても症状が続いている時は、水を換えて薬浴を続けてみてください。

金魚を薬浴で手当をしてあげよう

金魚の病気の原因の多くは、餌の与えすぎと水質の汚れです。

餌が底に残った状態になると水質の悪化を招きまので、定期的な水換えや、ろ過装置のメンテナンスなどを行って、水質の状態に気を付けましょう。

特に水温が急激に変化する季節の変わり目などは、金魚の抵抗力が弱まる時なので注意が必要です。

快適に金魚が暮らせるよう、そして病気の兆候が見えたらすぐに食塩浴や薬浴などで手当てしてあげることを心掛けましょう。

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