キンカチョウの特徴を知ろう!性格・価格・寿命

最終更新日:2016年8月18日

スズメよりも少し小さくてキレイな色合いのキンカチョウは見ているだけでも飽きない魅力のある鳥です。

美しい姿の他にも面白い鳴き声が特徴にあげられます。

フィンチ類は「小鳥の代表格」といった種類のものが多く、丈夫で飼いやすい鳥として初めて小鳥と暮らす人にもお世話しやすい鳥とされています。

1.キンカチョウの性格

キンカチョウは文鳥と同じくカエデ鳥科の鳥です。

体長約10センチ、体重12グラムから15グラム程度と小さい鳥です。

気が強くて人にもよく懐くことで知られている文鳥とは違い、繊細で用心深い性格の鳥です。

手乗りに仕込むこともできますが、スキンシップを好むタイプではありません。

あまり構いすぎると鳥が不安を感じてストレスをためることになります。

ただ、手乗りに育てた鳥をあまり構わないと荒鳥に戻ってしまいますから、手に乗せて声をかける程度の関わりは持ち続けましょう。

基本的には観賞用や繁殖用として飼育するための鳥、と考えたほうがよいでしょう。

それでもお世話するときには声をかけるなどして、小鳥のほうで「この人は怖くない」と思えるように気を配ってあげてください。

キンカチョウは面白い鳴き声もチャームポイントの一つと言われていますが、なんらかの小鳥と暮らしたことのある人ならそれほど変わっていると感じないかもしれません。

ちょっと低めの声で鳴きます。

中型以上のオウムやインコのように雄たけびはありませんが、仲間内で絶え間なく鳴き交わしながら活動しているので、一緒に部屋にいるとずっと聞くことができます。

うるさい声というわけではありませんが、「静かに黙っている」ということがあまりありません。

複数で飼育することのできる鳥ですが、相性のいい鳥同士でないと大ケンカすることもあります。

そのために複数を飼う場合は仲の良いカップルか家族単位で考えてください。

後から新しい鳥を追加でお迎えする場合は、先住鳥との相性を確認してからのほうが安全です。

寒さにも強く丈夫ですが、元はオーストラリアの鳥なので冬の保温には注意してあげる必要があります。


2.キンカチョウの寿命・値段

野生では約5年ほど生きるとされています。

飼育下では10年~15年近く生きることもありますが、5歳を過ぎたら高齢鳥と考えてください。

保温やエサの食べやすさ、ケージ内での移動のしやすさなどを考えた飼育が必要になります。

キンカチョウにも様々な羽色があります。

値段は羽色の珍しいものほど高価になるのは他の鳥と同じです。

だいたい1,000円~3,000円前後の価格帯で販売されています。

ノーマルと言われる普通の羽色のものが一番低い値段になります。

もともとがキレイな羽色の鳥なので、ノーマルでもカラフルで魅力的です。

ペットショップで目にすることも一番多いでしょう。

3.キンカチョウのエサ

キンカチョウ専用のエサ、というものはありません。

普通に販売されている小型フィンチ用のエサで大丈夫です。

文鳥や十姉妹などのエサとして配合されているものを使用して構いません。

小鳥のエサには「ムキエ」と「皮付き」という違いがあります。

ムキエはシード類の皮をあらかじめ剥いてあるものですが、栄養価や鳥にとっての食べる楽しみからすると断然「皮付き」のほうが優れています。

ぜひ、皮付きのエサを与えてあげてください。

皮付きのエサは非常に散らかります。

カバー付きのエサ入れも販売していますから、利用するといいでしょう。

ただし、個体差があってカバーがついていると怖がってエサを食べないコもいますから、様子をよく見てあげてください。

また、剥いた皮がエサ入れの中に残っていると「まだエサが残っている」と誤解しやすくなります。

そのためにエサの補給をせずに鳥が食べるものがない、ということにもなりやすいのです。

エサ入れは毎日確認して必ず新しいものを入れてあげることを習慣にしましょう。

その他にボレー粉も必要です。

主食のエサと別の容器に用意して入れてあげてください。

小松菜・チンゲン菜・豆苗などをあげましょう。

果物ではリンゴやミカンなども与えてOKです。


4.キンカチョウのために準備するもの

手乗りにしていない場合のケージは1羽飼いするのか複数で飼育するのかで違います。

フィンチ用の鳥カゴで十分です。

巣引きのために藁で作ったツボ巣を入れてあげる場合は大き目のケージがいいでしょう。

ツボ巣は藁で編まれた壺型の巣のことです。

ペットショップやペットを扱っているホームセンターでも扱いがあります。

防寒のためにも入れてあげることができます。

中でフンをしたりすることもありますので、定期的に新しいものと交換する必要があります。

ツボ巣は高価なものではありません。

汚れたままにしておくと寄生虫の原因になったりしますから、きちんと交換しましょう。

ツボ巣を入れることは不必要な発情の原因になるという意見もあります。

巣を入れたからといって必ず発情するということは言えません。

防寒のためには役立つものですから、必要かどうかは飼い主側がよく鳥の様子を観察して判断してください。

キンカチョウは水浴びが大好きですから水浴び用の水盤は必須です。

毎日キレイなお水を用意してあげましょう。

水浴び用の水が汚れていると飲み水用の水入れや、菜っ葉さしの水を使おうとしたりすることがあります。

菜っ葉さしは細長い筒状ですから、深く首を突っ込みすぎると抜けなくなって溺れたりすることがあります。

事故の原因になりやすいですから、よく気をつけましょう。

止まり木はケージに付属のもので十分です。

プラスチック製・木製といろいろとあります。

夜暗くなると寝かせるためにケージにかけるカバーも必需品です。

専用のケージカバーを購入することもできます。

結局はケージを覆って暗くして「鳥を寝かせる」ことができればいいのです。

シーツ・カーテン・バスタオルなどで代用できます。

おもちゃで遊ぶような鳥ではないので、インコ類のようにおもちゃを用意する必要はありません。

入れてあげるとしたらブランコくらいになります。

5.手乗りキンカチョウについて

最近はキンカチョウを手乗りに育てる人も増えてきています。

ネットでも手のひらにすっぽり収まる可愛らしい手乗りキンカチョウの映像を見ることができます。

手乗りにするにはヒナのころから差しエサで育てる必要があります。

小鳥の親代わりになるのですから、一日に数回行うことになります。

小鳥のヒナはまだ自分で体温の調節ができません。

保温・給エサなど親がやることを全部人間の手で行う必要があります。

ヒナの様子をきちんと観察してあげられる時間があるかどうかも検討する必要があります。

仕事をしている人や、学生で試験などのために生活時間が不規則になりやすいという人はよく考えてください。

また、キンカチョウ自体、成鳥で販売されていることが多くヒナを探すこと自体が難しいです。

キンカチョウのヒナは小さく、文鳥やインコを育てたことがあるという人でも難しいので、初心者にはオススメしません。

どうしても手乗りが欲しいという場合、すでに手乗りとして訓練されている鳥を里親として引き取るという方法もあります。

手乗りになっている鳥を入手したのに自宅に連れて帰ったら手に乗ってくれない、ということがあります。

新しい環境・見知らぬ人々に囲まれて鳥も緊張しています。

こういう場合は無理やり手に乗せたりしようとせずにまずは鳥が新生活になじむまでの時間をあげましょう。

世話をするときに優しく声をかけたりから始めます。

こちらに寄ってくる様子を見せ始めたら、手から粟穂などのおやつやエサを渡してみてもいいでしょう。

もともと手乗りに訓練された鳥なら新環境になじんだら、やがて手に乗ってくれるようになるでしょう。

うまく手乗りに訓練して必ずベタ慣れになるとは限りません。

キンカチョウはもともと用心深い性質なので、成鳥するにつれて人間の手を嫌がることもあります。

飼い主さんにべったりになるコもいますので、これもそれぞれの鳥の個性としか言いようがないものです。

自分が理想としていたような手乗りにならなくてもずっと可愛がってあげてください。

キンカチョウの特徴を知ろう

丈夫で飼いやすい小鳥なのですが、身体の小さい生き物です。

大きな声で自己主張することもなく、手乗りにしていなければ毎日放鳥してあげなければいけないという手間もありません。

でも小さいだけに2、3日世話を忘れると命にかかわることになります。

「小鳥は犬や猫に比べると世話が簡単だ」ということは決してありません。

むしろカゴの鳥で自分たちで動けない分、生命のすべてをお世話してくれる飼い主さんに頼らなければならないのです。

小さいからと気軽に考えず、新しい家族として大切にできるかどうかも考えてお迎えしましょう。

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