オオホンセイインコは、動物園などでもよく見かけることのできる鳥の一つです。

インコとしては少し体が大きい鳥ですが、ペットとして飼うこともできます。

インドの農耕地ではよく見られる鳥ですが、日本ではそれほど馴染みがないかもしれません。

今回はそんなオオホンセイインコの特徴や飼育のポイントについてご紹介します。

1.オオホンセイインコとは

オオホンセイインコは、東南アジアや南アジアに生息する中型のインコです。

世界中で広く親しまれていますが、放鳥により本来の生息域以外で定着していることもあります。

日本でも、東京や神奈川などの都市圏で野生化したオオホンセイインコが確認されています。

本来の生息地域では、非常にポピュラーな存在の鳥です。

現地では、農作物を荒らす害鳥として捉えられることもしばしばあるそうです。

インドオウムという別名があり、日本のペットショップでもインドオウムと紹介されることがあります。

野生では小さな群れを作って生活し、動物園などではお互いに戯れる姿が見られます。

ペットとして飼育されるインコの中ではそれほど高い人気ではありませんが、よく知られている鳥種です。

とても人目を引く鮮やかな発色と、元気の良い性格が好かれています。

2.外見の特徴

体は全体的に淡い緑色をしていて、ペットショップではとてもよく目立つ存在です。

大きな赤いくちばしが特徴で、体の色とのコントラストが際立っています。

首に首輪のような黒い線が入っているのがオスで、メスとは簡単に見分けがつきます。

オオホンセイインコの体長は、成長すると50〜60cmほどになります。

尾羽が長いのもホンセイインコに共通して見られる特徴の一つです。

そのため、サイズ感や長く伸びた尾羽は、とても見栄えのする体つきだと言えるでしょう。

普段の様子は、とても活発に動き、忙しない様子もあったりするのが可愛らしいです。

とても好奇心が強く、いろいろなことに興味を示す姿が見られます。

ですので、家の中でも見ていて、飽きずに楽しませてくれる鳥だと言われています。

3.性格の特徴

オオホンセイインコは、基本的には陽気でひょうきんな性格をしています。

言い換えるといたずら好きとも言えるので、少し飼育する際には注意が必要だったりします。

野性味の強い性格を残しており、そうした部分が触れ合う楽しさと感じられるでしょう。

オオホンセイインコは非常に賢く、よき遊び相手やコンパニオンとなるでしょう。

飼い主や家族には比較的慣れますが、手乗りをするようなタイプではありません。

くちばしは大きく、とても力強いので、噛まれると大けがをすることがあるので注意しましょう。

また、鳴き声が少し大きく、よく鳴くというのも特徴だったりします。

こうした点から、好奇心の強さがトラブルとなることもないわけではありません。

ですので、エサを手で与えたり、ケージから出したりするときなどにはじゅうぶん注意するようにしましょう。

4.寿命と気を付けること

オオホンセイインコの平均的な寿命は、だいたい15〜20年と言われています。

もちろん、平均よりも長く生きる個体も多く、30年近く生きるものもいます。

犬や猫といった動物よりも長生きする傾向があるので、飼い始める前にはよく検討しましょう。

飼育の際には、なるべく大きなケージを用意してあげるようにします。

オオホンセイインコは尾羽が長く、狭いケージでは体を傷つけてしまう可能性があります。

最低でも、幅高さともに80cm以上ある、少し大き目のものを用意しましょう。

また、小さなケージでは、思うように動けずにストレスを溜め込むこともあります。

ペットのインコにとって、何よりの健康への悪影響はストレスに他なりません。

飼育スペースは、できるだけ余裕を持たせるようにするのがよいでしょう。

5.値段と飼育のポイント

オオホンセイインコは、鳥を専門に扱っているショップであれば比較的よく見かけられる種類です。

一匹あたりの値段は、だいたい5〜10万円程度が一般的ようです。

雌雄セットで販売されたりすることも多く、10〜20万円で見かけることが多いです。

普段のエサは、栄養バランスを考えると、インコやオウム用のペレットを使用するのがよいでしょう。

ときどき野菜や果物を与えてあげるようにすると、喜んでくれます。

食べ物の好き嫌いをしたりすることがあるので、飼い始めの頃は様子を見ながら与えるようにしましょう。

もともとは暖かい地域に住むインコですが、環境への適用能力は高いインコです。

寒さにも比較的強いとされていますが、飼育環境に慣れるまでは低すぎる室温に注意しましょう。

冬場に15度以下になる場合には、ペットヒーターの使用を検討してもよいかもしれません。

オオホンセイインコの特徴を知ろう

オオホンセイインコは、家で飼うインコとしては、比較的体が大きい部類に入るかもしれません。

しかし、強い好奇心や活発な様子は、飼育や観察の楽しみを提供してくれるでしょう。

外見は比較的落ち着いた色合いですが、ワイルドな性格を色濃く強く残しています。

攻撃的な性格ではありませんが、小さな子どもがいる家庭では、思わぬケガにならないように注意しましょう。