クワガタ

家庭で飼えるクワガタの種類。オオクワガタやヒラタクワガタなど

最終更新日:2016年1月2日

以前は難しいと言われていたクワガタの飼育や繁殖も、現在ではいろいろな手法が確立されて、初心者でも比較的簡単にできるようになっています。

ここでは、国内で手に入りやすく飼育しやすい代表的なクワガタについてご紹介します。


1.オオクワガタ

オオクワガタは国内のクワガタの中では最大級となる種類としてよく知られています。

大きなものはオスでは8cm程度、メスでは4~5cm程度まで成長します。

丈夫で乾燥などにも強く、寿命も長く3~5年ほど生きます。

国内ではほぼ全国に分布し、主にブナの原生林ややクヌギ林に生息しています。

天然のオオクワガタは数が少なく、絶滅危惧種に指定され、天然のものを採集するのはかなり難しくなっています。

また、オオクワガタは一時ブームとなり、以前は大きな個体には非常に高値がつくこと有名でした。

現在では飼育技術が進歩して比較的容易に大きな個体も養殖できるため、それほど高値をつけることはなくなりました。

養殖された個体はペットショップなどで手軽に手に入れることもできます。

飼育はクワガタの中ではかなり容易な方で、初心者でも簡単に飼うことができます。


2.ノコギリクワガタ

国内では最も一般的なクワガタの一つで、昆虫採集で捕獲した大型のクワガタはかなりの確率でノコギリクワガタだと思って良いでしょう。

オスの大あごはノコギリの歯のように内側にトゲが並んでおり、それが名前の由来となっています。

体色は赤褐色で、オオクワガタやヒラタクワガタがほぼ黒であることからも区別できます。

日本全国に分布し、高山から平地までの広葉樹林に幅広く分布しています。

ペットとしても昔から販売されており、ペットショップで買える最も一般的で安価なクワガタです。

成虫の寿命は活動を始めてから数カ月で、以前は飼育方法が確立していなかったため一夏だけのペットでした。

しかし、現在では飼育方法も色々と工夫されており、自分で繁殖させることもそれほど難しくはありません。

飼育はクワガタの中では比較的容易な方ですので、手に入れやすさからもクワガタ飼育の入門的な種類と言っても良いでしょう。

3.ミヤマクワガタ

ノコギリクワガタに次いで、国内で一般的な大型のクワガタがこのミヤマクワガタです。

ミヤマとは深山、つまり高山や人の手付かずの山のことを指します。

その名の通り全国の比較的高い山などに生息します。

そのため、一般的とは言え、ノコギリクワガタなどに比べると採集は難しくなります。

全身に金色の短い毛が生えており、脚には黄色の紋があることで他のクワガタと区別できます。

ペットショップで容易に手に入り、飼育はそれほど難しくはありません。

成虫の寿命は2~3ヶ月程度です。

しかし、高山に生息するため高温に弱く、温度管理をしっかりしないとそれよりも早く死んでしまうこともあります。

夏場でも25度程度の涼しさを維持できるような飼育環境を用意しましょう。


4.ヒラタクワガタ

ヒラタクワガタはオオクワガタと並び、国内のクワガタでは最大級の種類として知られています。

名前の通り体は平たく、オスはオオクワガタに比べて、大あごの根元付近に大きめの内向きの歯があることで区別できます。

日本全国の広葉樹林に分布していますが、西日本の方が生息数が多い傾向があります。

特に湿度の高い地域を好み、河川の近くの林などに比較的多く生息しています。

国内の生息数はあまり多くなく、自然のものを採集するのは難しいでしょう。

飼育はクワガタの中ではそれほど難しくはありません。

ペットショップでは国内産のみならず、海外産のヒラタクワガタもよく売られています。

東南アジアを中心にした海外でもヒラタクワガタは生息しており、日本固有種との交雑が心配されています。

ヒラタクワガタに限らず、ペットショップで購入したクワガタは国内産であっても、海外のものと交雑している可能性があるので、自然には離してはいけません。

5.コクワガタ

名前の通り最大でも5cm程度の小さめのクワガタで、国内に生息する小型のクワガタでは最も一般的なものです。

日本全国に分布し、標高の高くない広葉樹を中心とした雑木林に生息しています。

街なかの街路樹や小さな緑地でも生息している場合があるので、最も目にしやすいクワガタと言えるでしょう。

自然での採集はそれほど難しくなく、木の根もとで休んでいるものや灯火に集まるものが簡単に捕獲できます。

木を蹴るなどして揺らすと驚いて落ちてくるので、それを拾うという収集方法もよく行われます。

ペットショップで数百円程度で購入でき、飼育は容易です。

成虫の寿命は1~3年で越冬させることが可能です。

繁殖も容易なので、ノコギリクワガタと並んでクワガタ飼育の入門的な種類と言えるでしょう。

好みのクワガタの種類を見つけよう

初心者の場合は、この中から飼育するクワガタを選ぶのが無難です。

これ以外にも国内はもちろん、海外産のクワガタも色々な種類がペットショップで手に入れることができます。

それぞれ飼育の方法や難易度が異なるので、購入の前にペットショップで相談するようにしましょう。

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