マンションで犬を飼っている飼い主さんであれば、誰もが一度は愛犬の吠えについて心配した事があるのではないでしょうか。

今回はマンションで隣から飼い主の吠えに苦情が来た時の対処法についてご紹介します。

1.素直に謝る

マンションで犬を飼うという事は、ペット可の物件である事はまちがいないでしょう。

基本的にそのような物件に住むという事は、近隣から動物の鳴き声などが聞こえてくる事も考慮に入れているでしょう。

多少であれば犬の吠えについては寛容でなければなりません。

とはいえそれでも隣から愛犬の吠えについて苦情が来てしまったら、まずは素直に謝るようにしましょう。

変に逆上したりしては、近隣トラブルにつながりかねません。

謝る際は吠えないように工夫はしている事、そしてそれでも吠えてしまって迷惑をかけてしまっている事についてのお詫びをするようにしましょう。

愛犬を野放しにして、吠えているのにしつけもせずに放置していると思われてしまっては困りますよね。

吠えさせない様に努力している旨は伝える様にしましょう。

真摯に謝る事で、理解してもらえるケースも少なくありません。

2.思い切って悩みを相談してみる

もしあなたがペット可のマンションに住んでいて、隣の人も犬を飼っている様であれば、思い切って吠えで悩んでいる事を相談したり、吠えないコツを教えてもらうのも良いでしょう。

犬の無駄吠えは、しっかりと根気強くしつけをする事で最大限減らす事ができます。

犬も人間と同じで、赤ちゃんの頃がもっとも物覚えがよく、しつけがしやすいです。

できるだけ早い段階でしつけをするのが好ましいですが、もしできずにそのまま成犬になってしまったのであれば、長い目で見て、ゆっくりと根気強くしつけをしましょう。

隣の家でも犬を飼っているのに、吠えている声があまり聞こえないのであれば、しつけに成功したのだと考えて問題ありません。

注意されたからといって平謝りするだけでなく、どうして無駄吠えしないのか、どの様なしつけをしたのかなどいろいろとアドバイスをもらってみるのもオススメです。

相談する事であなたの苦労が理解され、よりよいご近所関係を築く事ができるかもしれませんよ。

3.しつけをする

まず無駄吠えをしているのであれば、今一度しっかりしつけをする必要があります。

近年では無駄吠えを辞めさせるためのしつけアイテムがたくさん販売されているのでそれらを使用してみるのが良いでしょう。

中には無駄吠えをすると静電気が流れる首輪などを使用して、ストイックにしつけをしている飼い主さんもいます。

しかし、あまり犬の負担やストレスになりすぎない様に注意しましょう。

もっとも簡単で効果的な方法は、犬が無駄吠えする「原因」に慣れさせてしまう、という事です。

もし玄関のチャイムがなるたびに吠えてしまうのであれば、チャイムの音に慣れさせましょう。

口輪をつけながら、チャイムの音をたくさん聞かせたり、チャイムがなったからといって何が起きるわけでもない事を経験で知らしめるのも効果的です。

来客がくると吠えてしまう場合は、友人などに協力してもらって来客に慣れさせる、という事もできるでしょう。

犬が吠える原因は何なのかをしっかり突き止め、その原因に慣れさせる事で犬の無駄吠えも劇的に少なくなりますよ。

4.口輪をつける

しつけをするといっても、やはりすぐに無駄吠えを辞めさせる事はできませんよね。

近隣の方からの苦情が気になる時は、口輪をつけてみるのもオススメです。

口輪というのは、犬の口にはめたりつけたりする事で、無駄吠えをさせなくするしつけアイテムです。

ペットショップや通販サイトで種類豊富に販売されているので気になる方はチェックしてみてください。

最近ではお手頃な値段のものもたくさん販売されているので、気軽に試してみる事ができますよ。

とはいえ長時間犬に口輪をつけていると、犬にもストレスが溜まってしまいます。

来客があって無駄吠えがひどい時や、深夜などのどうしても無駄吠えをさせたくない時だけつけるなど、常に使用せずつけるタイミングをしっかり見計らうのがポイントです。

口輪をつける事で犬がストレスを感じている様であれば、できるだけ日中はお散歩に連れて行ってリフレッシュさせてあげたり、ドッグランや公園などで思いっきり遊ばせてあげるなどするのがおすすめです。

マンションでの犬のトラブルには真摯に対応する

今回はマンションで隣から飼い主の吠えに苦情が来た時の対処法についてご紹介についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

犬というのは、人間の都合御構い無しでわんわん吠えてしまうものです。

こればかりは仕方ない事なので、できるだけ吠えさせない様に飼い主さんがしっかりしつけをしてあげる事が大切です。

それでももし苦情がきてしまった場合は、真摯に謝るなど、近隣の方々に不快な思いをさせない様気を配りましょう。