メダカのエサは何が良いの?代表的なメダカのエサ4つ

メダカはあまり臭いのしない、初心者でも比較的飼いやすい魚です。

その姿はキレイでよく見ているととてもかわいく、近くの池にいたり、ホームセンターで安く販売していたりととても簡単に手に入れることができます。

そんな飼いやすいメダカですが、家で飼う場合は、どのようなエサがメダカには良いのでしょうか。

そこで今回はメダカにあげると良いエサをご紹介します。

生きエサ

これは自然界で生きていたメダカにはもっとも適したエサです。

近所の池などで捕まえてきた場合は、自然の生きエサを与えてあげると良いでしょう。

一番は生きているミジンコで、田んぼや池があれば捕まえることができます。

特にミジンコが良い理由は、自分で繁殖することができるのでエサ代もかからず、なおかつメダカにとっても栄養価の高い優れたエサだからです。

生きエサで育ててみたいという方は、ミジンコをとってきて繁殖してみるというのも面白いでしょう。

そのほかにもブラインシュリンプというエビの一種や、糸ミミズ、ボウフラ、アカムシもメダカの生きエサとして適したエサですが、いずれのエサも与えすぎると水質が悪くなるため、メダカが食べる分だけ入れてあげるのがポイントとなります。

ミジンコ以外の生きエサは、お店で売っているものもありますが、毎日採ってくるとなると、意外とエサ集めが大変かもしれません。

また、エサも生き物なので管理が大変になります。

何日か分とっておくこともできますが、メダカとエサの両方を管理しなければなりません。

それが楽しめて、自然の生きエサにこだわって育てたいという方は、ぜひ生きエサでメダカを育ててみてください。

人工エサ

一番手っ取り早く、初心者でも簡単に与えられるエサが人工エサです。

メダカの人工エサには主に3種類のエサがあって、フレーク・べレット・クラングルに分かれています。

乾燥タイプや半生タイプのものなど種類があるので、何種類か試してみてメダカの食いつきの良いものを選ぶようにしましょう。

なるべくなら、一種類のエサに偏らずに何種類かのエサを交互に与えたり、混ぜて与えたりするとバランスがより良くなります。

人工エサの場合は、生きエサよりも保存ができ、長く使用することができますが、一度開封し空気に触れると酸化が進んでしまうので、少量で早めに使い切れるタイプのエサを選んで購入するようにしましょう。

普段の管理は冷蔵庫に入れておくようにすると、エサがより長持ちします。

家にあるもの

エサはきらさないように用意しておきたいものですが、うっかりきらしてしまうこともあると思います。

もしものときは、家にあるものでどんなものならメダカに与えても良いのでしょうか。

よく言われているのが、お煮しめや出汁用の昆布を摩り下ろしたものや、鰹節の粉、乾燥野菜を摩り下ろすなど、乾燥させて細かくしたものであれば代用できるというものです。

特に、昆布のすり下ろしたものや、鰹節の粉は、メダカかが好んで食べる可能性が高いです。

それから、ゆでた卵の黄身を与えている場合も多いようで、メダカが好んで食べます。

ただ、いずれの場合も水槽内の水質がすぐに悪くなるので、水を取り替えなければならなくなります。

水の取り換えもきちんと段階を踏まないと、メダカが死んでしまう場合もあるので、メダカの飼育の上級者ややむ負えない場合以外は、人間の食べ物を代用するのは避けた方がよいでしょう。

水草

メダカの水槽には、底石と一緒に水草が入れられているのをよく目にしますよね。

水草には水槽内の水をキレイにする浄化作用があるために入れられていますが、実はエサとしての役割もあります。

特に冬時期などのあまり動きが活発でない時期や、活動し始める春先などは水草から食べさせてあげるようにすると、メダカの健康状態にも良いです。

活動し始めに高たんぱくなエサをたくさん与えてしまうと、急にふん詰まりを起こして死に至ってしまうケースもあります。

活動時期を考えてエサを考えてあげると、メダカを長生きさせてあげることができます。

水草もメダカにとって重要な栄養源となるので、できれば入れてあげましょう。

外でメダカを飼っている場合は、水草をいれておくといろいろな微生物やプランクトンが繁殖してくるので、人間が与えるエサは少なめで良いです。

水草が与える影響は様々で非常に重要なので、メダカの水槽に入れてあげるようにしましょう。

メダカが喜ぶエサをあげよう

メダカのエサにもたくさんの種類があり、その用途は様々です。

メダカは一般的には人工エサだけ与えておけば良いというイメージがありますが、きちんと調べると育て方は色々で、メダカにも好むエサ好まないエサがあり、食いつきでその違いがわかります。

せっかくメダカを飼うのであれば、色々なエサや水草を試してみて、自分の感覚や判断でメダカを育ててみるのも楽しめるでしょう。

メダカによっても良いエサは違うので、自分の家のメダカにとって一番良いエサは何なのか探してみると、メダカとの距離も縮まり、愛情も深まります。