猫を自宅でシャンプーした時、なかなかドライヤーをさせてくれない事もあるのではないでしょうか。
いつまで経っても乾かないので困ってしまいますが、ここではそういった時の対処法をご紹介します。
できるだけドライヤーの時間を短くしてあげる
どうしてもドライヤーを使いたければ、2人がかりでする方が良いでしょう。
嫌いなものとして認識されているドライヤーを見ると、反射的に逃げてしまう事も多いです。
1人が押さえておいて、もう1人がドライヤーをするといった感じになるでしょう。
ただ猫によっては大きな声で鳴いたり、ものすごく抵抗したりする場合もあります。
あまり押さえつけたりすると、こちらもひっかかれたりする事がありますので注意が必要でしょう。
ですので、できればタオルなどでよく拭いてあげてからの方が良いでしょう。
マイクロファイバーのタオルだとよく水をすってくれるので便利です。
普通のタオルよりも乾きやすいですから、先にある程度水気をとってからドライヤーをするようにします。
そうすれば短時間で仕上がりますし、負担も少なくて済みます。
ドライヤーをする時間を短くするためにも、前もってしっかり拭いてあげることが大切です。
夏場はドライヤーせずにそのままでも大丈夫
季節にもよりますが、夏場はドライヤーをしなくても大丈夫なことも多いです。
ただ、ずぶ濡れのままでは良くありませんので、できるだけタオルで拭いて水気をとってあげましょう。
後は猫に任せておけば自分で毛づくろいをします。
時間は少しかかりますが、そのうちキレイになるでしょう。
無理にドライヤーをするのも可哀想ですし、押さえつけたりするこちらも負担になります。
お互いのためにも負担が少ないようにした方が良いでしょう。
夏場だけでもそうしてあげれば、毎回憂鬱にならずに済むのではないでしょうか。
シャンプーが嫌いになられても困りますよね。
ただ、冬場はやはり少しドライヤーをした方が良いでしょう。
短時間でも良いですから、やってあげましょう。
ちょっとしたことですが、シャンプーの後は風邪をひくことも多いです。
猫のためにも乾かしてあげましょう。
どうしても猫がドライヤーを嫌がる時の対処法
中にはどうしてもドライヤーを受け付けないという猫もいると思います。
見ただけで逃げ出したり、暴れてどうにもならない場合もあるでしょう。
そういう時は、無理やりしようと思っても怪我をするだけです。
そこで、冬場こたつがある場合はそこに行かせるというのも1つの方法です。
また、ヒーターなども便利でしょう。
こちらは音もあまりしないので、猫も怖がらないのではないでしょうか。
ただ、石油ストーブなどは近づきすぎると髭が焦げることもあるので注意が必要です。
気が付いたら髭がチリチリになっていたという事もあります。
その他には、キャリーバックを利用するのも良いでしょう。
バックの外側から間接的に温風を当ててあげれば、ある程度は乾きます。
また最近はペット用のドライヤーなども売られていますから、そういったものも便利です。
もしも可能なら子猫の頃からドライヤーに慣れさせる
いきなりドライヤーを見ると、やはり猫も驚くようです。
もしも子猫のうちから飼い始めたのなら、今のうちから慣れさせておくと良いでしょう。
日常の生活の中にドライヤーを取り入れ、慣れさせておくことが大切です。
普段から傍に置いておくようにしましょう。
何でも興味を示しますから、その時にすかさず傍に置いて、日常生活に溶け込ませることで恐怖感もなくなります。
もちろん、使う時も音を出して、そういうものだと覚えさせるようにします。
大人になってからだと難しいですが、子猫のうちならそれで慣れてしまう場合もあります。
慣れてしまうとこちらも助かりますし、猫も風邪をひかずに済みますから、メリットも大きいでしょう。
もしも子猫を飼う予定があるのなら、ドライヤーをさりげなく傍に置いておくと良いでしょう。
猫が嫌がる時にはドライヤーをせずに乾かそう
シャンプーをしてずぶ濡れのままだと、早く乾かしてあげたいと思いますよね。
ただ、苦手なドライヤーを無理やりやっても、猫の負担になるだけです。
他にも乾かす方法はありますし、お互いのためにも少しでも楽な方法でやってあげるようにしましょう。