ペットとして最近、とてもブームになっているのが猫です。
愛くるしい行動や表情が猫の魅力ですが、全ての人が猫好きだとは限りません。
例えば、同棲するパートナーが猫に苦手意識を持っていた場合、猫を飼うことは難しいかもしれません。
そんな猫嫌いな人にも、猫好きになってもらう方法をご紹介します。
猫が苦手な人の好みを知る
猫が苦手だと言う人の中には「猫は気まぐれで、いつも甘えてくれないから苦手」という人は少なくありません。
そんな人に、気まぐれで自立心の高い猫を推しても、心を動かしてくれない可能性があります。
そこで、メインクーンのように、甘えん坊で穏やかな猫を推していくことをオススメします。
その人がなぜ猫に苦手意識を持っているのかを知り、それが猫特有の性格的な問題であれば、猫好きになってほしい人が望む性格を持っている猫を勧めるようにしましょう。
猫の写真をたくさん見せる
猫は動いている姿が一番可愛いですが、まずは気軽な気持ちで画像(写真)を見せましょう。
ネットには愛くるしい表情をしている猫の画像がたくさんあがっています。
私的利用の範囲内であれば保存しても良いので、スマホに猫フォルダを作り、しつこくならない程度にどんどん見せていってください。
最初は苦手意識を持っている人でも、何度も可愛い猫の姿を見ていると、おのずと愛着が沸いてくるのではないかと思います。
その際は、猫好きになってほしい人が好きそうな性格の猫を選び、見た目だけではなく性格にも言及していきましょう。
猫の動画を見せる
最近はyoutubeに、飼い主が撮影した可愛らしい猫の動画がたくさんあがっています。
静止画で猫に慣れてからは、実際に動く猫を見てもらいましょう。
猫好きな人にはわかってもらえると思いますが、猫の愛らしさは、静止画よりも動画の方が伝わります。
その際、あまりに長い時間の動画は、最初はNGです。
あくまで気軽に、手軽に楽しめる動画にした方が、相手も身構えることなく動画を楽しめるでしょう。
短さで言えば、Twitterに上げられる動画も30秒以内ですので、ある程度興味を持つようになったらリツイートをして、自分から見てもらうように誘導しましょう。
猫カフェに連れていく
猫の静止画・動画を見て、猫にだいぶ慣れてもらったら、猫カフェに連れて行って実際に猫と触れ合ってもらいましょう。
猫カフェの猫はお仕事をしているので、客に対しても愛嬌を振りまいてくれることが多いです。
可愛く人に甘えてくれる猫を見るだけではなく、実際に触ることができるため、ますます猫に対するプラスの感情を沸かせてくれることでしょう。
その際は、オススメしてきた種類の猫がいるお店を探して行くと、なお良いと思います。
実際に猫を飼うメリットを話す
猫カフェに行った時点で、猫を飼いたいと思う気持ちはとても後押しされていることです。
そこで、実際に猫を飼うという方向に話をシフトしていくのです。
猫は散歩に連れていく必要もなく、エサ代もそこまでかかりません。
相手が「ペットはお迎えするだけじゃなくて維持費がかかるから…」と尻込みしている場合でも、エサ代が少なく済むという利点を話せば問題の解決に進むと思います。
また、猫はほぼ一日中毛づくろいをしているほどキレイ好きなので、ペット=衛生的ではないと思っている人にはその点を強調していってください。
何を聞かれてもメリットに換えて話せるよう、下準備はキッチリ行ってください。
ペットショップに行って猫に触れてもらう
ここまで話を進めれば、次は徐々にペットショップで「実際に飼う候補の猫に“触れてもらう”」段階に移りましょう。
町にはたくさんのペットショップがありますので、たまたま立ち寄るといった感じでペットショップに入り、実際に猫を抱かせてもらいましょう。
人は見るだけではなく、手に取ることによって購買欲が促進されると言います。
ペットも同様で、実際に抱かせてもらうと一気に愛着が沸くのです。
ペットショップにも通い慣れ、相手も気に入った猫に出会った時は、「この子はあなたに懐いているね」「あなたに抱いてもらって幸せそう」と、相手の庇護欲をそそる言い方をすると良いと思います。
相手のことをパパ、ママと呼んでも良いかもしれません。
とにかく、「この子(猫)にはあなたしかいない」と主張することで、お迎えしようという決心をしてもらいましょう。
猫好きになってもらおう
元々猫が苦手な人に猫好きになってもらうには、段階を踏む必要があります。
言い方は良くないかもしれませんが、徐々に洗脳していくのです。
しかし、難しく考える必要はありません。
猫には愛くるしい魅力がたくさんありますので、きっと早い段階で猫を好きになってくれることでしょう。
そして、お互いに猫のことが大好きになったら、ぜひとも運命の猫をお迎えしてあげてください。
みんなが猫好きの環境で暮らすことになった猫は、ずっと幸せに暮らしていけますし、飼い主としても猫に癒されるwin-winの関係が出来上がります。
ぜひ、楽しくハッピーな猫との暮らしを楽しんでくださいね。