猫というと、犬に比べてかなりマイペースですよね。
自分がかまって欲しい時や、お腹が空いた時だけ甘えたり、寄ってきたりします。
しかし、それ以外に飼い主側がちょっかいを出そうとすると、無視されたり噛まれたりします。
そんな猫が骨抜きになってしまうほど気持ち良い撫で方をご紹介します。
喉の下は指先でくすぐるように撫でる
猫は甘えている時に喉をゴロゴロと鳴らします。
その時に、ゴロゴロ鳴っている喉の下辺りを指先でくすぐるように撫でます。
すると、とても気持ち良さそうにします。
さらに甘えてきて、ゴロゴロと猫はとても快適になります。
猫がどんどん顔をあげて、「撫でて」と催促してくることもあります。
そういう時は、思う存分撫でてあげて下さい。
猫がゴロゴロ鳴いてない時でも、喉の下辺りを指先で撫でると気持ち良さそうにしますし、ゴロゴロ甘えてきたりして良いコミュニケーションになります。
ただし、寝ている時に無理やり触ろうとしたりすることは猫が不快になるのでやめてください。
触れそうな時に触るというのが大事です。
猫がお腹を出してきたら優しく揉むように撫でる
猫がお腹を出してくるということは、その人に対して心を開いているということになります。
この方法は猫が飼い主さんに自分からお腹を出してきた時が1番良いでしょう。
なんでも無理やりは良くありません。
お腹をあまり激しく触ったり撫でたりするのではなく、最初は割れてはいけないものを触るように優しく撫でてください。
次にそれに慣れてきたら、もう少し強めに撫でてあげても大丈夫になってきます。
それにも慣れてきたら、クシャクシャと撫でて、顔を埋めることもできます。
猫の毛はフカフカしててとても気持ち良いです。
猫も飼い主さんも幸せな気持ちになりますし、心の距離も縮まること間違いなしです。
もし、猫が嫌がった場合は無理やり触るのはやめた方が良いでしょう。
くれぐれも、特に最初は猫の気持ち優先でお願いします。
耳の付け根辺りを撫でるというよりはマッサージをする感覚で触る
猫は意外にも耳の付け根辺りを触られると気持ち良さそうにします。
くれぐれも耳ではなく、耳の付け根辺りということが肝心です。
なぜなら、耳よりも耳の付け根辺りを撫でると効果抜群だからです。
耳の付け根辺りを撫でる時は、優しく触るというよりはマッサージをするような感覚で少し強めで触っても良いでしょう。
優しすぎると逆に猫が不快になってしまったりする場合があります。
人間もマッサージされると気持ち良いように、猫も耳の付け根辺りは触るのでなく、マッサージしてあげます。
すると、とても気持ち良さそうにし始めます。
ちょっとすると、ウトウトする猫や甘えてくる猫が多いです。
そんな姿にまた癒されます。
耳と耳の間(額)を人差し指で優しく撫でる
耳と耳の間は人間の身体の部位で言うと、額辺りになります。
その額辺りの部分をクシャクシャと撫でてあげるのも良いですが、人差し指や人差し指と中指というように指で優しく撫でてあげたり、少し強めにクシャクシャと撫でてあげるのも良いと思います。
気をつけて欲しいことは、飼い始めた猫だとまだ飼い主さんにそこまで心を開いていません。
猫だけでなく、動物は心を開かないと自分に触らさない動物が多いです。
猫も特にそうです。
額を触ろうとすると嫌がったり、手を噛んだりする猫は多いです。
そういう時は無理に触ろうとするのではなく、もう少し心の距離が縮まるまで待ちましょう。
触らせてくれるようになったら、最初は鼻の上らへんから体の方向に向かって優しく、先ほど説明したように、指で撫でてあげます。
そうすると、喜びます。
この動作にも慣れてきたら、少し強めにクシャクシャと撫でてあげます。
少し強めでも気持ち良さそうにしますので、あまり力加減は気にしすぎないで大丈夫です。
この動作も好きな猫が多く、慣れてきたら自己流で額辺りのところを撫でてあげると、喜ぶ猫が多いと思います。
猫の気持ちに寄り添って撫でてあげよう
最初は、力の加減やどこをどう触ったら良いか分からない、などの不安が多いと思います。
しかし、こちら側が怖がったり不安な気持ちを持っていると、その気持ちが猫にまで伝わってしまい、いつまでも上手くいきません。
だからと言って、焦ったりして無理やり触ろうとするのはもっといけないことです。
最終的には飼い主さん自身が楽しみながら、猫とコミュニケーションをとってみて下さい。
そうすれば、徐々に触らせてくれたり、自然と心の距離が縮まるので、心配する必要はありません。
これから新しく猫を飼う人や、既に飼っている人も、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。