猫は気まぐれな動物なので、普通にしていると思ったらいきなり興奮して怒っていることもあります。

間違って怒っている時に手を出してしまうと、飼い主でも思わぬケガをしてしまうので注意が必要です。

そこで猫が怒っている時の接し方についてご紹介します。

1.猫に目を合わせないで無視をする

猫が怒っている時の接し方としては、まずは猫と目を合わせないようにしましょう。

猫が何かに対して怒っている時は、周りのすべてが敵に思えています。

犬と違って猫は飼い主との主従関係は薄く、平気で飼い主にも攻撃をしかけてきます。

猫がケンカをする時はお互いの目を見つめ合って探りを入れて、一気に攻撃を仕掛けるのが一般的です。

そのため飼い主が猫が怒っているからといって見つめていると、猫はケンカを売られていると勘違いしてしまいます。

そのため突然猫が飛び掛かってきて攻撃することもあるので、猫が興奮して怒っている時は目を合わせないようにしましょう。

猫が怒っている時はシャーという声を出すので、すぐに猫が怒っていることは分かります。

猫を見れば戦闘態勢に入っているので、猫が落ち着くまで目を合わせないで無視をすることが大切です。

目を合わせなければむやみに攻撃もしてこないので、目を合わせないで敵意がないことをアピールしましょう。

2.猫が興奮が落ち着くまで待つ

猫の機嫌はいきなり良くなったり悪くなったりするものなので、いつ機嫌が変わるか分からないことが多いです。

そのため猫が怒っていると感じたら、興奮が落ち着くまでとにかく待つようにしましょう。

猫にとって飼い主という概念はなく、エサをくれる相手としか思っていないことが多いです。

そのため自分が機嫌が悪ければ平気で飼い主でも攻撃するので、興奮している時は近づかないことが一番です。

とは言っても猫が怒っているなら何とか落ち着かせようと思うので、何か猫が落ち着くようなことをしようと考えるものです。

しかし猫が怒っている原因が分からなければ、猫の怒りを鎮めるのは難しいでしょう。

猫が怒っている時にエサを与えたり遊ぼうとしても、興味を示さないことが多いです。

ヘタに近づくだけで攻撃してくるので、興奮が落ち着くまでは何もしないでじっと待つことも方法のひとつです。

3.猫を落ち着かせようとして手を出さない

猫が怒っている時の接し方としては、基本的には何もしないことが一番の方法と言えます。

しかし飼い主だから自分なら猫は慣れているので、攻撃してこないだろうと安易な気持ちで近づくと思わぬ反撃を受けてしまいます。

猫は撫でられると気持ち良くて落ち着きますが、あくまでも普段の状態の時です。

怒っている状態の時に体を撫でようとすれば、自分が攻撃されたと思って瞬時に猫パンチが飛んでくるでしょう。

愛猫が撫でられれば落ち着くと思って手を出そうとすると、ほぼ確実に攻撃されると思って間違いありません。

本気の猫パンチは人間でも相当な裂傷を受けるので、落ち着かせようとして安易に手を出さないことが無難です。

4.その場を立ち去る

猫が怒っている時の接し方としては、基本的には無視をすることがいいので、その場を立ち去るのもひとつの方法です。

猫が何に対して興奮しているのか分からないので、いつ猫の怒りが静まるか分かりません。

普段部屋の中で生活しているのに、いきなり怒り出すこともあるので、何か猫にとって嫌なことがあったのでしょう。

部屋にいる時でも急に怒り出すこともあるので、猫の機嫌スイッチがどこにあるかは分かりません。

そのためいきなり攻撃してくることも考えられますし、もしかしたら環境に対してストレスを感じているかもしれません。

飼い主が知らぬ間に猫に対して不快に思う行動をとったことで、猫がいきなり怒り出したということも考えられます。

猫が怒っている時は何もしないのがいいので、その場を立ち去って猫の機嫌が良くなるまで近づかないこともオススメです。

5.猫のストレスの原因が何かを考える

猫が怒っている時の接し方としては、猫がストレスを感じていることを考えて取り除いてあげることも、接し方としては大切なことです。

猫にとって不快な環境だと思えばすぐに改善しましょう。

落ち着ける場所がなかったり音がうるさいなどの環境ならば、猫はずっとストレスを受け続けていることになります。

猫にとってはトイレも落ち着ける場所にないといけないので、場所が悪くないかをチェックすることも大切です。

飼い主が猫の気持になって接してあげることで、猫がストレスを受けて怒ることを防ぐことができます。

猫の環境がどうなっているのかをチェックして、猫にストレスの少ない環境を作ってあげるようにしましょう。

猫が怒っている時は手を出すと危険

猫が怒っている時の接し方としては、基本的には近づかないことが一番良い方法と言えます。

むやみに近づいたり手を出そうとすれば、猫パンチの攻撃を受けてケガをしてしまうでしょう。

猫が怒っていることに対して何か反応すれば、猫の興奮度は益々大きくなってしまいます。

猫もストレスを感じているからこそ怒っているので、落ち着くまで大人しく待ってあげましょう。