ペンギンテトラを繁殖させる方法。自宅で繁殖にチャレンジしてみよう

最終更新日:2016年11月5日

ペンギンテトラは小さくかわいらしい見た目と飼いやすさから、初心者向けの観賞魚と言われています。

しかし自宅で繁殖させるとなると、少し難易度が上がります。

そこで、ここではペンギンテトラを繁殖させるコツをご紹介します。

1.ペンギンテトラが快適に過ごせる水槽をつくる

人間だって、まったく慣れない環境、快適に過ごせないストレスだらけの環境で赤ちゃんを産んで育てよう、とはなかなか思えないですよね。

それはお魚たちも同じです。

ペンギンテトラを自宅で繁殖させるには、親になるお魚を正しい環境である程度長い期間飼育して慣らすことが必要です。

なので、まずは、ペンギンテトラが快適に過ごせる水槽をつくります。

え、そんなことからやらないとダメ?と思うかもしれませんが、焦らずに基本から押さえていきましょう。

まず水槽の大きさです。

理由は後述しますが、ペアだけで飼うことは難しいので、水槽は60センチくらいあるものが望ましいです。

また、ペンギンテトラは南米のアマゾン川のお魚なので、水温は23度~27度になるように調整しましょう。

水質に関しては適応力が高いお魚なので、急に変化させなければそれほど気を遣わなくても大丈夫です。

ここまでは基本で、繁殖させないにしてもペンギンテトラを飼育するなら押さえておきたいことですね。


2.適した数で飼育する

次に大切なことは、水槽の大きさに適した数で飼育することです。

これは、上の項でも少し触れた「ペアだけで飼うことは難しい」ということにも繋がってきます。

実はこのペンギンテトラという種類のお魚は、かわいい見た目と名前に反して気性が荒いのです。

他のお魚に攻撃し、ヒレをぼろぼろにしてしまうこともあります。

ところが水槽の大きさに適した数で飼育すると、この気性の荒さをある程度抑えることができます。

60センチの水槽に20匹くらいが目安です。

ペンギンテトラたちにストレスなくケンカせずに過ごしてもらうためにも、この目安を守りましょう。

3.水槽に他の種類の魚を一緒にいれない

ペンギンテトラは意外に気性が荒いお魚だということは、上の項でもすでに紹介しましたね。

気性の荒いペンギンテトラは、他の種類のお魚との混泳には向きません。

また、卵を産む確率も、混泳させている場合より、混泳させていない場合の方が高くなります。

そもそも混泳に向かないお魚で、しかも混泳させると産卵の確立が下がるとなれば、無理に混泳させる必要はないですね。

繁殖を狙う場合、ペンギンテトラはペンギンテトラのみいれた水槽で飼育するようにしましょう。


4.水槽に水草を茂らせる

ペンギンテトラを繁殖させたい場合、水草をたくさん用意し、水槽はいつも水草が茂っている状態にしましょう。

ペンギンテトラは密生する水草に産卵します。

いくら水温や水質に気をつけてやっても、卵を産み付ける場所がなければ産卵はしてくれません。

ペンギンテトラは一度に多くの卵を産みます。

産卵に適した水草の密生地を用意してあげれば、いずれ卵をたくさん産んでくれることでしょう。

5.水を軟水にする

水槽の環境を整えて水草も茂らせ、何年も飼育しているのに中々産卵しない……なんてこともあります。

そんなときは産卵をうながしてみましょう。

実は、ペンギンテトラは、水を軟水にするとそれをきっかけに産卵してくれる場合があります。

水槽の環境はバッチリなのになんで?と思ったら、この方法を試してみましょう。


6.卵を隔離する

ペンギンテトラが一度に多くの卵を産むことにはもう触れましたね。

ペンギンテトラの場合、実は「産卵」までなら、比較的簡単に漕ぎつけることができます。

問題は卵がかえったあと。

稚魚(赤ちゃん)がとても小さいので、大きい水槽のなかできちんと定期的にエサを与えることが難しいのです。

これこそペンギンテトラの繁殖が難しいとされる理由です。

そこで、稚魚をちゃんと育てるためには、卵の段階で別の水槽へと隔離する必要がでてきます。

生まれてから隔離すればいいんじゃない?と思った人は注意。

産卵してもらうために水槽には水草を茂らせているので、かえった稚魚は水草の陰などを逃げ回って隔離が困難になります。

卵の状態なら逃げ回ることもありません。

水草に産み付けられた卵さえ見つけることができれば、スムーズに他の水槽へと移すことができます。

卵を発見したら、孵化する前に別の水槽に隔離しましょう。

7.稚魚には小さいエサを与える

隔離した卵がかえったら、いよいよ稚魚を育てていきます。

ペンギンテトラの稚魚はとても小さいので、当然エサも小さいものを用意する必要があります。

ペンギンテトラの稚魚には、ワムシやインフゾリアなどのバクテリアを定期的に与えます。

稚魚は水質の悪化に敏感なので、あまったエサなどによって水質が悪化しないよう小まめに水を変えましょう。

ペンギンテトラを繁殖させる際のコツを知ろう

以上がペンギンテトラを繁殖させる際のコツです。

まずは、ペンギンテトラにとって住みよい快適な水槽をつくることから始めてみましょう。

稚魚を無事に成魚まで育てることができれば、格別の達成感が味わえます。

自分で大切に育てた子たちには一層愛情を注ぎたくなるでしょう。

ペンギンテトラの繁殖。

やや難易度は高めですが、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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