ポリプテルスはどんな魚?特徴・性格・寿命・価格・エサを知ろう

最終更新日:2017年1月4日

皆さんは古代魚について知っていますか?

有名なものはシーラカンスなどですが、この魚達は何億年前からほぼ同じ姿をしている神秘的な魚類です。

今回はそんな古代魚であるポリプテルスについての特徴をご紹介します。

ポリプテルスの特徴・性格

ポリプテルスとはポリプテルス科の魚類の総称です。

約4億年前に現れたと言われています。

別名、多鰭魚(たきぎょ)とも呼ばれます。

その名の通り恐竜のステゴサウルスを彷彿とさせるような複数の背びれが並んでいます。

体つきは細長く円筒形で、顔は鼻孔が突起になって突き出ています。

胸鰭はまるで四足歩行ができそうな形をしています。

実際、ポリプテルスは両生類と魚類の進化の途中の生き物であるとされています。

その証拠に稚魚の頃は両生類の幼生にあるような外鰓(そとえら)がありますが、成長と共に消失します。

浮袋を体内に二つ持っており、肺呼吸と鰓呼吸の両方が可能です。

また、夜になると猫のように目が光ります。

さらに体はガノインという象牙質とエナメル質の硬い鎧のような鱗に覆われています。

体の大きさは大型種か小型種であるかによりまちまちで、30cmの個体から1m近くなるものもいます。

下顎が突出したタイプ上顎が出たタイプがいて、それぞれビッチャータイプ(下顎)パルマスタイプ(上顎)に分けられています。

食性が完全肉食性なので性格は獰猛かと思われがちですが、案外に大人しく、気弱な一面がある魚です。

思った以上にのんびりしています。

自分より小さい魚は当然、食べてしまいますが、食べられない魚などには逆にいじめられることも多々あります。

特にシクリッド、プレコなどとの相性はとても悪いとされています。

混泳するなら口に入らないサイズ、もしくは同じポリプテルス類がよいでしょう。

ポリプテルスの値段、購入方法

ポリプテルスは種類により値段や購入の難易度もまちまちです。

値段については数千円程度で手に入るものもいれば、数十万円する高価なものもいます。

種類については多種多様ですが、一番ポピュラーなものはポリプテルス・セネガルスなどです。

体長は50cmほどになり、幼魚も安価で手に入り、丈夫、初心者でも飼いやすい種類と言われています。

他にもバンド模様が特徴的なポリプテルス・エンドケリー。

体長が20cm程度にしかならない最も小型のポリプテルス・レトンピンニス。

最大で80cmを超えると言われるポリプテルス・ビキール・ビキールなど、たくさんの種類が存在します。

人気があり、手に入りにくいものほど値段も高額になっています。

ポリプテルスの寿命、健康

ポリプテルスは長命で10年以上生きると言われます。

健康面や怪我については、体が硬い鱗で覆われているので基本的には丈夫ですが、それゆえに一度病気にかかると治りにくいという面もあります。

また、野生から捕獲されてきたものは、ほぼ100%の確率で寄生虫を持っています。

寄生虫がいる場合は体の表面に白い糸状のものがついていて体をひどくかゆがるなどの兆候があります。

その時は薬による治療をしなくてはなりませんが、古代魚は薬品に非常に弱いという面がありますから注意して使用しなくてはなりません。

通常量よりも減らして投薬するという場合もあります。

他に気をつけるべき症状としては、水質悪化で溶ける、鼻孔突起を水槽にぶつけることなどで起こる鼻官消失、体表に木工用ボンドが付いたようになる、木工ボンド病などがあります。

また力が強く飛び出すことが多いので、フタはしっかり重しをしておくこと、そしてアクリルなどの壊れにくい素材を使用することなどが必要です。

ポリプテルスの飼育、エサなど

ポリプテルスの水槽は小型種でも90cm以上、大型種では120cm~180cmぐらいのものが必要です。

材質は丈夫なアクリル製などが望ましいでしょう。

水をよく汚すので大型のろ過機は必須です。

水温は25℃~28℃、phは7.0前後です。

水槽の中には日中隠れられるような流木や塩ビパイプを入れてあげましょう。

底砂も入れますが潜ったりする種類もいますので、体が傷つかない角のないものを選びましょう。

また、肺呼吸をしますので、水面に空気を吸うスペースが必要です。

エサは野性下では昆虫、カエル、小魚、カニ、エビなどを捕食しています。

飼育下では幼魚の時はアカムシ、人工飼料、メダカなどを与えましょう。

成魚では生エサとしてはメダカ、子赤、ドジョウ、小魚、アカヒレ、爬虫類用エサのミルワームなどをあげましょう。

もし生エサが苦手であれば、クリルなどの人工飼料を与えます。

基本何でも良く食べますが太りやすいという面もあります。

また、当然ながらグッピーや小型カラシンなどは捕食してしまうので、混泳はさせないようにしましょう。

大型種ほどたくさん食べ水も汚すので、掃除はまめに行うようにしてください。

ポリプテルスの特徴を知ろう

ポリプテルスは両生類と魚類の中間のような非常に不思議な魚です。

またポリプテルス飼育者が言うには案外顔も可愛いのだとか。

実際に見てみるとナマズのような、ウーパールーパーのような顔つきでなかなか愛嬌があります。

古代魚に魅力を感じるという方はぜひ飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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