【パフィンの特徴】外見・性格・寿命など。ペンギンに似ているけど実は違う鳥

最終更新日:2016年10月20日

昨今、ペンギンに似ていると話題になっている海鳥がいます。

その海鳥の名前は「パフィン」。

ペンギンのような見た目とヨチヨチ歩きが可愛らしく、人気が高まっています。

パフィンとは、どのような鳥なのでしょうか。

パフィンの外見、性格、寿命などの特徴をご紹介します。

1.パフィンの外見はペンギンに似ている

パフィンは顔が白く、それ以外の部分が黒いため、ペンギンに似ていると話題の鳥です。

その可愛らしい外見とコミカルな動きからヨーロッパで人気が出て、日本にも人気が出てきました。

ペンギンに似ていますがペンギンと違い、空を飛ぶことが出来ます。

パフィンの特徴のひとつに「派手なくちばし」があります。

そのくちばしは縦に平べったくなっており、数本の溝があります。

先から赤色、黄色、青灰色になっており、とてもよく目立ちます。

なお、パフィンのくちばしがこのような派手な彩りになっているのは、3月から8月の夏羽の時期のみです。

9月から2月の冬羽の時期は顔が灰色でくちばしもくすんだ色になります。


2.パフィンは非常に臆病な性格

パフィンは、非常に臆病な性格をしています。

このような臆病な性格になった背景には、パフィンに天敵が多いことが関係していると言えるでしょう。

繁殖の時期、卵から孵ったヒナを育てるためにパフィンは海から魚を捕まえてヒナのもとにせっせと運びます。

パフィンは魚を捕まえるのが上手なため、さぞかしヒナはお腹いっぱい食べることが出来ると思いますが、そうはいかません。

何故なら、せっかくパフィンが捕まえた魚をユリカモメが横取りしてしまうからです。

ユリカモメも、自分で魚を捕まえるよりパフィンから奪った方が手っ取り早いということを学習しています。

さらに、ユリカモメはパフィンのヒナも捕食してしまうため、パフィンにとってはいい迷惑です。

なお、パフィンは魚を捕まえるために海に潜りますが、海にも天敵のサメがいます。

ヒナのために海に潜り、サメによって命を落とすパフィンも多いです。

3.パフィンの寿命は20年くらい

パフィンの寿命は、20年くらいと言われています。

中には30年以上生きた個体もいますが、とても稀な例であると言えるでしょう。

パフィンにはキツネやユリカモメ、サメなどといった天敵が多く、それらの生き物に捕食されてしまい天寿を全う出来なかったパフィンがたくさんいます。

また、「ノルウェジアン・パフィン・ドッグ」というパフィンを捕まえるために生み出された犬により捕まえられてしまい、命を落とすこともあります。

野生のパフィンよりも動物園で飼育されているパフィンの方が寿命が長くなる傾向があります。

人間の飼育下では天敵もおらずエサも自分で確保する必要もないため、当然の結果であると言えます。


4.「パフィン」は通称名

パフィンは通称として呼ばれている名前で、正式な和名は「ニシツノメドリ」と言います。

何故「パフィン」と呼ばれているのかというと、ニシツノメドリの英名が「AtlanticPuffin」だからであり、そこからパフィンと呼ばれるようになりました。

パフィンことニシツノメドリは、ウミスズメ科に属する海鳥で、ウミスズメ科には他に「ツノメドリ」と「エトピリカ」などがいます。

ちなみに、ニシツノメドリの「ツノメ」というのは、繁殖期になると目の上の方に黒い角のような突起が現れるようになるため、それにちなんで名付けられました。

5.パフィンは可愛い姿から想像出来ないくらい魚を捕まえるのが上手

パフィンは可愛らしい外見に似合わず、魚を捕まえるのがとても上手です。

潜水能力がとても高く、その秘密はくちばしから出る油分です。

このくちばしから分泌される油分を全身に塗りたくることにより水分を弾くことが出来、水深50m以上も潜水することを可能にしています。

魚をたくさん捕まえるための秘密はくちばしにもあり、くちばしの縁がギザギザになっており、捕まえたイカナゴなどを逃がさないような仕組みになっています。

さらに、上のくちばしと舌で捕まえた魚を押さえ付け、隙間の空いた下のくちばしと下の裏にも魚を入れることが出来るため、1度に大量の魚を捕まえることを可能にしています。

中には、1度に魚を60匹も捕まえた例もあります。


6.パフィンは食べると美味しい

可愛らしい外見のパフィンですが、「食べると実は美味しい」という意外すぎる一面があります。

パフィンの繁殖地は、ヨーロッパ北部やフェロー諸島、北極圏などですが、その中でもアイスランドは最大の繁殖地となっています。

そのこともあり、アイスランドでは古来よりパフィンが狩猟の対象になっており、ジビエ(狩猟料理)に用いられてきました。

スープにしたり、胸肉を薫製にしたりベリー系のソースをかけて食べることがあるそうです。

もし、アイスランドに旅行する機会があれば、是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

可愛らしいパフィンの姿がよぎって食べにくいかも知れませんが、旅の思い出になることでしょう。

パフィンの特徴を知ろう

パフィンの外見、性格、寿命などの特徴を見てきました。

パフィンは、可愛らしい見た目に反して海に潜って魚を捕まえることがとても上手だったり、食べると美味しくジビエとして提供されているなど、かなりギャップのある海鳥のようです。

また、パフィンは生涯を通じて同じパートナーとの間で繁殖を行うため、一途な一面もあります。

一途にパートナーを愛し、ユリカモメの妨害に負けずヒナを育てる健気さもパフィンの魅力のひとつなのかも知れません。

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