最近人気が急上昇しているシマリス。

しかし、シマリスはあまり懐かないなんて噂もあります。

けれどせっかく飼うなら仲良くなりたいですよね。

ここではシマリスになついてもらう方法をご紹介します。

基本は犬と同じ

実はとても頭の良いシマリス。

犬と同じで、飼い主との間にランク付けをするようで、自分より下だと思っている相手には噛みつきやすいです。

エサをあげる、遊ばせる、それらは全て飼い主が主導権をもって行いましょう。

かと言って、犬のようにしつけられるかというと、それは難しく、大きな声でしかったりすると場合によってはショックで死んでしまうこともあるので、気を付けましょう。

シマリスはとても繊細な生き物です。

赤ちゃんのときから飼い始める

個体差はありますが、やはり早い内から人間に慣れさせることは大きなポイントの一つであるようです。

きちんと名前をつけて、彼らの様子を見ながら子供を相手するようにコミュニケーションを取るようにしましょう。

上記しましたが、シマリスはとても頭の良い動物です。

エサをあげるときに「ご飯だよ」など、声をかけてあげると、その言葉を覚えるようになるようです。

もしくは口笛や「チッチッ」と舌を鳴らすなど、そういったきっかけを作ってあげるのも良いかと思います。

既に人慣れしているシマリスを飼う

手っ取り早いのはペットショップにて「一番懐っこい子をください」とお願いする方法。

環境にさえ慣れればすぐに手の上に乗ってくれるかもしれません。

しかし、味気ないといえば味気ないですよね。

努力して信頼を結び、やっと自分の手からエサを食べてくれた瞬間には何とも言えない感動と喜びがあります。

エサは手であげる

近寄ってくれるようになったら、次の段階に進みましょう。

飼い主のことを危険ではないと認識してくれるようになると、手からエサを食べてくれるようになるようです。

ここまでくれば、手のひらに乗ってくれるのも近いはず。

しかし、いきなり撫でたりすると、びっくりして噛みついてしまうこともあるとか。

少しずつ触れ合って徐々に信頼関係を築いていきましょう。

冬は気性が荒くなるので注意

他の動物と同じようにシマリスも秋口からは冬眠の準備をします。

その時期は気性が荒くなり、噛みつきやすくなります。

自然界での冬はエサが不足するため、生きるために、敵から自分の巣や食料を守ろうとするようです。

犬や猫に比べ、野生的な部分が強い彼らは、冬は特にナーバスになるみたいですね。

ただ、根気強く関わっていく努力をすると、彼らも慣れてくれるようです。

遊ばせてあげる

好奇心旺盛なシマリス。

遊ぶことも大好きです。

まず、遊ぶときはゲージから出して、お部屋いっぱい使わせてあげるのが理想です。

できたら、電気コードなど彼らにとって危険なものがない部屋で放してあげてください。

ただ踏んでしまわないようには十分注意しましょう。

遊ぶときはゲージの外、それ以外は中、と覚えさせてあげると良いそうです。

たくさん遊ばせてあげていると、そうでないシマリスと比べ、よく懐いているという話をよく聞きます。

ただ、触れられるようになってきても、彼らの様子を見ながら…というのが、重要なようです。

表情に出ない分、なかなか難しいですが、経験者曰く、飼っていくうちに、なんとなく彼らのその時の感情も読めるようになってくるそうです。

愛情を注ぐ

ここへきて、一番の基本を持ってきてしまいましたが、これは何を飼うにしても共通ですね。

動物は感覚に敏感で、人間がどのように自分を思っているか、察知できるようです。

よく、犬は犬好きの人がわかるという話をよく聞きますが、これはそういうことだと思われます。

正直、犬や猫に比べ、シマリスは人に懐きにくいでしょう。

しかし、こちらが愛情を持って接すれば、それは必ず伝わります。

朝、起きたときに「おはよう」と声をかけ、仕事から帰ってきたら「ただいま」と言って、その日の愚痴を聞いてもらうのも良いでしょう。

私はあなたが大好きだよ、と、彼らに愛情表現をしてあげることが一番の近道なのかもしれませんね。

シマリスになついてもらおう

個体差があり、その子の性格によっても大きく左右される「懐き」ですが、人間が危険ではないと分かってくれれば、だんだん距離は縮まってくるとのこと。

飼ったからには、すぐに手に乗せ、思いっきり撫でたいかもしれませんが、お互いのために焦りは禁物。

人間関係と同じように、少しずつ大切に信頼関係を築いていきましょう。