【ウミウシの特徴】性格・寿命・価格・混泳・エサ

最終更新日:2016年11月1日

別名「海の宝石」とも呼ばれるウミウシ。

美しい色彩で彩られたものが多く、美しい深海を彷徨うその姿は写真を見ているだけでも私たちを十分楽しませてくれます。

ですが写真で見ているより、実際に動いているウミウシはもっと神秘的で心が澄んでいくような気持ちが起こります。

そんな不思議な美しさを持つウミウシをぜひ自宅で飼育してみたいと思いませんか?

さっそくウミウシの生態から飼育方法までをご紹介します。

1.ウミウシとは

ウミウシとはもともとあったはずの貝が身体に埋没してしまったり、消失してしまった後鰓類(こうさいるい)を指します。

殻のない貝類の仲間の一種になります。

中には殻を持つウミウシも存在するようで、その種類は現時点で3,000種を超えると言われています。

生態系については未だわかっていないこともたくさんある不思議な生き物です。

1番の魅力は、何と言っても美しい色とりどりの柄にあります。

最近ではこの美しいウミウシを家庭で飼育したいと考える人も増えてきており、癒しのペットとして密かに注目を集めてきています。

2.ウミウシの寿命と海水の作り方について

ウミウシの寿命についてははっきりと知られていませんが水槽で飼育している場合だと、1年から長くて1年半と言われています。

エサの調達が難しかったり、海水の状態を上手く保てなかったりとその理由は様々です。

ウミウシを飼育するための人工海水を作る際には、水と塩の比率を間違えないように注意しましょう。

海水の濃度が濃すぎるとウミウシが塩分で溶けてしまい、水槽から消えてしまうこともあるので、水換えのときも慎重に行う必要があります。

水1リットルに対して30〜35グラムの塩を混ぜて海水を作り、水質を落ち着かせるためにしばらくの間は生き物を入れるのはやめておきましょう。

海水が完全に出来上がってからであれば、水槽に入れたウミウシが途端に突然死んでしまうという事故も防ぐことができます。

3.ウミウシを購入できる場所

ウミウシは、海水魚を扱うペットショップからインターネット通販でも購入することが可能です。

楽天やヤフーオークションでも販売されているのをよく見かけます。

ごくまれにですが、お店で購入したライブロックの隙間に隠れていることもあります。

水槽にライブロックを入れてからしばらくすると「知らない間にウミウシが水槽に入っていた」というような話も。

購入価格は個体にもよりますが、平均すると1,000円〜2,000円ほどと比較的安いお値段で購入できるようです。

ペットショップで購入する場合は、海水魚をたくさん扱っているお店で購入すると飼育についてのアドバイスなどももらえるのでオススメです。

4.ウミウシとの混泳の危険

ウミウシは見た目の派手さもあってか、他の魚のエサとしてはあまり美味そうに見えていないそうです。

なので捕食されることは滅多とないのですが、他の魚と一緒にするときは万が一を考えて、小さい魚と混泳させるなど細心の注意を計ることが必要です。

大きな魚と同じ水槽に入れてしまうと、食べられてしまうことは間違いないでしょう。

また同じウミウシ同士を同じ水槽に入れておくと、交尾をして繁殖することもあります。

このように同じ種であれば特別な害はないようですが、ごくまれに共食いをしてしまうこともあるのでこちらも気をつけたいところです。

5.ウミウシのエサ

ウミウシのエサをペットショップで購入することは可能ですが、長期で食べ続けさせることは難しく、結果弱って死んでしまうことがほとんどです。

その種類によって食べるエサも変わってくるのですが、カイメンや海藻類・ホヤ・スポンジといった手に入りにくいものを主食としています。

このスポンジはソフトコーラルの一種です。

水槽内の海水の状態が良ければまれに育つこともあるのですが、これを育てていくためには水質の管理が非常に難しいと言われています。

そのためウミウシのエサは定期的に海に行って調達しなければならないことがほとんどと言えるでしょう。

こういったようにエサの確保が難しいことも寿命が短い原因になっているのかも知れません。

6.ウミウシを飼育する際に気をつけたいこと

ウミウシはキレイな海水の中で生息する生き物です。

ですが水量の決まった水槽の中ではどうしてもフィルターの循環が追いつかず、海水の汚れが早くなってしまいます。

これはウミウシが移動する際に、自分の身体の粘膜を残しながら進んでいるからです。

ウミウシを飼育するためには海水の質にも気を配らないといけません。

ウミウシだけに限らず、海水魚は水の汚れに敏感なので、通常より早いサイクルで交換するように気をつけてあげましょう。

一度に全ての海水を変えるのではなく、10日ほどの間隔で3分の2ほどの海水を交換するようにしてください。

大き目の水槽であれば、水替えの作業も15〜20日間隔で行えば問題ありません。

海水の状態を調べるキットなども、ネットショップで簡単に手に入れることが可能なので定期的に調べるのも良いでしょう。

水質の状態を良くしてあげることはウミウシの寿命をのばすことにも繋がっています。

ウミウシの飼育は意外と大変

ウミウシの飼育には思っているより時間とお金が必要になります。

ですが深海を彷徨うウミウシは本当に美しく、非日常な気分を味あわせてくれることができます。

もしウミウシに興味を持って頂けたのならば、ぜひ飼育に挑戦してみてください。

きっとあなたも虜になるはずです。

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