ケージを噛むハムスター

ハムスターがケージを噛む時の心理。なぜケージを噛むのか

最終更新日:2016年10月20日

ハムスターはケージをよくかじります。

欲求不満やお腹が空いたとか、そこをかじって外へ出たいとか理由は様々です。

今なぜケージをかじっているのか、その理由をはっきり特定することはなかなか難しいものです。

ここではハムスターがなぜケージをかじるのかその心理をご紹介します。


1.イライラやストレス

何かが気に入らないなど、イライラしていたりストレスを感じていたりするときにかじったりします。

気温や湿度や明るさや広さなどの飼育環境に対する欲求不満の表れともいえます。

なかなかこれが原因というのを見つけ出すのも大変ですのですが、様子を見て気が付くところがあればそれを改善するようにしましょう。

ただし、一変にすべてを変えてしまうと何が原因だったのかわからなくなってしまいます。

それに、急に環境が変わってしまうのはハムスターにとっては逆にストレスを大きくしてしまうことにもなりかねません。

ひとつずつ確認しながら不満やストレスの要因を探っていくのが賢明です。

言葉が話せない動物だけに、こちらでその真意をくみ取る努力が求められます。

それと、ケージの金網は表面に塗料が塗られていることが一般的です。

一応ハムスターには無害かもしれませんが、かじることで塗料が削られて、身体に入ってしまうのは決していいこととは思えません。

しかも、金網をかじっても歯の伸び過ぎ防止の効果は期待できませんし、また顎にとってもあまりよくありません。

本能的にかじるのが仕事のような動物ですので、ある程度ケージをかじるのはやむを得ない面はあります。

しかし必要以上にケージをかじるのはこうした危険な面もあるということを認識しておきたいところです。

そういう意味では、ケージではなく透明なプラスチックのケースなどで飼うのもひとつの方法かもしれません。


2.外へ出たい

単純に外へ出たいときにかじります。

ハムスターだってずっとケージの中にいるより、外へ出て自由に動き回りたいと思うのは当然です。

ですので、どうにかして外へでようとするのは動物としては自然な行動といえます。

ハムスターに限らず、動物は狭い所へ閉じ込められると外へ逃げようとします。

おそらく人間であっても部屋に閉じ込められればどうにかして脱出しようと思うはずです。

ハムスターにとって唯一最強の武器はかじることです。

外へ出たくてそこを食い破ろうとしてかじっている時に、かじり木などを与えたところで、かじることを止めるはずもありません。

自分の武器を使って外へ出ようとするのは、動物の本能としては当たり前のことですので、あまりかじるからと気にしすぎる必要はありません。

行きたい方向の部分をかじったりしますが、かじり慣れた特定の場所をかじることも多いようです。

かじって外へ出してもらうことを覚えると、それが癖になったりもします。

狭いケージの中で我慢することを覚えさせるか、必要に応じて自由に遊ばせるかは賛否のわかれるところですが、そこは飼い主が判断して決めるしかありません。

3.狭い所に入りたい

これも外へ出たいことと同じく、ハムスターの本性というべき行動です。

ハムスターは本能的に小さい穴や隙間に興味を示しそれを広げ入り込もうとします。

ケージから出して部屋の中で遊ばせるとお分かりの通り、部屋の隅などの狭いところに入りたがります。

ハムスターはとにかく狭いところにもぐりこむのが大好きです。

身を隠すのにれが一番安全だということを本能的に知っているのかもしれません。

このためケージの隙間や小さな穴を見つけては、そこをかじって広げ入り込もうとします。

きっとそこから外の空気を感じ、通り抜けよう、通りぬけられる、と感じていることでしょう。

ハムスターは目は悪くとも鼻はとてもよいので、かじったその先の世界に何があるのかさえ、もしかしたら感じとっているのかもしれません。

ハムスターという身近な動物にさえ、人間の理解を超えた能力があったとしても何の不思議もありません。


4.エサが欲しい

エサの催促でかじるケースもあります。

ケージをかじっているときにエサをやったりすると「ケージをかじる=エサがもらえる」と学習して覚えてしまいます。

人が見ているときだけかじるケースが多いので、よく観察していると何となくわかります。

ですので、必要以上にケージ越しにエサを与えたりすると、顔を見るたびにエサをねだられることになりかねません。

クセになってしまうと、エサをもらえるまでかじり続けるようになってしまい、今度はエサが貰えないことがストレスとなってしまします。

ですので、飼い主の姿を見えないようにするなど、多少の工夫も場合によっては必要でしょう。

外へ出してあげて、エサから目をそらすようにするのも、一時しのぎかもしれませんがやってみて損はありません。

とにかくハムスターはかわいいので、ついつい手でエサをあげたくなりますが、必要以上にケージをかじらせないよう気を付けたいところです。

ハムスターはかじる動物だと認識しよう

ハムスターがなぜケージをかじっているのか理由はいろいろありますが、ひとつ言えることはハムスターとはかじる動物であるということです。

ストレス解消や不満を解消させることは必要ですが、それでかじることがすべて収まるわけではありません。

飼い主にとってはケージをかじる姿を見て心配になりがちですが、かじらないのはハムスターにとっては逆にストレスです。

ハムスターにとってはかじることが外部に対しての一番の武器であり得意技です。

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