ハムスターが下痢した時の対処法

ハムスターの下痢への対処法4つ

最終更新日:2015年9月22日

ハムスターを飼うにあたって、一番気をつけないといけないことがあるのをみなさんはご存知ですか?

それは「下痢」です。

意外と軽く見られがちな下痢ですが、実はとても危険。

なぜなら、ハムスターにとって一番生死にかかわる症状だからです。

ハムスターは体の小さい動物でカロリーを消耗しやすい動物なので、下痢を起こしてカロリーが無くなってしまうと生きていられなくなります。

では、ハムスターが下痢をしたらどう対処してあげたらいいのでしょうか。

そこでハムスターにとって安全な対処方法をご紹介します。


1.下痢の理由は3パターン

ハムスターの下痢を認識したら、どうして下痢をしたのかを考えてみましょう。

主にハムスターの下痢の原因には3パターンあります。

まずは、牛乳やお菓子などの甘味料を与えすぎていること。

水分の吸収を阻害するような食べ物をとると腸は下痢を起こしやすくなります。

油分が多すぎるものを食べたときにも、下痢をしやすくなります。

こういった下痢を浸透圧性下痢(しんとうあつせいげり)といいます。

運動不足、ゲージなど叩くなど驚かす行為、ストレス、寒い部屋での放置などはなかったですか?

ハムスターはよく動く動物なので、食べるほうではありますが、食べ過ぎるといったことはありません。

食べてもカロリーが消費し、無くなったら食べるといった、もともとの野生の習慣があります。

よく食べるからと必要以上に与えすぎてしまったりすると、体が重くなって運動不足になってしまい体のバランスが崩れ、血流が悪くなってしまい、体が冷えてしまうのです。

そういった総合的に悪循環となり、下痢を引き起こしてしまいます。

こういった下痢を運動亢進性下痢(うんどうこうしんせいげり)といいます。

上記の理由が考えられない場合は、細菌からの下痢の可能性が高いと思います。

細菌やウィルス、寄生虫など体に危険なものが腸に入ってくると、その危険なものを体から追い出そうとし、水分や塩分までも必要以上に体から出してしまうため、原因がなくなるまで下痢は続いてしまうのです。

そういった下痢は止めてしまってはいけないので、仕方ないのですが、その分体がどんどん弱ってしまうので要注意の下痢です。

こういった下痢を分泌性下痢(ぶんぴつせいげり)といいます。


2.下痢をしたら、温かくして水分塩分を与える

まずはすぐに動物病院に行きましょう。

お医者さんの判断が一番大切です。

しかし、すぐにお医者さんにいけないときには、その間、応急処置をしなくてはいけません。

そのまま下痢のまま、放置しておくとどんどん体が弱っていきますので、すぐにでも処置してあげることが大切です。

ゲージはキレイか、掃除できているかをチェックして、大丈夫なら体を冷やさないように暖めてあげれるような準備をします。

例えば、タオルなどをひいてあげたりゲージの周りの柵の下半分を新聞紙などで囲むと、空気の気流が止まるのでゲージ内が暖かくなります。

水分補給としては、普通のお水以外に、キレイなお皿に薄めたスポーツドリンクを入れて飲めるようにしてあげます。

下痢などで必要以上に失われた水分や塩分を補給してあげましょう。

その時に、スポーツドリンクが冷えすぎていたりしないように常温であげます。

お皿は雑菌が増えると困るので、マメに取り替えてあげることも大切です。

3.ストレスを減らす

もともと臆病な小動物のため、少しの音や振動にも敏感なところがあります。

驚いたり怖がったりするので、安心するヒマがありません。

そういった環境のままでいると、常にストレスにさらされているので、体はどんどん弱って抵抗力が落ちてしまうことになります。

特に下痢はハムスターにとっては生死に関わる症状なので、すこしでも回復するように静かな部屋や、暖かい部屋、そっと静かに見守って体力が回復するのを待ちましょう。

また、体力を早く回復させたいからといって、必要以上に食べ物を与えるのは止めておきましょう。

もし、ハムスターが食べ物を欲しそうにしていたら、脱皮したてのミルワームを与えましょう。

ミルワームは消化がよく、高たんぱく高カロリーなので、ハムスターの様子を見ながら少量づつ与えましょう。


4.無理して病院に連れて行かず、様子を見る

下痢の原因が家にないと感じた場合は、病院で細菌検査などを受けて原因を明確にすることは必要です。

しかし家に原因の可能性があるのなら、取り合えず原因を取り除いて、体を回復させることがハムスターにとって良いこともあります。

体が弱っているのに、またゲージを動かされて、移動中の振動も弱った体にはかなりの消耗になり病院で見てもらうことがストレスになって帰ってくるというのは、ハムスターにとっては逆に命を縮めてしまう結果になる可能性もあります。

まずは、原因を考えて1日様子をみるというのもいいかもしれません。

下痢の原因を見つけて、その原因を取り除くことが大切

ハムスターにとって下痢は、とても緊急を要する症状なのでこちらも焦ってしまう気持ちになってしまいますが、下痢の原因が家にあるのに病院に行っても原因がわからずに、ハムスターにとってベストの処置ができていないこともありえます。

小さな体がさらに体力を消耗してしまうことにもなるのでまずは落ち着いて、ハムスターの様子を見ながら対処してあげることが大切です。

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