ハムスターって、ものすごく小さくて可愛くて、見ているだけで癒される小動物ですよね。
また、ペットとしても飼いやすいといった点から、若い女性の一人暮らしで、寂しさを紛らわすのに、人気が高いです。
そんなハムスターは、飼うのにケージではなく、水槽が適しているのをご存知でしたか?
そこで、ハムスターを水槽で飼うことのメリットやデメリットをご紹介します。
ガンガンとうるさくない
ハムスターは夜行性です。
昼間は寝ている可愛い姿を見せてくれますが、夜になるとその小さい身体の何処に体力があるんだと言わんばかりに動き回ります。
ケージですと、ハムスターもよじ登りやすく、どうしてもガンガンとうるさいんですよね。
マンションなどの集団住宅に住んでいますと、物音で何かペットを飼っているのではないかと、近隣住民にばれてしまう可能性もあります。
そこでオススメするのが水槽です。
水槽であれば、つるつるとしていますので、とてもじゃありませんが、よじ登る事は出来ません。
ですので、ガンガンとうるさい音を響かせる事なく、安心して飼う事が出来るのです。
可愛い写真が撮れる
せっかくハムスターを飼ったのであれば、沢山可愛い写真を撮って、SNSとかにアップしたいですよね。
ですが、ケージですと、金具が邪魔をしてハムスターの可愛い写真を撮る事が出来ません。
かと言って外に出してしまったら、写真を撮ろうとカメラを構えた瞬間に、何処かに逃げてしまう可能性もあります。
水槽でしたら、透明なケースの中にハムスターが入っている訳ですので、レンズを覗いても障害物がありません。
ですので、ものすごく可愛いハムスターの写真を何枚でも撮る事が出来てしまうのです。
ですが、水槽の光に反射をして、良い写真が撮れない可能性もあります。
そういった場合には、角度を調節するなど、ちょっと工夫をしてみましょう。
脱走しない
ハムスターの何が一番怖いって、知らない間に脱走をしちゃうって事です。
特にケージですと、何処に鍵をつけていたとしても、簡単によじ登って脱走をしちゃうハムスターもいます。
ハムスターは夜行性ですので、寝ている間に脱走なんてされてしまったら大変です。
翌朝起きてケージを覗いてみたら、何にもいなかったなんて事になったら、とても焦りますよね。
ですが、水槽であれば、まずツルツルとしていますので、到底よじ登ることは出来ないでしょう。
また、一応用心をして、鍵をつけておけば安心です。
ハムスターが脱走してしまいますと、それだけハムスター自身の命の危険にかかわるリスクも高まります。
何よりも大切なハムスターの命を守る為にも、脱走させない工夫をしてあげましょう。
可愛いグッズが使えない
ここまではハムスターを水槽で飼う事のメリットについて話をしてきました。
ですが、当然メリットもあれば、デメリットもあります。
それは、可愛いハムスター専用のグッズが使えないという事です。
ハムスターの専用グッズは、基本的にケージの金具に取りつけるような形をしているグッズがほとんどです。
せっかくであれば、可愛いグッズを購入して、お部屋のインテリアを増やしてあげたいのが親心ですよね。
ですが水槽はどこにもひっかける場所がありませんので、お水ですらセットする事が出来ないんです。
中には吸盤を利用して水槽に貼りつけるグッズもありますが、貼る位置が悪かったりしますと、その吸盤を食べてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
水槽でハムスターを飼う場合には、周辺グッズをどうするかを考える必要があります。
重くて移動が大変
水槽でハムスターを飼う事の最大のデメリットは、とにかく重いという事です。
たとえ水槽で飼うとしても、出来る限りハムスターには快適に過ごしてもらいたいですよね。
そこで少し大きめの水槽を購入したとしましょう。
すると、ケージに比べますと、ものすごく重いのです。
ですので、ちょっと位置を変えたいと思った時や掃除をする時なんかに、ものすごく辛い思いをする可能性がありますので、注意が必要です。
また、もち運びをする際には、細心の注意を払う必要があります。
水槽はガラスで出来ていますので、うっかり落としてしまったら、ガラスが割れてしまうかもしれません。
お部屋も散々な事になりますし、また、ハムスターもびっくりしてストレスが溜まってしまうかもしれませんよね。
ハムスターを水槽で飼う際には、その重さに十分気を付けるようにしましょう。
ハムスターのを水槽で飼うメリットとデメリットを考慮しよう
ハムスターを水槽で飼うと、うるさい音に悩まされる必要もなく、脱走される恐れもありません。
また、可愛い写真を沢山とる事が出来ますので、お友達に自慢する事も出来ますし、SNSに写真をアップする事も出来ちゃいます。
ですが、その反面、ハムスター専用の可愛いグッズを使う事が出来なくなってしまいますので、どうすれば良いのか考えてあげなくてはいけません。
また、掃除がしにくくなるというデメリットもあります。
このように、ハムスターを水槽で飼うには、メリットもあればデメリットもありますので、メリットとデメリットを比較して、水槽で飼うかどうかを決定しましょう。